FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<レッスン日誌>春休み体験@pump2

2012-04-16 13:22:47 | クライミングレッスン報告
4月3日(火)  メンバー:かずくん(小3)、トウジくん(小2)

春休みの体験キャンペーンレッスンの2回目。
今日レッスンに来たのは、ボルダリングジムFREEDOMでのスクール生のかずくんと、
初めてのトウジくんの2人だ。
かずくんは、いつものジムでは出来ないルートの体験にやってきた。

体験は1時間レッスンのため、時間が少し短い。
なので体操とストレッチは簡略版。
すぐにボルダーエリアに上がって、ウォーミングアップとちょっとした基本練習。
まだ小さい2人なので、基本練習もトラバース(横移動のこと。重心移動の練習)を3回と、
ボルダー壁のトップまで(上に登る練習。重心移動を生かして上手く登ると良い)を
3回登ってもらって様子を見ることに

初めてのトウジ君、なかなかスゴイ
力があるうえにコーディネーションが良く、重心の位置を良く感じることが出来るようだ
悪いホールドを持ってしまってバランスを崩すと、それを立て直すのにフラッキングなども自然と使う。

それを見ていたかずくんも「スゴイなぁ~
のんびり屋のかずくん。
筋力がまだないため、力を使わなければならないことや飛び降りることが苦手だ。
でも、今日はトウジ君に刺激を受けて頑張った

ルートはかずくんから。
彼らにとっては長くて高い、ギャラリーの壁に挑戦だ
何気なく取りついたかずくん。下部で行き詰った
それに少し怖い様子で、ピタリと動かなくなった
「あぁ、もーダメだ」とリタイヤ

入れ替わったトウジ君。
何とあっという間にトップまで登ってしまった
「ひゃぁ、スゴイ」とそれを見ていたかずくん。
「あー、もっと良く見てから行けば良かったな~」と悔やむことしきり。
かずくん、良いところに気がついたね
クライミングって、注意深く下見をして登り方をイメージすることがとても大事なんだよ。
準備が大事なのは、なんでも一緒だけどね


才能があるトウジ君。
その才能を伸ばせるかどうかは、本人の熱意とご家庭の協力体制がかなりのウエイトを占めるだろう。
逆に、今は力のないかずくんが、数年後にはその力をグンと伸ばしていることもまた充分ある。
子どもたちは周囲の環境で大きく化けもし、しぼみもする