FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<イベント報告>チーム夏合宿&サマーキャンプ2013③

2013-08-27 14:14:07 | 活動報告
チーム夏合宿2日目

朝6時起床。
みんな起きているかな?と廊下に出てみると、タクミが困った顔で廊下をウロウロ。。。
「どうしたの?」と声をかけると、「みんな起きてくれない。。。
部屋を覗くとコーヘイとたけくんが爆睡中
一度起こすが、目の覚める気配なし。・・・で、雷を落下
さすがに飛び起きた二人。そのままランニングへ。本当は水くらい飲んだほうが良いのだけれど。。。

女の子も集まって来て、ランニング開始。
今回、ユキちゃんがランニングシューズを忘れた
クラブの方針は自己責任なので、忘れ物をしたら参加できないことになっているのだが、
ランニングの場合は逆に「たすかった~、ラッキー」となると困るので、私のシューズを貸してランニング

宿舎から「風の吊橋」に向けて階段を下ったところで準備体操をし、ランニングを開始。
「風の吊橋」を渡り、公園内をぐるっと一周して来る。一周すると1キロ弱くらいだろうか?
小学生は1周、中学生は2周。

ランニングはたけくんが速かった 中学生と変わらないペースで走れていて、びっくりしたよ
コーヘイがみるみる強くなってきたのに比べ、タクミはまだ体が出来ていない様子
おそ生まれだから心肺機能もまだ発育中なのか、結構辛そう
しっかりした心肺機能を作るのには、今が大事だね

ランニング後、朝食。
今日のお昼ご飯の分まで、チーム小学生メンバーのママたちが用意して下さった
子どもたちは良く食べた・・・が、タクミだけが食欲がなく、自分の分が食べきれなかった
「あ~、弱いな~、オレ。。。」 と落ち込むタクミ。
普段からしっかり食べるように習慣づけようね

食後、少し休んでいたら、サマーキャンプの参加者が続々と到着し出した。
いよいよサマーキャンプに合流だ

~つづく~
*福山はしばらくスペインツアーに出るため、この報告も続きはツアー帰国後となります。
  しばらく間があいてしまいますが、またよろしくお願いいたします。


<イベント報告>チーム夏合宿&サマーキャンプ2013②

2013-08-26 12:37:14 | 活動報告
日中は暑いので、昼食をすませた後は涼しい食堂でしばしミーティング

サマーキャンプは生活の全てを子どもたち自身で執り行う。
小学生には保護者の方の同行をお願いしているが、大人たちは基本的に手は貸さない。
生活の係を決めて、各自がその役割を遂行することで成り立つようになっている
チームメンバーには、他の子どもたちに動いてもらうようにリーダーシップをとったり、行動の段取りを考えたりする練習もしてもらうので、各係りのリーダー役だ。

全体のリーダー役にタクミが恐る恐る手を挙げた
「いろいろ勉強したい」と、自信はあまりないけれど意欲的
よしその覚悟なら頑張ってやってみよう
補佐役のサブリーダーに仲の良いコーヘイ。
各部屋のリーダーも男子部屋は中学生2人が兼任。女子部屋のリーダーはユキちゃんとなった。

さて、食事作りの役割分担は・・・
野菜を切る係にユキちゃんとたけくん。
米を炊いたり配膳をする係の責任者にコーヘイ。
調理と味付けの係にタクミとのんちゃん、と決まった

同様に後片付けの時の各係の責任者も割とすんなり決定
みんなを上手に動かすことが出来るかな~

各係を決めた後は、買い出しをする食糧のリスト作り。
先ず食事のメニューを決め、それに必要な食材と分量を考えて決めて行く。
今年は総勢23人となる。人数が多いから、なかなか分量のイメージが浮かばない。
参考に一昨年前のリストを資料に挙げておいたので、子どもたちはそれを見ながら類推して決めた

さて、午後のクライミング。
腑抜けだったコーヘイもだんだんエンジンがかかって来て、午後は全員、充実したクライミングが出来た


午後4時にクライミング終了。みんなで使ったクイックドローなどのクライミング道具の後片付け


ちょっと一息ついたら、サマーキャンプの食糧の買い出しだ
私の車に子どもたちが乗って、近くのスーパーへ

買い出し中、ハプニング発生スイカ割り用のスイカがない
「どうしよう~ じゃ、リンゴとかを割る・・・?」
子どもたちのがっかりした顔を見るに見かね、みんなに買い物を続行していてもらって私が他のスーパーに走り、何とか調達

食糧を買い、イベント用の花火も買って、買い出し完了


宿舎に戻ると、ユキちゃん、たけくん、のんちゃんのママたちが夕食を作って待っていてくれた
食事を作ってもらえるのって、ありがたいよね

洗いものなど、片付けは子どもたちで


片づけがすんでからは子どもたちの楽しみな自由時間分かっていると思うけど、消灯は9時だからね
その間、大人たちは親睦会。
・・・と思ったら、思いがけないサプライズ
クラブの10周年を祝って、チームの子どもたちとその保護者の方々で記念品を
とてもと~っても、嬉しかったですよ~ どうもありがとう


~つづく~

<イベント報告>チーム夏合宿&サマーキャンプ2013①

2013-08-25 12:35:35 | 活動報告
チーム夏合宿1日目
8月16日(金)
メンバー:たけくん(小4)、のんちゃん(小4)、ユキちゃん(小5)、タクミ(中2)、コーヘイ(中2)

チームメンバーは、今日から2泊3日の合宿だ。
掲げた合宿の目標は
☆協調性の獲得
☆リーダーシップの発揮
☆生活面の自立

の3つ。

クライミングの力を伸ばすことは当然なので、目標には掲げていない。
チームの子どもたちは、保護者の方とも共同して私も全力で指導にあたっている。
ただ登れるようになるだけでなく、将来、しっかりとメシの食える大人にする
それがチームの子どもたちに対する私の指導理念だ。

もちろん、チーム以外の子どもたちにもそうなってほしいのだが、チームの子どもたちほど深く関わることは出来ない上に、全員にチームの子どもたちと同様のサポートをしていたら身がもたないので、全力サポートはチームの子どもたちに限らせて頂いている

3つの目標はすぐには出来るようにはならないだろうが、将来世の中に出た時に必要になてくることだと思うので忍耐強く繰り返し経験してくことが大事だろう

朝9時に山岳スポーツセンター正面玄関に集合。
荷物を研修室に置かせて頂いて、すぐにクライミングの準備だ。
今日は昼食時のミーティングをはさんで、午後4時までみっちり登り込む予定だ

暑いけれど、午前中で5本は登るように指示。
慣れない壁である上にテープがはがれている場合も多いため、グレードは不問。各自のチャレンジ精神に任せることにする。


JOCというジュニアの全国大会も終わり、腑抜けになったコーヘイ以外はテキパキと行動開始
大きな大会に向けて、本当にギリギリ頑張った後は、少しオフを設けることは必要だと思う。
コーヘイもJOCに向けてそれなりには頑張ったとは思うけれど、私から見るとまだまだ普段の努力が足りているとは言い難い。腑抜けになるにはまだ早いんだけどな~
ダラダラしているコーヘイに発破をかけ、コーヘイもやっとクライミングを始動

淡々と、でも意欲的に頑張っていた点で、ユキちゃんが印象的だ。
暑いけれど、それに負けることもなく、11台に果敢にチャレンジしてオンサイトをもぎ取っていた

JOCが終わったばかりだが、クライミングへのモチベーションが全く下がらないタクミも良く登っていた

昨年の合宿では、手足自由でもなかなかトップまで登り切れなかったたけくん。
今年は大きく成長し、化け出している
今年は10aも登れたね

初参加ののんちゃん。
いろいろなことが初めてなので大変だと思うのだけれど、楽しそうに頑張っていた
体が小さいので、遠い課題の多いここのルートは大変だったね 
でも、体を目いっぱい使ったり飛びついたりして、「何とかしよう」とする気持ちは立派だよ


それにしても、暑い
 ↓「うおーん。。。あづい~

熱中症が怖いね。水分補給の注意喚起と日陰で休むように口うるさく言うけれど、子どもたちはついつい忘れがち。
 ↓コラコラ!休む時や記録は日陰でね!

 ↓ここなら少しは涼しいね


12時に午前中のクライミングを終了。
お昼ご飯を食べに食堂へ。
照りつける日差しがない建物の中は涼しくて、ほっと一息

~つづく~



<アウトドアレッスン日誌>十里木ボルダー&川遊び ③

2013-08-23 13:01:29 | クライミングレッスン報告
お昼の後はしばし川遊びタイム

今までいた場所の近くで川遊びのウォーミングアップをしていた子どもたちも、
水着に着替えていよいよ本格始動だ

少し下流に行ったところに川の中に岩がつき出ているのだが、そこは腰くらいの深みになっており、流れも若干速い。
少し高い岩の上から川に飛び込んだり、淵の中を泳いだり、流れの急なところで流れに乗って泳いだり


暑い夏だけれど、川の水はさすがに冷たい。唇が紫色になって、体がガタガタいい出しても水遊びをやめたがらない子どもたちを説得して、やっと休憩。
お母さんやお父さんたちのいるところにしぶしぶ戻って来た。


体を拭いて乾いた服に着替え、おやつを食べたりして少し休んだら、再びボルダー
子どもたちはじっとしていることを知らないみたいだね

前半は小さい子どもたちの面倒を良く見てくれた中学生たちも、後半はクライミングに参戦


タクミは去年の宿題だった、右端の5級を片付けた 去年は初めての高さのあるボルダー課題へのチャレンジだったこととクライミング技術の不確定さのおかげで登れなかったが、今年は難なく完登 成長しているぞ
コーヘイは「深呼吸」1級にトライしたが 今日は登れなかった
JOCを間近に控えた中学生2人。今日は良いリフレッシュになったかな?
でも、リフレッシュを有効にするためには、その分普段のトレーニングも頑張らないとね
今回は指定した練習量がこなせないまま、アウトドアに来ている2人。
参加を許したのは、私も少し甘かった 次回からは、本当に参加を許可しないから、そのつもりで。
でも、正直、2人が来てくれて小学生たちも楽しかった様子
私もずいぶん助かったよ ありがとうね

小学生たちも指先を真っ赤にしながらも盛んに登り続け、大分外岩に慣れた様子

午後4時に解散した

<アウトドアレッスン日誌>十里木ボルダー&川遊び ②

2013-08-22 08:25:47 | クライミングレッスン報告
みんな一番低い岩の課題はすぐに登ってしまい、少し高い岩へ。
はじめは途中のガバでゴールとする。

のんちゃんとタイゴはそのガバまでをすぐに完登
一度登れても何度も繰り返して登っているうちに、かなり安定して動けるようになってきた
なので、その二人に「岩の上まで行きたい?」と聞くと「行きたい」と言う。
低いところで終わる時には中学生2人にもスポットに入ってもらったりしていたが、
大人の頭の高さより上に行くとなると、スポットは私に交替。

何度も行っているガバからマントルを返し、心臓をバフバフさせながら二人とも岩の上へ

二人ともなかなかやるな~

コージンとリューセイも頑張ったが、この課題は今回は登れず
でも、隣の少し高い岩の上に抜ける課題は完登出来たね

ひとしきり登り、誰かが「お腹すいた~」と言うので、少し早いがお昼ご飯


ご飯を食べた後は川遊びモードにシフト。
水切りをしたり、何かを探したり。

~つづく~