弓のこと

以前から多少感じていたが、レッスンを再開してから特に気になる
弓の弾き辛さ。

何が気に入らないのか自分でもよくわからなかったので、先日
先生に相談してみた。
先生は実際に私の弓で弾いて、開口一番「あ、重いですね」と。
しばらく弾いてから「私の弓、弾いてみますか」と言ってくださった。

いいのかしら、と思いながら恐る恐る弾かせていただいた。
その時の印象は、
・しっとりした感じ
・吸い付くような感じ
・弾性？がある
・軽い
みたいなことだが、恐らく高価な弓なのでドキドキして、あまり
堪能できなかった。

そんなこんなで「新しい弓欲しい」となるわけだが。
ホイホイ買えるわけもなく。

ふと思いついて、前の楽器の弓を出して弾いてみた。
ずいぶん長いこと毛を替えていない。
毛が茶色になっていた。
音が出るかしらと思いながら弾いてみた。
軽くて意外と弾きやすい。

今の弓と弾き比べて、毛がボロボロだから強い音が出ないけど、
なんかこっちの方がいいかもという気がして毛替えに出した。

新しい毛になって、さぞかし弾きやすいかと思った。
が……、ダメだった。

軽い分コントロールはしやすいが(連続ダウンボウとか弾きやすい）
音が出ない！
弾性がないというかヘニョヘニョしててキリッとした感じがない。

結局また元の弓で弾いている。
この弓の強さみたいなものがわかった。
もう少し軽いといいんだけどな。
色々迷うところ。

ちなみに、先生が私にご自身の弓を持たせてくださったのは嬉しかった。
せっかくの先生の弓、もっと堪能できたらよかったな。


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レッスン日記６ リズム感アップ

重音強化週間は昨日で一応終わり。
かなりじっくり取り組んだとは思う。
ちょっと疲れた。

今日はレッスンだった。

スケール　
フラット６つ変ホ長調？３オクターブ、分散和音。
３度・６度・オクターブ重音ともに合格。
特に３度は１か月くらい同じのをずっと弾いていたので、ようやく
抜け出せた。
オクターブ重音は、今までで一番良かったと言っていただいた。
やった。

クロイツェル３２番
ひととおり止められずに弾ききった。
「前回よりずいぶんよくなりましたよ！」と言っていただいたが。
もう一歩音程を合わせましょう、スラーも滑らかにできるように
練習しましょう、ということで持ち帰り。

このために重音強化をしてきたが、成果は出ているものの
もうひと練りか。
わー、もう次回で終わらせたい。

ラロ
１楽章を通しで弾いた。
音程や技術的なところは色々問題があるが、表現部分では、
激しく力強く弾くところと、やわらかく優しく弾くところの対比を
もっと出す。
長く伸ばす音符を、ただ伸ばすだけでなくイメージして表情を
つける。
音の終わりがヒョロ～と抜けがちなので弾き切る。

そんなことをおっしゃりながら、先生が弾いてみてくださると、
本当に強い音は強く、優しい音は情感豊かで、ホ～～ッと聞き
いってしまう。
勉強になるなあ。

そして最後に「リズムが良いですね。崩れずに弾けています。
この曲、合っているみたいですね」と言っていただいた！
なんていう褒め言葉。
最初は三連符が弾けなくてギャーッて感じだったのに。
少しリズム感が鍛えられてきただろうか。


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わくわくスピッカート

スピッカートを練習している。
先生がおっしゃるには、まず弓を持たずに腕を「わくわく」の形に
動かしてみる。
わくわくの形というのは、子供が通っている音楽教室で「わくわく」
と歌いながら踊る腕の形と同じだったので名づけた。
全く分からないと思うが、この動きを口で説明しづらい。
わかちこ、わかちこ？みたいな感じ。

「わくわく」を徐々に小さな動きにしていって、行きつく先が
スピッカートらしい。
先生のお手本スピッカートから、わくわくを感じなかったが！
相当険しい道のりのような気がする。


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バイオリンを弾く体

ＯＬをしていた頃、肩こりがひどくてよくマッサージに行った。
仕事はＰＣを使ったデスクワークがほとんどで、マッサージの
先生に、「よくこんなに固まりましたね」と言われるくらいだった。

ある時マッサージ中に、
「何か上半身を使うスポーツをしますか？」
と聞かれた。
「しません」と答えると、先生は、
「下半身と比べて上半身の筋肉が発達してるんですよねぇ」
と不思議そうだった。

もしかしたらと思って、「バイオリンを弾きます」と言うと、
「ああ、それでか」と納得した様子だった。
バイオリンを弾く時に、重力に逆らって持ち上げたり動かして
いる筋肉が鍛えられるらしい。

本当かしら、と思ったけれど、先生は先入観なく指摘したわけで、
なんか体ってすごいなって思った出来事だった。


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みっちり練習

今日は午前午後ともみっちり練習。

練習終わりにクロイツェル３２番を録音して聞いてみた。
自分で弾いていて出来ていないと感じるところはやはり悪くて、
その他も所々微妙な音程が。

それでも、先日の録音に比べたらずいぶん良くなったとは思う。
まだまだ頑張って、できれば次のレッスンで３２番は終わらせ
たいなあ。
もうしんどいわあ。

今日はラロもかなり時間を使って弾けた。
私にはやはり難しくて、もっともっと練習時間が欲しい。
細かい部分は無心になるまで回数を弾いて慣れるしかない感じ。

でも、こういう雰囲気のコンチェルトは初めてで楽しい。
弾いていると作曲家の遊び心を感じたり。
良く弾けるなら自由に弾いていいよ、って差し出されているような
感じがする。
私はまだ音を追うのに必死だけれど。

曲の練習は毎回録音しているが、今日のを聞いていて、わりと
高音の音程が良くなったように感じた。

基礎練習の成果だろうか。
スケールはかなり高音までいくし、今の先生は音程にかなり
厳しいので、ずいぶん気をつけるようになった。
コツコツ積み重ねると成果も出るってもんかしら。
まぐれじゃないといいけれど。
たまには少しくらいいい所があってもいいよね。



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