FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<レッスン日誌>ダムキッズスクール

2010-02-25 20:31:42 | クライミングレッスン報告
2月23日(火)

今日は入会を決定しているハヤトくんとユキちゃんの二人だけ。前回までたくさんいたからちょっとさみしい気もするが、その分丁寧に教えられる
アップのトラバースでは基本ムーブ練習を少しづつ取り入れる。今日の2人はまだ低学年だが、この内容は高学年から中学生も練習する内容だ動き方のコツ、踏み替えや極小スタンスに乗ること、スタンスの見かた、ムーブの組み立ての基礎などをなるべく遊び感覚で練習できるようにしたい。なかなか見どころのある二人。これからが楽しみだ

知識の学習では、ホールドの種類と持ち方を2つ覚えた 今日覚えたのは、「ピンチ」と「ポケット」。

後半は課題もたくさん登った 2人とも、なんと一番やさしい課題よりもう1ランク難しい課題にチャレンジして、ユキちゃんは登れていたりしたからオドロキだ メキメキ上手くなってるね

スクール終了後、ハヤトくんの誕生会をした 


<レッスン日誌>体験レッスン

2010-02-24 23:23:06 | クライミングレッスン報告
2月21日(日)

毎月第3日曜の10じからの時間帯は体験レッスンを募集することにしているものの、ずっと申し込みが入らなかったため、最近ではレベルアップレッスンの申し込みを受け付けていた。
今日もとしや君のレベルアップの申し込みがあった後、初めて体験のお申し込みを受けた。体験に来てくれたのは今年長さんのかんご君。としや君の基本練習に混ざってボルダー壁のトラバース(横移動)にチャレンジ。なかなか力があって自分で動こうとする意志が強い。よく動けなくなってしまう子を見かけるが、彼の場合は自分で何とかしようとする気持ちが強いところが良い 失敗しても嬉しそうに何度も何度もチャレンジを止めなかった

としや君も小さな後輩を気にして良く面倒を見てくれた やはり様々な子供たちが一緒にレッスンをする機会を設けるのは大切だとひとり納得しながら微笑ましい気持ちで見守る。そんなとしや君も自分のレベルアップに向かって着々と課題をクリア。ルートではみんなが苦労しているタワーの赤/(10c)を1回でクリアした

かんご君はテンションの仕方を教わって初めてのルートにチャレンジ 今日は3本目のヌンチャクの近くまで行けたね。上手にテンションして降りることが出来ました


<レッスン日誌>チームFCC合同練習会

2010-02-23 23:43:19 | クライミングレッスン報告
2月20日(土)

今月から新たにユイトをメンバーに迎えて初の練習会。
今日のテーマは先日ノーズで練習したリードのビレイの練習と最低8本はルートを登ること。天気が良いというのにpump2は大混雑 本当はそのあとにボルダーでゲームをしたりしようと考えていたのだが、この混雑ではままならなくなりそうだ。

先ずは「ショートウェーブ」壁でビレイの練習。今月初め「NOSE」で練習して以来となるので思い出しながらの復習だ。pumpでは小学生同士で組んで登ることは禁止されているため、トップロープの「補助輪」付きだ。クライマーはロープの繰り出しなど、登る際に気になったことをビレイヤーに伝える。私からも立ち位置などの注意を受けつつ、何度か練習するうちにだいぶ思い出したようだった

その後のルートクライミングではみんななかなか積極的に自分の限界にチャレンジしていた。 コーヘイはショートウェーブの11aをトップリードでのリハーサルを経て成功し、いよいよ11に突入だ リズム、気持ち、集中、全てそろった内容の良いクライミングだったよ とは言え、私のプログラムにおいては、1本11aを登ったからと言ってそのままグレードを上げていくことはない。10c~dも登りこまなければならにようになっているので、まだ当分はボトムアップの時期が続く。 ユイちゃんはこの前神奈川の練習会でトライした「奥壁」の10cをレッドポイントし、「ツナミ」壁の11aもルーフの根元までノーテンションで行けた 最近、登りが見違えて来たよ ゴローちゃんも同じく「ツナミ」の11aを果敢にチャレンジ まだ身長が足りないため足自由でのトライとなったが、2回トライしてなかなか良い登りを見せてくれた。ユイトは10cを登りまくり、快進撃を続けている そんなみんなの頑張りに影響を受けたのか、ルート恐怖症のりんちゃんも限界グレード10dをリードで登ると言い、気持ちの入った良いクライミングで見事に登った

今日は保護者の方々もビレイを手伝ってくださり、大助かり 混んでいたためとみんなのチャレンジタイムが重なって待ち時間が多くなってしまったためとで、8本ルートを登った時点で練習会の時間終了 案の定ボルダーは出来なかったけれど、みんなそれぞれ自分の目標にトライして成果も出せたためか、満足したようだったね

練習会終了後、ユイト、りんちゃん、ユイちゃんの誕生会をしたみんな良く食べてたね~


<レッスン日誌>ビッグロックスクール・ルート館

2010-02-22 23:36:55 | クライミングレッスン報告
2月17日(水)

今日から新しい仲間が一人増えた 5年生の男の子モトちゃんだ。少し自信なさげな彼は、人前で何かをするのが苦手な様子。
でも、クライミングセンスはなかなか良い 基本の動き方の練習でなかなか良い動きを見せ、古株の仲間から「お~天才じゃーん」などと冷やかされていた。

どうもまだ基本のムーヴの練習で時間を費やしてしまうな~ やはり月2回だけだと練習する時間が少なすぎるかもしれない。
本当はビレイの練習に加えて一人につき最低でも2本はルートを登りたかったのだが、1本ずつルートを登った時点ですでに6時5分前 でも、今日は少しでもビレイ技術を覚えてほしかったので、簡単にやり方だけ練習してもらった。
早く子供たち同士で組んでルートが登れるようになってほしいな みんな真剣に取り組んでいたよ

スクール終了後、カエデの誕生会 近頃では皆が差し入れを持ってきてくれるのでかなり充実したお菓子の数々がテーブルに並ぶ。でも、食べ盛りの男の子たちにあってはひとたまりもない。あっという間に食べつくされてしまった


<レッスン日誌>レベルアップレッスン

2010-02-18 22:54:23 | クライミングレッスン報告
2月16日(火)

夕方6時半から中学1年のユイちゃんと5年生のゴローちゃん。
ボルダーでは2人で「赤課題対決~」ということでセッションとなった。
ユイちゃんが先に登ってしまったら、ゴローちゃんは「ナニ~」と悔しそう。
めちゃくちゃトライしていたけれど、今日はユイちゃんの勝ちだったね

ルートはユイちゃんは日曜日に神奈川ジュニア強化の練習会でトライした水色11aに
もう一度チャレンジしてみたい、と言う。
「上を目指したい、と思うようになった」と本人も言っていた通り近頃積極的に挑戦するようになってきたし、一生懸命に練習もし、まじめにトレーニングも続けている

多くの子供たちが中学生になるとクライミングを続けなくなってしまう。まだ市民権を得ていないクライミングはどうしても「学校」の価値観に勝てないのが悔しい。でも、ユイちゃんのように中学生になってもクライミングを続ける環境を自分から作り、積極的に関わってくれる子が増えて行ってくれると嬉しい。
「将来はプロクライマー」を夢見る小学生クライマー達の夢が続き、クライミングによって彼らが成長して行けるかどうかは、中学生になった時にいかにクライミングを続ける仲間が周囲にいるかに左右される。クライミングは他の部活の活動に決して負けない多くのことを子供たちにもたらしてくれるであろうことを私は確信しているのだが。

病み上がりのゴローちゃんはボルダー対決でヘロヘロ リードで5.8と10aを登って終了した。