3日目(7月12日)
そう言えば朝早くも治安良くないんだった。7時頃は明るくなってるしすぐ側だし
ミニスーパーへ行ってカフェラテとパイを買ってきて部屋で食べた。すでにお祝い
メールが数件来ていた(日本と時差7時間)。
今日はAVE(新幹線)とバスでグラナダへ行くのだ。例の改札の外にあるデスクの人に
AVEのチケットを見せると切符をくれた。AVEの駅までの切符だ。たった1駅なんだけどね。
そのアトーチャ駅に着き、改札を出てAVE用の駅へ移動する。またややこしいのが
列車によってホームの入口が2ヶ所に分かれている。入口には荷物検査がある。
日本も導入すべきだね。モニターを見てもどっちの入口から入ったらいいのか
分からなかったので、何となく奥の2階の方かと思い、入口にいたスタッフの
お姉さんに聞いてみた。「どこから入ったらいいのか分からないんだけど・・・」と
チケットを見せると、ここで合ってるとのこと。荷物チェックを通ると、ホームが
縦に平行に並んでる。
モニターを見ても自分の乗る新幹線がまだどのホームになるのか表示されていない。
わぁ、この表示を待たずして良かった。結構間際にならないと分からないんだね(^_^;)
無事に予約していた新幹線に乗り込むことができ座席は・・・車両の一番前の4人
向かい合わせの1席で荷物が置きにくいのでちょっと残念。まだ進行方向向きだから
いいっか。あと3席ずっと空席なら快適だけどそうもいかずコルドバだっけ私を含む
4席が埋まった。
本来ならAVEとは違う高速列車を使えばマドリードからグラナダまで1本で行けるらしいのだが、
数年前からその線路を工事しているらしく途中のアンテケラ・サンタ・アナ駅でバスに
乗り換えなければいけない。新幹線は定刻通りに運行されてたし、降りる駅も戸惑うことは
なかった。その駅のホームからもグラナダ行きだろうなというバスが見えその駅で降りた人
全員がバスに乗り込んだみたい。チケット見せることなかったけどそんなんでいいのか?
雨が降ってたのはコルドバの辺りだけだったようで、バスに乗り継いだ駅でも晴れていて
そこから予定通り1時間15分くらいでグラナダに着いた。グラナダの鉄道駅からは私にしては
珍しいタクシー利用。何だかめっちゃお喋りなドライバーさんのようで話したくて
仕方ないようだった。どこから来たの?から始まって日本、大阪くらいしか答える質問
来なかったけど。でも私がくしゃみを2回するとその度に“Bless you.”と言ってくれて、
日本ではなんて言うの?と聞いてきたので“Nothing.”と苦笑いしながら答えた。
パラドールまで16、17ユーロくらいかかると思ってたけど9ユーロもしなかった。ラッキー♪
パラドール玄関
ちょうど14時のチェックイン時間だったので早速チェックインを済ませてしまおうと思った。
チェックインのときにパスポートを見せるから今日が誕生日と気付かれるかと思ったら、
さっきまで英語で案内していた人は私が日本人と知るや日本語で手続きし始めた。
すでに1泊2食付きでカード決済も終わっているのにパラドールのレストランの宣伝をし始め、
もし良かったら予約をって、慌てて夜も朝も予約してあることを伝えた。大丈夫かいな。
応対は丁寧だがなんか通り一遍のような気がするなぁ。
部屋はたぶん他のパラドールほど広くはないのだろうけど、シティホテル並み以上の広さで
冷蔵庫やバスタブはなかったがコーヒーを入れられるポットとカップ、ミネラルウォーターも
2本置いてあった。壁にかけられたある1つの絵に惹かれた。というのもその絵の左下のほうに
“マグリットの9月16日”と英語で書かれていたからだ。
右下に画家さんの名前?よく分からない(^_^;) でも絵からしてマグリットの「9月16日」の
オマージュ!ああこれは私が泊まるべくして用意されてた部屋なんだわと解釈し感激。
さて部屋の中を一通り見た後は早速街に繰り出した。明日の宿替えのことを考えながら
中心地には歩いて下りた。
まず目指すはサン・ニコラス展望台。アルハンブラバスC1に乗るのだけどバス停にいたのはC2。
そのうちにC1のバスも来てドライバーさんからチャージ式のクレディブスという電子カードを
買った。こっちの方が楽な上に運賃を現金で払うより格段に安いのだ。
10分ほど乗ったところでバスを降り、「サン・ニコラス展望台」と書いてあるちっちゃな道標に
従って歩いた。見晴台にたどり着くと視界が開け堂々と正面にアルハンブラ宮殿が!
ひゃあ見晴らしいい~!
しかしお腹がペコペコだ。チュロスとかあったら食べたいものだ。この辺にCafeがあるの
だけど、、、ん?入っていいものやらなんか戸惑ってしまう・・・店員さんらしき人に
ジェスチャーで入っていい?と聞いたつもりがカフェラテか?みたいに聞かれて、うん、
カフェラテと言ったら中というか景色が見える辺りを指してどうぞと言われた。
コーヒーだけでなく何か頼みたいんだけどなぁ。
メニューを見るとチーズケーキらしきものがある。
うーん、ここでチーズケーキ食べてもなぁ・・・夜はお腹空かしておかないといけないし・・・
悩みに悩みカフェラテ以外は注文できぬまま何も食べないことにした。
街に戻りグラナダ大聖堂に入りたいと思いつつ建物が大きすぎて入場口がどこか分からず
そのうちにお土産屋さんに惹かれ雑貨を数点買ってしまった。
大聖堂見てからにしたかったんだけど(^_^;)
グラナダ大聖堂は英語の音声ガイドをつけてもらった。他はスペイン語しかないのと
つけなくても入場料は変わらないから。この音声ガイドがケータイみたいに耳に当てて聞く
タイプだったので片手がふさがってしまうのでうまく写真が撮れない。あっ!!そう言えば
自分のイヤホンを持ってきてたんだった。音声ガイドのイヤホンジャックに指して
(半)ハンズフリーで聞いた(持ってきたイヤホン、コードが短かった(苦笑))。
その方が音声もよく聞こえる。
※右下の外観写真はカメラフレームに収まり切れず2枚の写真の合成で歪んでる。
大聖堂はステンドグラスや彫刻、数々の絵画にまるで美術館にいるようだった。
その後、日本語情報センターで翌日のアルハンブラ宮殿観光のチケットと音声ガイドを受け取り、
再び翌日の宿替えのことを考えながら歩いてパラドールに戻った。
その前にせっかく音声ガイドを受け取ったのだから、早速チケットなしで行ける敷地内を
うろついた。もうかなり足もくたくたなんだけど。この音声ガイドの優れているところは
アルハンブラ宮殿だけでなく市街地の情報も聴ける点だ。さっきのグラナダ大聖堂もこれを
持ってたらなぁ。
そして、夕食。飲み物はパラドールワインを無難に(?)注文し、あとはどうして注文してよいか
分からなかったのでお勧めは?と聞いて、いろいろお勧めされたけど、どうやらオードブル、
メイン料理から一品ずつ選べるとのこと。オードブルはポーク(たぶん)とチーズのカルパッチョ、
メインはトマトソースがかかった魚料理を選んだ。ワインの次に運ばれてきたのはコース料理に
ついているパンとスープ(袋に入っているのは米菓子(?)のようなおかきよりは柔らかいもの)。
前菜来た!・・・頼んだ時点ではカルパッチョしか印象にないので、来たときの感想は“もっと
野菜多いかと思った”だったけど、早速食べ始めた。うーんこれも塩辛め。
ああ、でもオリーブオイル美味しい!テーブルにあるのはオリーブオイルだ。
自由に足していいのね。オリーブオイルを足したところで摂取する塩分が少なくなるわけでは
ないんだけどね。
前菜も綺麗に平らげた(基本的に残せない人)。またいいタイミングでお皿を下げてくれる。
メインもこれでしっかりボリュームはあったが食べられる量で良かった。向かいに見えるのは
ヘネラリーフェ(ナスル朝の別荘)。こんなところでゆっくり食事ができるなんて!
デザートはパインシャーベットにした。量的も味的にも安全パイだろうと。さらに保険に(?)
カプチーノも注文しちゃった。しかし、シャーベットはパフェみたいに登場したけどね。
ホワイトチョコ付きだったし。でもデザートは別腹よね。
ネットでもよく書かれているように全般的に特段美味しいというわけではないのだけど、
自分の誕生日を祝うにはこれで十分だったんじゃないかなと思った。
ディナーの後は、夜景を見に宮殿内を散歩した。昼間ほど人で混雑していないので、やっぱり
贅沢な時間だった。
そう言えば朝早くも治安良くないんだった。7時頃は明るくなってるしすぐ側だし
ミニスーパーへ行ってカフェラテとパイを買ってきて部屋で食べた。すでにお祝い
メールが数件来ていた(日本と時差7時間)。
今日はAVE(新幹線)とバスでグラナダへ行くのだ。例の改札の外にあるデスクの人に
AVEのチケットを見せると切符をくれた。AVEの駅までの切符だ。たった1駅なんだけどね。
そのアトーチャ駅に着き、改札を出てAVE用の駅へ移動する。またややこしいのが
列車によってホームの入口が2ヶ所に分かれている。入口には荷物検査がある。
日本も導入すべきだね。モニターを見てもどっちの入口から入ったらいいのか
分からなかったので、何となく奥の2階の方かと思い、入口にいたスタッフの
お姉さんに聞いてみた。「どこから入ったらいいのか分からないんだけど・・・」と
チケットを見せると、ここで合ってるとのこと。荷物チェックを通ると、ホームが
縦に平行に並んでる。
モニターを見ても自分の乗る新幹線がまだどのホームになるのか表示されていない。
わぁ、この表示を待たずして良かった。結構間際にならないと分からないんだね(^_^;)
無事に予約していた新幹線に乗り込むことができ座席は・・・車両の一番前の4人
向かい合わせの1席で荷物が置きにくいのでちょっと残念。まだ進行方向向きだから
いいっか。あと3席ずっと空席なら快適だけどそうもいかずコルドバだっけ私を含む
4席が埋まった。
本来ならAVEとは違う高速列車を使えばマドリードからグラナダまで1本で行けるらしいのだが、
数年前からその線路を工事しているらしく途中のアンテケラ・サンタ・アナ駅でバスに
乗り換えなければいけない。新幹線は定刻通りに運行されてたし、降りる駅も戸惑うことは
なかった。その駅のホームからもグラナダ行きだろうなというバスが見えその駅で降りた人
全員がバスに乗り込んだみたい。チケット見せることなかったけどそんなんでいいのか?
雨が降ってたのはコルドバの辺りだけだったようで、バスに乗り継いだ駅でも晴れていて
そこから予定通り1時間15分くらいでグラナダに着いた。グラナダの鉄道駅からは私にしては
珍しいタクシー利用。何だかめっちゃお喋りなドライバーさんのようで話したくて
仕方ないようだった。どこから来たの?から始まって日本、大阪くらいしか答える質問
来なかったけど。でも私がくしゃみを2回するとその度に“Bless you.”と言ってくれて、
日本ではなんて言うの?と聞いてきたので“Nothing.”と苦笑いしながら答えた。
パラドールまで16、17ユーロくらいかかると思ってたけど9ユーロもしなかった。ラッキー♪
パラドール玄関
ちょうど14時のチェックイン時間だったので早速チェックインを済ませてしまおうと思った。
チェックインのときにパスポートを見せるから今日が誕生日と気付かれるかと思ったら、
さっきまで英語で案内していた人は私が日本人と知るや日本語で手続きし始めた。
すでに1泊2食付きでカード決済も終わっているのにパラドールのレストランの宣伝をし始め、
もし良かったら予約をって、慌てて夜も朝も予約してあることを伝えた。大丈夫かいな。
応対は丁寧だがなんか通り一遍のような気がするなぁ。
部屋はたぶん他のパラドールほど広くはないのだろうけど、シティホテル並み以上の広さで
冷蔵庫やバスタブはなかったがコーヒーを入れられるポットとカップ、ミネラルウォーターも
2本置いてあった。壁にかけられたある1つの絵に惹かれた。というのもその絵の左下のほうに
“マグリットの9月16日”と英語で書かれていたからだ。
右下に画家さんの名前?よく分からない(^_^;) でも絵からしてマグリットの「9月16日」の
オマージュ!ああこれは私が泊まるべくして用意されてた部屋なんだわと解釈し感激。
さて部屋の中を一通り見た後は早速街に繰り出した。明日の宿替えのことを考えながら
中心地には歩いて下りた。
まず目指すはサン・ニコラス展望台。アルハンブラバスC1に乗るのだけどバス停にいたのはC2。
そのうちにC1のバスも来てドライバーさんからチャージ式のクレディブスという電子カードを
買った。こっちの方が楽な上に運賃を現金で払うより格段に安いのだ。
10分ほど乗ったところでバスを降り、「サン・ニコラス展望台」と書いてあるちっちゃな道標に
従って歩いた。見晴台にたどり着くと視界が開け堂々と正面にアルハンブラ宮殿が!
ひゃあ見晴らしいい~!
しかしお腹がペコペコだ。チュロスとかあったら食べたいものだ。この辺にCafeがあるの
だけど、、、ん?入っていいものやらなんか戸惑ってしまう・・・店員さんらしき人に
ジェスチャーで入っていい?と聞いたつもりがカフェラテか?みたいに聞かれて、うん、
カフェラテと言ったら中というか景色が見える辺りを指してどうぞと言われた。
コーヒーだけでなく何か頼みたいんだけどなぁ。
メニューを見るとチーズケーキらしきものがある。
うーん、ここでチーズケーキ食べてもなぁ・・・夜はお腹空かしておかないといけないし・・・
悩みに悩みカフェラテ以外は注文できぬまま何も食べないことにした。
街に戻りグラナダ大聖堂に入りたいと思いつつ建物が大きすぎて入場口がどこか分からず
そのうちにお土産屋さんに惹かれ雑貨を数点買ってしまった。
大聖堂見てからにしたかったんだけど(^_^;)
グラナダ大聖堂は英語の音声ガイドをつけてもらった。他はスペイン語しかないのと
つけなくても入場料は変わらないから。この音声ガイドがケータイみたいに耳に当てて聞く
タイプだったので片手がふさがってしまうのでうまく写真が撮れない。あっ!!そう言えば
自分のイヤホンを持ってきてたんだった。音声ガイドのイヤホンジャックに指して
(半)ハンズフリーで聞いた(持ってきたイヤホン、コードが短かった(苦笑))。
その方が音声もよく聞こえる。
※右下の外観写真はカメラフレームに収まり切れず2枚の写真の合成で歪んでる。
大聖堂はステンドグラスや彫刻、数々の絵画にまるで美術館にいるようだった。
その後、日本語情報センターで翌日のアルハンブラ宮殿観光のチケットと音声ガイドを受け取り、
再び翌日の宿替えのことを考えながら歩いてパラドールに戻った。
その前にせっかく音声ガイドを受け取ったのだから、早速チケットなしで行ける敷地内を
うろついた。もうかなり足もくたくたなんだけど。この音声ガイドの優れているところは
アルハンブラ宮殿だけでなく市街地の情報も聴ける点だ。さっきのグラナダ大聖堂もこれを
持ってたらなぁ。
そして、夕食。飲み物はパラドールワインを無難に(?)注文し、あとはどうして注文してよいか
分からなかったのでお勧めは?と聞いて、いろいろお勧めされたけど、どうやらオードブル、
メイン料理から一品ずつ選べるとのこと。オードブルはポーク(たぶん)とチーズのカルパッチョ、
メインはトマトソースがかかった魚料理を選んだ。ワインの次に運ばれてきたのはコース料理に
ついているパンとスープ(袋に入っているのは米菓子(?)のようなおかきよりは柔らかいもの)。
前菜来た!・・・頼んだ時点ではカルパッチョしか印象にないので、来たときの感想は“もっと
野菜多いかと思った”だったけど、早速食べ始めた。うーんこれも塩辛め。
ああ、でもオリーブオイル美味しい!テーブルにあるのはオリーブオイルだ。
自由に足していいのね。オリーブオイルを足したところで摂取する塩分が少なくなるわけでは
ないんだけどね。
前菜も綺麗に平らげた(基本的に残せない人)。またいいタイミングでお皿を下げてくれる。
メインもこれでしっかりボリュームはあったが食べられる量で良かった。向かいに見えるのは
ヘネラリーフェ(ナスル朝の別荘)。こんなところでゆっくり食事ができるなんて!
デザートはパインシャーベットにした。量的も味的にも安全パイだろうと。さらに保険に(?)
カプチーノも注文しちゃった。しかし、シャーベットはパフェみたいに登場したけどね。
ホワイトチョコ付きだったし。でもデザートは別腹よね。
ネットでもよく書かれているように全般的に特段美味しいというわけではないのだけど、
自分の誕生日を祝うにはこれで十分だったんじゃないかなと思った。
ディナーの後は、夜景を見に宮殿内を散歩した。昼間ほど人で混雑していないので、やっぱり
贅沢な時間だった。
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