野に還る

ペンタックスをザックに
野山に花や鳥、虫たちを追う。
身を土に返すまでのほんの一時
さあ野遊びの時間の始まりだ。

箱根仙石原から湖尻へ

2018-07-03 04:54:56 | ハイキング

 

  今朝がた起きたら日本がベルギーに2―0で勝っていた。処が僅か20数分の

間にたちまち3点取られて結局は2-3で負けてしまった。まぁ実力としては

こんなものだろう、いや寧ろかなり健闘した方だと思う。ワールドカップは「武器を

持たない戦争」と言われるらしい。もともと愛国心に乏しい私でも身を乗り出して

応援するほどなので、確かにそうなのだろう。ただこれで刺激された愛国心が

変に増大し暴走しないように気を付ける必要があると思う。

私的には今回のワールドカップ、日本の出ないゲームほど純粋に楽しむことが出来た。

 湿生花園を後にして、湖尻までのハイキングコースを歩くことにした。

 薄汚れた標識、湿生花園の混みようが嘘に思われるほど人気はない。

尚このコースは箱根ビジターセンターのHP内の箱根仙石原コースにある。

 

 芦ノ湖から発した早川に沿って歩く。見えてきた橋を渡り対岸へ。

 

 コースを右にそれていくと温湯(ぬくゆ)という湧水池がある。

 

 池の中では大きな緋鯉が悠々と泳いでいた。

 

 ほとんど行きかう人はない。暫くして大きな犬を連れたおばあさんとやっとすれ違った。

 

 花をたくさんつけて重たげなオオナルコユリ

 

 標識はしっかりとしていて迷うことはない。ポイントごとに地図もあって現在位置の確認もできる。

 この辺からはゴルフ場の間をずーっと通っていくことになる。

 

 3分の1ぐらい歩いてきたところでキジに出会った。藪から身を低くして出てきた。

 

 時折止まっては辺りをうかがう。

 

 よし大丈夫と思ったのか

 

 ここで当方に気づいたようだ。

 

 じっと窺っている

 

 こちらは一切の身動きを止め、無害を強調した。それが通じたのか安心して

渡りだした。

 

 

 普通人気を感じるとすぐに藪に逃げ込むはずなので、不思議に思っていたら

右手の藪の中に雌鳥がいた。こちらはゴルフ場のフェンスの中だ。

 

 愛くるしい顔をして雄鳥を待っていた。これは必死で渡るはずだと納得した。

 犬、キジと来たので、あと猿が出てきたら桃太郎のお供が勢ぞろいするのだが……。

 

 ゴルフをしたことのない私だが、カートが無人で運転されているのには驚いた。

 自動運転恐るべし!

 

 途中綿くずを纏ったような変な幼虫を見つけた。

 家に帰ってからネットで調べたところ、ミツクリハバチの幼虫とわかった。

 

 

 耕牧舎についてはここで。

 

 途中見かけた渡り蝶のアサギマダラ。なかなか止まってくれずやっとぶれた写真をだが

撮ることが出来た。

 

 日当たりのよい場所に生えていたヤマオダマキ

 

 箱根カントリークラブというゴルフ場

 

 芦ノ湖が近くなってくると早川は干上がってしまった。

 

  湖尻の水門が見えてきたところで2時間ほどのハイキングはお終い。

 

 ここからは車を置いたビジターセンターまで歩いて15分ほどだった。

 どうもPCの調子が悪く何度か中断してしまった。

  とりあえず今日はこの辺で。 

 

 

 

 


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