♪シンガーソングライター★近井智沙子のブログ☆彡

シンガーソングライターは趣味と言い切る近井智沙子のちょっとした日常を書き留めます。

この夏のスペイン旅行 Vol.4

2018-08-02 | 旅行
4日目(7月13日)

昨日の夕食前にも宿泊者しか入れない中庭に行ったけど、朝早く起きて(と言っても
7時過ぎ)パラドール内と宮殿内を散策。おっとグラナダの朝は涼しい。昼間と同じ
格好していたら寒いくらいだ。

パラドールでの朝食はバイキング。品数豊富だが控えめに。小さなチュロスを取った。
昨日からチュロスが食べたくなってるんよね。もし機会がなかったらこれで満足することに
しよう。朝食後はすぐチェックアウトできるように荷物をまとめ、アルハンブラ宮殿観光へ。
いい天気!まずチケットが必要なアルカサバ(軍事要塞)へ。街が一望できる。
鐘の塔にも上った。ここの観光所要時間は平均50分くらいだと聞いていたけど人がまだ
少ないからか意外にスムーズ。私何か見逃してない?順路を飛ばさないようにくまなく歩いた。


アルカサバ

そしてアルハンブラ宮殿の心臓部ナスル宮殿へ。ここは時間厳守で私は10時半の予約。
時間の5分前でいいから並んでる先のスタッフさんにチケットを見せればいいからと
アドバイスをもらっていたので見せたら並べということで結局並んだ。夏だから
旅行ハイシーズンで平日でもすごい人。

私がアルハンブラ宮殿を訪れたかったのは大・大・大好きなM・C・エッシャーが
アルハンブラ宮殿のモザイク模様に影響を受けてあの数々の名画を残すことになったから。
エッシャーが夢中になるほどの幾何学模様をこの目で見ておきたかった。

観光客がうじゃうじゃいることを除けば、本当にナスル宮殿は素晴らしかった。
モザイク模様もレースのような彫刻も建物自体の造りも絵に描くより幻想的な空間を
生み出していて感銘を受けた。インスピレーションを得ただけあって、エッシャーの
いくつかの作品が頭の中にフラッシュバックしてきた。


ナスル宮殿(極々一部の写真です!)

ナスル宮殿の観光には1時間くらいかかると聞いてたけど、1時間半はいたかったな。
おっと、パラドールのチェックアウト時間は正午なんだ。やっぱりチェックアウトしてから
ナスル宮殿に行くべきだったかも。チェックアウトでは夕べのワインとカプチーノ代を
払って、荷物を預かってもらった。

それから残る観光関所はヘネラリーフェ。昨晩その別荘を眺めながら食事したんだよね。
これはこれで別荘に続く道が素敵な庭園続きで、息を飲んでしまう。人は水のせせらぎで
癒されたりするけど、珍しい造りの“水の階段”もよく考えられていて本当にゆっくりと
休息できただろうなと思った。別荘からは逆にパラドールを眺めたりした。
アスファルトではなく石畳を歩くから通常より足の疲れが早いね。


ヘネラリーフェ

朝から歩き通しだったから、1停留所区間だけだけど、バスに乗りパラドールに戻り
荷物をもらって宿替えだ。キャリーカートをつけてコロコロ転がして歩いて次の宿泊先
ペンシオン ランダフリに着いた。チェックインする。パスポートを提示すると
“Congratulations!”と言ってくれた♪ 前日が誕生日だったことに気付いてくれたのだ。
さすがはアットホームなペンシオン!エアコンはついてないが、グラナダは朝晩は
涼しいもんね。

さて、お昼にはやっぱりチュロスが食べたくなって、グラナダで美味しいチュロスが
食べられる店を調べて(と言っても、“グラナダ チュロス”でググって1番に出てくる
お店だけど)早速行ってみた。オープンテラスは満席っぽくてお店の中はガラガラで
一瞬入っていいのか躊躇したが、入って、「チュロス」と言うと「And chocolate?」と
逆に訊かれてすかざずYesと頷いた。

確かにネットで書いてある通り、断面が星型のチュロスではなく、中国の「油條」に
似たようなぶっとい“ポラス”というものらしい。濃厚なチョコレートにつけて
味わうのだけど、甘さは覚悟しながら一口目を食べると意外に甘くない!
わぁ!これは確かに美味しい!・・・しかしね、いくら美味しくてもこれが
おやつじゃなくて昼食でも1人でこの量は無理だった。

その後向かったのは、前日とは違うサン・クリストバル展望台。今度はC2の
アルハンブラバスに乗る。サクロモンテを通り、テンちゃん(=タブレット)の地図を
見ながらサン・クリストバル展望台近くの停留所で降りた。そこから少し歩くが、
昨日のサン・ニコラス展望台とは違い、誰もいなかった。アルハンブラ宮殿は近く
感じたけど数本の糸杉が邪魔だったからサン・ニコラス展望台の方が人気あるのは当然か。
サン・クリストバルについての音声ガイドを聞いてついでにサン・クリストバル教会に
寄ってバス停に戻った。

バスいつ来るねん?・・・30、40分くらい待ったかなぁ、ようやくC2のアルハンブラバスが
来て街に戻り、クレディブスは“Finished.”と言ってドライバーさんに渡し、デポジットの
€2を返してもらった。

その後、お土産屋さんを巡ってホテルに戻り、まだ聴いていない音声ガイドを聴いたりして
休憩し、日本語情報センターに返しに行った。そこで今夜バルのはしごをしたいので、
おススメのバルを聞いてきた。スーパーに寄って翌日の朝食を買って一旦ホテルに帰って
20時を過ぎて再び出掛けた。

グラナダでは20時から飲み物を頼むとタパスが1品無料でついてくるのだ。せっかくなので
スペイン語をトライしたい。1人なのでカウンターで飲むのがいいと思った。1軒目、
立ち飲みになるけど、お店に入って「Hola!」と元気よく挨拶し、「Vino blanco
(白ワイン)」と言った。隣には4人くらいのグループの日本人が座っていたけど、
特に話しかけることもなく・・・、立ち飲みとなった。白ワインも結構グラスが大きい。
タパス来た!うわぁこれがタダ!?ポテトチップスに生ハムとチーズをバゲットで挟んである。
お勘定も「ラ・クエンタ ポルファヴォール!」と言って通じた^^b €2.40なり。

二軒目、さっきよりは大きなバル。ちょうど入口に近いカウンターに1つバーチェアが
空いていた。今度は「ティント・デ・ベラーノ」に挑戦。赤ワインを炭酸飲料で割った
“夏のワイン”らしい。炭酸は苦手だけど、昨年氷結飲みまくったからちょっとマシに
なってるんだよね。タパスはツナかなぁ、煮物っぽい感じだったけど、塩辛くもなく味も
まぁまぁ良かった。けど、すでにお腹いっぱいになってきてちょっと残した。€2.25。


三軒目はホテルに近いバルにしたが、人気のお店か時間帯的にもものすごい人で賑やか
だった。「サングリア ブランカ」(白のサングリア)と言ったつもりが、何が
出てきたんだろう(苦笑) なんか赤ワインを炭酸か何かで割ってた。
白が良かったんだけどな。だってここはシーフードメインのバルらしいから。
タパスは3軒のうちで一番量が少なかったけど私には好都合。それでも残しちゃったけど。
「ラ・クエンタ ポルファヴォール」も聞こえなかったか、もう1杯かチェックか訊かれた^^;
€2.00。安いからいっか。バルのはしごも目標達成。ほぼほぼ満足でホテルに戻った。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする