FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<レッスン日誌>ビッグロックスクール&リードクラス

2009-01-27 23:06:23 | クライミングレッスン報告
1月21日

16時半からのスクール。

ビッグロックのボルダー館に、新しくスラブ壁が増えた。
名付けて「スラブ2(ツー)」。
今日のボルダーはここでセッション。
みんな最後まで諦めず、そして集中を途切らさずに粘り、最後には完登するなどして良いトライをしていた

ルート。
カエデは初めて赤■以外のルートにチャレンジした
高くなると怖さが出るカエデは、スラブ壁のトップに行けるようになるのに1年以上を費やした。
今のように赤■(5.7)を登れるようになるまで、ゆっくりだが実に一歩一歩、成長を重ねてきたのだ。
そして次のステップ、青■(5.8)にトライする決意をした。
今日は3分の1ほどの高さで青■はリタイヤしたが、途中から赤■にルートを変え、テンションすることなく登りきった

yuiも黄色/(5.9)をリードで登った
なかなかのクライマーぶりだったよ。
かつてはルートが怖くてテンション出来ずに泣いていたのに、と思うと感無量だ。
このまま続けてくれれば、将来絶対に良いクライマーになるに違いない。

しゅん君は青/(10a)にチャレンジ
手順が複雑なルートだったからちょっと難しかったかな?
ムーブをもっと練習して再度チャレンジしようね


18時半からはユイちゃんのリードクラスレッスン。
今日はママのビレイレッスンも一緒にすることに。

基本練習でアップした後、ママのビレイレッスン。
なかなか呑み込みが早いですよ
忘れないよう、何回か続けて来てくださいね。

後半はユイちゃんの10cチャレンジ。
目標ルートを先ずはトップロープで練習。
2回目でノーテンで行けたので、トップリードで練習。
クリップが入ると、やはりトップロープのときのようには行かなくなるよね。
次回はもう少し戦略を考えようね










<レッスン日誌>pump2キッズのためのレベルアップレッスン

2009-01-25 18:34:06 | クライミングレッスン報告
1月20日(火)

4時半からしょう君、たくや君。

たくや君はレッスンは2回目だが、キッズタイムにしばらく来ていた。
なかなか良い動きをするのと、登れない課題に打ち込むので印象のある子だ。

ボルダーは2人ともハングの課題で盛り上がる。
別々の課題なのだがスタートが同じ場所なので、一人が落ちるともう一人が取りつく、と言う感じでめまぐるしく入れ替わりながらトライ
まるでハツカネズミのようだ

ルートはしょう君が10aのリードに入る。今日はギャラリーの黒■が登れた


6時半からはミツキ、ユイト、そして中学生のセト君。
今日、ミツキはダイヤモンド壁の茶色■(5.9)が登れた
以前の出来なかった課題をまた一つ克服したね


神奈川ジュニア強化練習会

2009-01-25 18:20:09 | クライミングレッスン報告
18日(日)

神奈川ジュニア強化選手の合同練習会。
今日はほとんどの強化選手が集まり、総勢8人。
それに対しコーチは2名。
選手の保護者の方にビレイをお願いしたり、選手同士で組んで登ってもらったりしてまかなう。

選手たちには登ったルートと結果とコメントを記録してもらう。
月1回ペースなので、ここでトレーニングするよりも自分の現状把握に役立ててもらおう。
足りない、と感じた点は各自ホームジムでしっかりトレーニングしてほしい。

小学生はチームFCCからユイちゃんとりんちゃんの2名が参加。
ルート12本がノルマだが2人ともきっちりこなした
今回12本こなせたのはこの2人の小学生だけ。
あとは9本、8本、5本と続く。

本数が登れないのは、普段の登り込みが足りない証拠。
どうせコンペのときは1~2本登るだけだからいいや、という声もあるけれど、
スタミナがあるのとないのとでは、ここぞというときに絞り出せる力が全く違う
それに何日にもわたって行われるコンペでは、だんだん調子が落ちて行ってしまう原因にもなるのだ。

特に中・高校生男子は本数が少ない。
もっと体力をつけましょう

高校生の女子2人はだいぶ登れるようになってきたね
今度はもう少し筋力と柔軟性をつけると良いかな

小学生2人は淡々とよく頑張りました。
クライミングに対して前向きに、地道な努力する姿勢が出来てきたよ







<レッスン日誌>チームFCC合同練習会

2009-01-22 11:15:43 | クライミングレッスン報告
17日

クライミングを継続的に練習するようになり、トップロープレベルのファイルを終える子供たちが出てくるようになった。
次に進むのはリードクライミングレベルのファイルであり、そのファイルにそってクライミングを学ぶ子供たちはリードクラスとなる。

今まではリードクライミングレベルにいる子が少なかったので、トップロープクラスとリードクラスの2つであったが、今回リードクラスの中に新たに「チーム」を設けることにした。
よりクライミングに楽しみを見出し、あらゆる活動に積極的に加わり、自らのクライミング技術を向上させるための「努力」が出来る子供たちが、
お互いに良い刺激を与え合い、競い合い、支え合って共に育って行くための「チーム」である。
そこにはファンクライミングの子供たちとは一線を画する厳しい要求も出てくるかと思われるが、泣きながらでも乗り越えて行ける真面目さとクライミングに対する情熱があることが必須条件だ。

さて、今年から誕生した「チームFCC」のメンバーとなったのは、ユイちゃんとりんちゃん。
今日は、いつもはバラバラにレッスンを受けているメンバーが一緒に登る時間を得るための合同練習会だ。
(とは言え、彼女ら2人は神奈川のジュニア強化選手にもなってもらっているため、今までも月に1度は一緒に登っているのだが。)

年の初めであるので、先ず今年の目標をインタビュー用紙に記入してもらう。
その用紙にはクライミングに関する将来の夢と、もしそれを実現するとすれば、5年後、3年後、来年までに何をすれば良いと思うか?という質問もあるので、ついでにそれも考えていただく。
先生だけは見てもいいかな?コメントして返すから、自分のファイルにはさんでおいてね

アップはボルダーで基本から。
児童中期~後期で徹底的に身につけるべきは、何といっても基本の動き方だと私は考えている。
さすがに意識の高い2人は神経を行きわたらせて丁寧な動きをしていた

その後は主としてルートに取り組む。
普段のレッスンでは、ルートを登り込む、ということがあまり出来ない。
各々のファイルの進度に従って10b位までを6~7本ほど登った。

明日は神奈川のジュニア強化練習会。
明日もたくさん登るから、今日はこのくらいにしておこうかな




<レッスン日誌>pump2キッズのためのレベルアップレッスン

2009-01-22 10:32:31 | クライミングレッスン報告
1月17日

午前の部、としや君、ミツキ、ユイト。

ユイトがボルダーの苦労していた課題(チューブ白↑、ハング白□)を続けて2つとも登れた
足の位置やタイミングが分かってきたみたいだね

なかなか登れなくても、真面目に努力し続けていれば、ある日どかんと登れたりするんだよね。
だから、「継続は力なり」だ。


午後の部、辰巳シスターズ。

りょうこちゃんがグン、と力を伸ばしてきた
今日でハングの白□と↑を2つ登った
アキちゃんもカナちゃんも順調に力をつけて来ている
アキちゃんはアース正面のオレンジを登り、カナちゃんもまだ小さいのにハングの白↑を完登

3人とも楽しみながらたくさん登るから、力を伸ばすことが出来るんだね

ルートも全員リードクライミングのやり方に入る。
クリップの練習の後、トップリードでショートウェーブの紺/5.7を問題なくクリアした