FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<レッスン日誌>レベルアップレッスン

2009-06-30 12:10:43 | クライミングレッスン報告
6月21日(土)

朝10時からシンシンとともあき君、ともき君の兄弟。

ともあき君とともき君は今日が初参加。
はじめの申込はともあき君一人だったけれど、ついてきた弟のともき君もやってみたくなっちゃった。
で、急遽参加。

先ずはボルダー。
1年生のともき君。
全く初めて、といういうけれどなかなか上手い。
1年生とは思えない動きだよ

ともあき君もセンスのある動きをする。
足の置き方も良い
今のうちに基本をしっかり身につけて、技術を磨いていこうね。

シンシンは今日でピンク課題をオールクリア
かなりクライマーの動きになってきて、片足踏切のデッドポイントなどのテクニックも駆使するようになって来た

ルートは新人君2人はギャラリーのトップを目指す。
兄のともあき君は白/(5.7)でトップまで行けた

1年生のともき君はほぼ8メートルの高さまで。
でも、ここまで行ければ第1段階の「ひよこ」は合格だよ

シンシンは5.9全制覇を目指して100度壁の黄色↑にトライ。
中間部の遠いところで動けなくなった
思いきって足を突っ張れば重心を移せたと思うのだが、その「ひと踏ん張り」が出せなかった。
降りて来てひっそりと悔し泣き
次は「ひと踏ん張り」が頑張れると良いね。


午後1時からはりえちゃんのマンツーマンレッスン。
破竹の勢いで快進撃を続ける彼女は今日でリードの5.7をオールクリアしたいと考えている。
なのでボルダーとルートの順番を変え、今日はルートから。
100度壁の黄色■を難なくクリア
あとは一反木綿の赤/を残すのみとなった。
でも、なかなか空かない
そこですかさず機転をきかせ、「じゃ、5.8に入っちゃおう
ということでダイヤモンドの緑■。
問題なく登った


3時からは当日申し込みを受けて、急遽みゆうちゃんのマンツーマンレッスン。
久しぶりのみゆうちゃんはかなり力もつき、上達していた
もともと股関節が柔らかく、柔軟な登りを見せる彼女だったが、上体の力がついてきたこともあってムーブがおこせるようになってきた
ピンク課題を4~5課題ゲットし、ギャラリーのトップまでも2回目のトライで成し遂げて一気に進級した
レッスンに来れない時もコツコツと自主練を欠かさなかったみゆうちゃん。
その努力の結果を今日は十分見せてもらったよ







<アウトドアの下見>小川山に行ってきました

2009-06-29 20:27:37 | クライミングレッスン報告
アウトドアを手伝ってくれることになったひろのちゃんと小川山の下見に行ってきました。

昨夜私の車で中野島を出発。
途中の高速のサービスエリアで車中泊して朝9時半頃廻り目平に到着
まずまずの天気です。

先ず、ルートのレッスンでどうかと思っていたリバーバンクエリアとボルダーの石楠花遊歩道エリアを偵察。

リバーバンクは渡渉が問題あり。
今は梅雨の時期のため川が増水していることもあると思われますが、
部分的に深く水量もあるため、少しリスクが高い。
なので、候補地としては見合わせることに。

石楠花エリアもボルダーが点在しすぎていて、移動が大変そうな点と
手頃な課題が少ない傾向にあり、こちらもポイントはかなり低くなりました。
蜂がたくさん飛んでいたのもちょっと嫌だったかな。。。

一旦キャンプ場に戻り、腹ごしらえをしてからスラブ状岸壁へ。
ここは以前ユイちゃんを連れて行ったことがあります。
「ウルトラセブン」5.7や「かわいい女」5.8などはスケールもあり、久々に登ってみたけれど結構楽しい。
特に「かわいい女」はムーブが面白くて結構良かった

また、「オーウェンのために祈りを」10cもトップロープでなら子供たちもかなり楽しめそうだし、
もっと左にある「Song of Pine」5・8や「穴があったら出たい」5.10a/bも
いかにも小川山らしいルートです。
こちらは短いから気軽に取りつけるでしょう。

やはり、ルートはこのエリアが良いかな?
ボルダーはやはりクジラ岩周辺かしら・・・?

雲行きが怪しくなり、風向きも変わってきたので下見はここまでにして引き揚げました。

車に乗って走り出したとたん
良い時に切り上げました。

帰りは3時間で帰宅
結構速く着きました

もう1回、今度はボルダーの下見に行かなくてはね。

<レッスン日誌>レベルアップレッスン

2009-06-25 13:30:12 | クライミングレッスン報告
6月20日

朝10時からはそうや君とユイト。
そうや君は先週キャンセルしていたのだが、どうやら風邪をひいて寝込んだらしい。
そのせいか、今日は調子が悪い。
「あ~体力が落ちてる~
そういう時もあるさ。
いろいろな状況を冷静に受け入れようね。
でも、そうや君はそういう気持の納め方が結構上手い

ユイトはチューブのオレンジ■がどうしても苦手。
でも、苦手なものも毎回練習しよう、ということで、必ず3回以上は取りついている。
今日は前回取れなかった箇所が取れるようになった。

筋力が少し弱い、という私の指摘を理解して、家でも体幹キープのトレーニングをしたり鉄棒でトレーニングをしている努力家の二人。
徐々に実力をつけて来てることが本人たちにも分かるらしく、それが地道な努力を続ける原動力となっている。
将来、これが実る瞬間が楽しみだ


午後1時からは急遽レッスンに入ることになったユイちゃん。
小学2年生の時から来ている彼女も中学1年生になった。

今日は3時からチームの練習会があり、ユイちゃんは1時からのレベルアップと練習会を通しで受ける。
体力付いて来たね
練習会に来るメンバーはユイちゃんのほかりんちゃんの予定。
こうへい君は前回のアウトドアのとき、レッスン後に遊んだ遊具で足の骨にひびが入り、今ギブス生活を余儀なくされている

今日やる内容を確認し、この1時間半はルートを中心に登り込むことにした。
テストあけでしばらく登っていない、と言うので簡単なルートを中心にフォームを整える。

・・・とりんちゃんのお家から連絡が入り、りんちゃんが風邪でダウンとのこと。
あらら。
全部で4時間半の今日のレッスン時間が全てマンツーマンとなった。

今ルートの力を伸ばしておきたいユイちゃんなので、今日は徹底的にルートを登り込もう。
前半の様子を見るともう少し内容の負荷を上げられそうなので、彼女にとって楽なルートで調整するという目標を変更し、
10cまでをピークに20本登ることにした。
ローカルエンデュランスの基礎体力をつけることが目標だ。

ユイちゃんは急な内容変更にちょっと面喰った様子だったが、「よし」と気持ちを素早く切り替えて取り組んだ。
20本達成
近頃悪い癖が抜けて、登りがきれいになってきた。
この調子で上げていけば、グンとひと伸びする時期が近々やってきそうだ







<レッスン日誌>ビッグロックスクール 6月

2009-06-24 11:08:01 | クライミングレッスン報告
6月17日

ルート館でのレッスン。
今日はyui、カエデ、しゅん君に加え、体験の仲間が2人。

体操とストレッチの後、まずはボルダーでアップを兼ねた基本練習。
体験のタクミくんとゆうた君はなかなか動きが良い

トラバース練習が済んだところで2つに分かれる。
スクールメンバーは左壁で「片足ケンケン」と呼んでいるフラッキングの練習をし、体験の2人は右壁で赤のテープ課題にチャレンジ。
フラッキングはしゅん君とカエデが苦労していた
月に2回のレッスンだけだとなかなか動きが体に入らない
ホントは自主練に来るとだいぶ違うんだけどな~
それでもみんな上達し、動きがクライマーっぽくなっているからスゴイ

さてルート。
待っている間は注意事項を守ってボルダーを練習していて良いことになっている。
では体験の2人から。
2人ともスラブをトップまで難なく登った

それを見ていたカエデ、
「ひぇ~オレ、頑張んなきゃ~
さて、カエデのチャレンジ
途中で何度も「あ~、怖い。。。もうダメ」と弱音を吐きながらも、
新人2人に触発されたのか、何と初めてトップまで行った
やった、おめでとう

しゅん君も「スラブのルートが変わったから、それをやる」と今日はみんなと同じスラブの赤■。
「前より登りやすい」とのこと。

yuiは迷った末、100度壁の5.9を補助ロープなしでリード
安定した登りでトップまで行けたどんどん練習して、もっと上手くなろうね。
yuiはセンスがあるんだから、上手くなるはず。
yuiが登っている時、しゅん君が「さっきの片足ケンケン、できたよ」と報告しにきた。
えらいぞ、あきらめないで努力したんだね。

yuiがロープをたたみ終えてボルダーの方に行ったら、新旧のメンバーがみんなでセッションしていた。
「緑にチャレンジしてるんだけど・・・ムズイね。」そうだね、赤、青、黄、緑の順だからかなりムズイよね。
でも、重心の移し方や甘いホールドの処理など、なんだか良い感じに練習になるようだ。
時間は過ぎているけどいろいろアドバイス。
みんなラストトライを頑張ったけれど落ちてしまった。
「せんせい、お手本見せて~
仕方ないなぁ、と取りつくとみんなががんばって張り付いていたホールドは、とーってもぬめっていた。
でも、「そっか~あーするんだ」「あれ、出だしはあっちだったんだ~俺ら、だめじゃん」「せんせい、がんばそのあとは誰も触ってないからぬめらないよ」などなど、みんなの反応が面白かった

挨拶して終了。
カエデが「スクールで一緒にやろうよ」と体験のタクミくんとゆうた君を誘っていた。


<レッスン日誌>アウトドア定期便・6月

2009-06-23 13:08:02 | クライミングレッスン報告
6月14日(日

梅雨に突入したけれど、ここ数日降っていない。今日もどうにか天気がもちそうだったので、意を決して決行すことにした。

午前10時に集合。
どうにか薄陽も射すまずまずの天気だ。
今日のメンバーはカナちゃん、アキちゃん、りょうこちゃんの女の子3人と、たっくん、ゴローちゃん、ミツキ、ユイトの男の子4人で計7人の子供たち。
そして大学1年のやよちゃんがお手伝いに来てくれた。

午前中は発電所エリア。
インドアと違って気をつけることなどを伝え、いざクライミング。
まずは簡単な課題からね。


次はもう少し難しい課題のある岩に移動。


さて、ユイトが「おなか空いた~」と念仏のように唱えるので、ふと時計を見るとちょうどお昼。
なのでランチタイムにする

お昼の後はみんなで川遊び。
ふだん裸足になることなんてめったにない子供たち。
裸足になって、どんどん遊べ~でも、足を切らないように気をつけてね。


ひとしきり遊んだら、「デラシネ」に移動。
午後はここで遊ぼう。

裏はスラブ、正面はハングのこの岩、いろいろ遊べて「ここ、楽しい」と子供たちに大人気
それぞれの課題に取り組んだあとは自分たちで設定したりして楽しんでいた。


クライミングのほかにも川藻を採集して「川藻だるま」を作ったり
↓これが「川藻だるま」

子供たちは思い切りアウトドアを楽しんだ一日だった。


どうにか一日天気がもって、車に乗ったとたん、大粒の雨
お天気も子供たちに味方してくれたんだね


追伸
今回の写真はミツキのパパとママが送ってくださいました。
ありがとうございました!いつもとは全く違うアングルで子供たちの様子が良く分かる写真満載でした!