野に還る

ペンタックスをザックに
野山に花や鳥、虫たちを追う。
身を土に返すまでのほんの一時
さあ野遊びの時間の始まりだ。

雪国植物園

2016-04-09 21:22:40 | 散歩

  8年ぶり4回目の雪国植物園を訪ねた。前回は5月の連休中だったが、今年は

4月初めの来園。前回よりは4週間ばかり早いので、どんな野の花や生き物に出会えるのだろうか。

今回は雪国植物園とその景観を紹介しよう。

 新潟県長岡駅からバスに乗って30分あまり。宮本3丁目のバス停からは徒歩で7分。

 

 この植物園は長岡市の西方、北陸自動車道の近くにあり、長岡市から委託を受けて

 社団法人平成令終会が運営管理している。ちなみに令終とは終わりを善くする、すなわち「己の人生を全うする」という意味のようだ。

 その理念は一言でいうと「自然が主役」ということで、詳しくはこちらを参照のこと。

 

 雪国植物園のパンフレットには「残したい、そして伝えたい。ふるさとの自然、ふるさとの心」という言葉がある。

 

 言葉通りに見事に保全された里山の風景

 

  その活動を支えるボランテイァの人たちの基地。

 

 

 

植物園の広さは35ha。散策路はナンバーリングされていて初めての人でも迷うことはない。

辻辻には双体道祖神が配置され、案内表示がされている。

 

 来園者は私が初めて訪ねた8年前よりだいぶ増えたようだが、それでも近くの越後丘陵公園ほどではない。

 平日ならば今でも静かな自然散策や観察を楽しむことができる。

入園料は大人400円。開園期間は雪解けの3月下旬より11月中旬まで。

 

 木道に沿って咲くミズバショウ。

 

 

池ではカエルが鳴き、鳥たちが囀る。運が良ければウサギやリス、タヌキにも会える。今回は私は飛び回る番のリスに出会えた。

 

 雪国植物園には4原則が設けられてある。

 

 

 

 訪ねたのは4月6日、この地では三日前に咲きだした桜が満開を迎えていた。

 

 

 サクラの下には雪椿

 

 奥のなだらかな山道を登っていく

 

 

丘の上で突然展望が開ける。

 

 下に広がる里山を見下ろすとボランティアの人たちが作業中

 

 小高い山の上には岩野城跡があり、その近くには展望台が設けられていた。

 

 

 長岡市街と越後の山並みが見渡せる。

 

 植物園の周囲にものどかな田園風景が広がる。

 

 

 私は、着いた日には半日、翌日は開園から閉園の時までまる1日いたのだが、まるで飽きることがなかった。

 

 

 

 次回はたくさん見られた花や生き物たちの紹介を。

今回はとりあえずこの辺で。


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