FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<レッスン日誌>中級レッスン@pump2

2012-04-18 11:47:19 | クライミングレッスン報告
4月3日(火)  メンバー:ユイト(中3)

今週末に国体東京代表の権利をかけたボルダリングの大会を控えたユイトがレッスンに。
昨日から暴風雨の警報が出ていたため、予約していた子どもたちもキャンセルが相次いだが、ユイトは根性でやってきた。
なので、今日はユイトのマンツーマンレッスンだ。

ボルダリングの大会が近い、とは言え、その後もルートの大会が続くので、前半はルート。

ロボットの大会である「ロボカップジュニア」など、他の分野も積極的に取り組んでいるユイトは練習の時間の確保が課題の一つ。
加えてチームの中学生同士で行っている「部活」と呼んでいる自主練習会も、「受験」や各県の強化会などと予定が重なり、なかなかパートナーと都合が合わないという現状もある。
勢い、一人でも出来てトレーニング時間も比較的短くて済むボルダリングのトレーニングに偏りがちだ。
持久力の不足が今の彼の課題だが、中学生のユイトにとっては、ルートを登りこむのが最も無理のない方法と言える。


アップのあと、ツナミの12a緑■に取りつくが、何と中間部からテンションが入りボロボロ
登り方も重心が上がり、ホールドの保持にも力が入りっぱなしで、「持久力」というフィジカル的な問題と同時に技術的な問題もあるようだ。なにはともあれ、この力みを取り、フォームも楽なところは楽に行けるように改善しなければならない。
本当はツナミの長いルートを何本か登って持久力を戻そうと考えていたが、予定変更。
トップロープでやさしいルートを連続で5本登ることにした。
ルートはこれで終了。

ラストはボルダリングでのトレーニング。
ボルダリングの時間が少し短くなったので、1課題を3分間トライして3分間休み、また次の課題を3分間トライ…という感じでトレーニングすることにした。
大体2級くらいを中心に選んで行ったが、2級を1本一撃した
動きのキレが良くなっているし、パワーも上がって来ているようだね

週末の大会は楽しんで思い切り力を出しなね