♪シンガーソングライター★近井智沙子のブログ☆彡

シンガーソングライターは趣味と言い切る近井智沙子のちょっとした日常を書き留めます。

魅惑の青とオレンジへのモロッコ旅 6日目

2020-01-25 | 旅行
2020年1月2日

7時前でもまだ暗いので星空を見る。思ったほど星が見えないのは
細かい砂が浮遊しているからだろうか。あ、流れ星見逃した。

朝食は7時からというが本当に7時から食べられるかというとそうではない。
食堂に行くと案の定誰もいない。厨房で準備はしているのだろうが、
昨日の片付けも一部終わってない? 朝早いのは日本人ばかり;^^A
7時を少し回ったところでスタッフさんがビュッフェの準備をし始めた。
冗談まじりにもっと寝ててよ、早いよ~。俺眠たいよ~。なんて
スタッフさんが陽気に話しかけてくる。
だって、7時からって言ったのはそっちだから~!って言わないけど、
日本語で友達と喋ってた。

ヨーグルトがあったのでリベンジで食べる。モロッコヨーグルトは
柔らかい生クリームのような食感。砂糖入りだけど甘すぎないので
美味だった。

部屋ではWiFiが繋がりにくいので今のうちにマラケシュの地図を
読み込んでおく。

朝食後はアイト・ベン・ハッドゥへ! 朝日に照らされるオレンジ色の
要塞の村。格好いいでしょ。8時半だから登ってくる余裕あるよね。

川を渡れるように所々土嚢が置いてあるので渡ってみる。
ENTREEの看板を発見。でもそこから行こうと思ったら畑だしよく
分からなかった。外国人の団体客がいたのでついていく。
入り口が分かったらとっとと先を急いでいたら、後ろから呼び止められ
どうやら入場料がいるらしい。1人20DH。無料だと思っていたけど。

あとからガイドブックやネットで情報収集すると入り口は2つあって
比較的新しい石橋を渡って入ると無料で入場できる入り口があるらしかった。
何せメインイベントじゃないので重々調べもせずに来てしまったから。
でも安いものだし詐欺にあったわけでもない。

やはりここでも難攻不落にできているので油断すると行き止まりに
あったりして迷いそうになる。頂上へ達するとまた町一帯見渡せる。
いやあ、今日もいい天気だ。

降りてくる途中、絵のあぶり出しを実演しているところがあった。
ちらっと見ただけだけど結構ガスバーナーで直にあぶっていて、
インクの素材よりも紙の素材の方が気になった(調べても分からず。
やっぱ普通の厚紙か。ちなみにインクは砂糖水とかサクラン茶など)。

リアドに戻る途中にアイミーンにも会ったし10時を待たずして
早めにチェックアウトした。早めに出発だ。

モロッコの自動車道で最高地点となるティシカ峠を目指すので片耳栓
作戦で道がうねり始めると自然と目が閉じられる。
だから、気がつけば着いた(^^;

アルガンオイルができる行程が実演と説明付きでお店に案内される。
良質なのだろうけど、オイルは私は肌に合わないので興味なし。
その隣のレストランでランチ。チキンのタジン鍋とベルベルのオムレツと
スープ。このスープも塩味は薄かったが昨夜よりはマシだった。
車酔いは避けられているが相変わらずそんなに食べられない。
しかし、何にでもオリーブ入っているし、こんなに毎日オリーブと
オレンジを食べたことってないよな。

早く出たおかげでマラケシュにも早く着きそうだ。街が近づいてくると
おお?映画で見た景色?とか思っちゃってワクワク。予定より30分程
早く着いた。ここでアイミーンさんとはお別れ。交通量も多いし、
別れを惜しむ間もなくあっさり去ってしまった。そうか、だから昨日
一緒に写真撮ったりしたんだね。

早く着いたらまずはスーパーマーケットに行ってみようと歩く歩く。
暑い!20℃越えてるよね? 1.2kmくらいと思ってたけど1.5kmくらい
あったかなぁ。ばらまき系のお土産物色に。でもチェックのみで何も
買わず。ふむ、マラケシュは今までと雰囲気がまるで違う。大都会だ。

ホテルの方へ引き返してそのままスークを歩くことにした。私がフェズで
買ったストールをベルベル人巻き(私が勝手に名付けただけ)にしている
からか客引きもそんなしつこくない。

友達はお皿を買いたいようだ。ああ、この辺かな、映画で映ってたのは。
いや分からんな。でもあの雰囲気を味わえるのでテンションUP。
友達がお皿の品定めをしているときに私は一男にならないように
グッと堪える(苦笑) 私は男性陣へのお土産にニット帽を購入。

ジャマ・エル・フナ広場に出るとすぐに114番の屋台があって、
あっここだ!と指差したら客引きが来た(いや、今じゃないんだよ、
絶対行くから!) 私は絶対行くから!と言っているつもりだけど、
どうやら相手に聞こえておらず自分のセールストークに夢中(笑)
約束すると言って離れて、一旦ホテルに戻り、再びスーパーへ。

本当は別のスーパーへ行くつもりだったけど場所が分からず(迷った
わけではない。ガイドブックの情報が正確ではなかったのかも)。
さっき行った同じスーパーでお土産と翌日の昼食を購入。

また一旦ホテルへ戻ると午後8時頃。こんなに遅くなるつもりじゃ
なかったけど、お腹もぺこぺこ、114番の屋台へー。
これがまたスムーズに見つけられなかったのが不思議。
あ、もちろんこの屋台で健くんと一生さんがタジン鍋を食してたからね。

客引きしていた人いないなー。でも何とか114番の屋台の席に座ることが
できた。メニューを見て注文じゃなくて、タブレットに格納してきた
写真・・・映画のメイキングで一生さんが食べてるタジン鍋がはっきり
映っているショット・・・を見せて、コレと。

そしたら、「タジン?」「Yes.」「チキン & ベジタブル?」と聞くので、
いや、一生さんメイキングでソーセージと言っていたような。で
「ソーセージ?」って聞いたら「No, no, no. チキン & ベジタブル」
と言うので2年経ってメニューも変わってるんだろうな、OKとした。

そうそう、注文前にでっかいパンが出てきた。お腹空いてるけどこれまた
全部は食べられない。タジン鍋が出てきた、三角錐の蓋を取ると・・・
アレ?一生さんのより野菜の色味が明るい。まぁいいか。野菜たっぷりだ♪

それまで食べてきたタジン鍋が美味しかったから期待値上がっていただけに
あれ?となったが(苦笑)、また塩分が控えめなだけ。食べている間に
隣の席が空きメニューがあったので値段を確認した(50DH)。 確かに
ソーセージのタジン鍋はないようだ。

音楽隊とかやってきてやたらと盛り上げてくれる。手拍子でもノッたら
チップ請求されたけど、まぁ1DHくらいあげたよ。

お会計を済ませると夕方会った客引きの人がやはり覚えていて
「グッド・プロミス」と言うので、いやいや違うんだよ、来たかったん
だよという意味で、タブレットに格納してきた写真でまず114番の屋台が
分かるショット、次にその屋台を選んだショットを見せた途端、
わー、これ俺だ、どれどれ?おー、これは俺だ、これはアイツだ!
おい!こっち来てお前映ってるよ!と大興奮で大騒ぎ。

・・・えっとえっと、メイキングの映像なんだけどね(笑)
でも、そんな大はしゃぎするほど喜んでくれたので見せた甲斐あったよね。
私がこの屋台を選んだ理由はイマイチ伝わっていないだろうけど^^;

大騒ぎの末の写真(´艸`*)


その後友達がオレンジジュースが飲みたいと言ってくれたので、本当はそう、
一生さん達もやっていたようにオレンジジュースを買ってから屋台で食事
すれば良かったものをアセって屋台に駆け込んだのだ。

やはり生絞りのオレンジジュースは最高に美味しい~♪ そうか、蓋つきの
プラスチックだと5DHで(これだと他の屋台に行ける)、返却要のグラスに
注いでもらうのが4DHなのね。

これでやりたいことは全部できた? いや!やっぱりジュラバを買いたい。
一生さんもマラケシュで買ったし!

スークに入ったところで衣料品店がありジュラバいかが~と勧めてきたので
入ってみる。フェズで見た豪華な刺繍があしらえていたのは参考のために
値段を聞いたら500DHだったけど、シンプルなデザインのが見本で飾られて
あって、お店の男性は棚からいろんな色を出してきた。

一生さんがグレーを(なぜにわざわざねずみ男のグレーなのか)買ってた
から私も迷わずグレーを選んでみた。

ボアのブルゾンの上から被せてくれた。引き摺るかと思ったけどちょうど
いいサイズのを出してくれたみたい。ああでもつくづく値切るの下手だなー
と思った。やっぱり普段から値札ついたその価格でしか買わないもんね。
自分の財布にはディルハムがなかったので友達の余ってるディルハムを
一部買い取り支払った。

ホテルに戻り、まずWiFiのパスワード、朝食の場所と時間をフロントで
聞いた。でも、WiFiが部屋では繋がらないので、シャワーの後、廊下で
翌日のターキッシュエアラインのオンラインチェックインを敢行。
でも接続が悪いのかタブレットと相性が悪いのかそもそもシステム自体が
悪いのかマイレージの登録さえできない。しばらく頑張ってみたけど
諦めて部屋に戻る。たぶん時間は余裕持ってくれているから空港には
3時間前くらいに着くはず。だから大丈夫だろう。就寝。
コメント
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