FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

チームFCC合宿&サマーキャンプに行ってきます!

2010-07-30 09:07:32 | クライミングレッスン報告
本日より、秦野にある山岳スポーツセンターにて、チームの子供たちの合宿と、初級の子供たちのためのサマーキャンプに行ってきます。

本日はチームの子供たちの合宿で、JOC大会に備えていつもとは違う環境でオンサイトトライをたくさんし、あとは明日からの「サマーキャンプ」のためにルートを作ったりと準備をしてもらおうと思っていたのですが、あいにくの
仕方なく、今日はpumpで登りこみをした後現地に移動することにしました。

明日からは天気も良さそう
子供たち同士の輪が広がり、一緒に頑張って行ける環境が整って行くことを祈ります。

<レッスン日誌>レベルアップレッスン@pump2

2010-07-29 12:42:04 | クライミングレッスン報告
7月10日(土)

朝10時からはシンシン(小3)。ボルダーは白課題に進んでいるが、今日はハングの右側にある白が登れた
小学校3年生くらいになると大分力もついてきて、いろいろなことに対応できるようになって来る。
そしてルートはいよいよリードクライミングに入ってきた。
前回クリップのやり方を習ったから、今日はその復習から。
結構上手に出来るようになってきたので、今度はトップロープに確保された状態で実際にリードクライミングのまねごとをやってみる。考えることがいろいろとふえて、結構難しいよね
ダイヤモンド壁をトップリートで上まで抜けた

午後1時からはアリサちゃん(小4)とコーヘイ(小5)。
クライミングを習い始めた時から比べると上達の早いアリサちゃん。ボルダーは今日でまた1つ進級したコーヘイは以前からトライしている正面の茶色。良いところまで行くのだが、微妙な踏み替えで手がはずれてしまう
夏まではルートをメインにする予定なので、ボルダーは早めに切り上げてルートへ。コーヘイは以前東京都の強化練習会でボロボロだった11cを足自由でトライすることに。1回目は持久力が発揮できず別のホールドを掴んでしまった。
アリサちゃんは高いところが苦手で、以前はトップまで行ってもテンションして降りてくることが出来ず、下までクライムダウンして戻ってきていたものだ。が、今日は5.6のルートを登り、涼しい顔をしてテンションして降りて来た

コーヘイのところに戻ると、彼は静かに涙を流していた。彼曰く、「持久力…、と言うか、スタミナが足りない」とのこと。家でだらだらせずに、たくさん動きなさい、と言うと頷いた。次のトライをどうするか聞くと、さっきの11cをもう一度やると言う。トライの末、今度は足自由でレッドポイントした。彼のクライミングの記録には、「強い気持ちでトライすることが大事」と書いてあった

午後3時からは引き続きコーヘイとりんちゃん(中1)。
この回はルートから。コーヘイは100度の白/(11a)をトップロープでレッドポイントし、りんちゃんは一反木綿の10cをリードで登った。彼女も高いところが苦手で一時期全くリードクライミングを受け付けなくなっていたが、今はリードクライミングで登ることになれるよう努力し、少しずつ上のグレードにもトライできるようレベルアップを図っている。

そう、人生には自分にとっていやなこともたくさんあるが、それを受け入れられる自分を用意しなければ成長していくことは難しいのだ。がんばれ、みんな


<レッスン日誌>レベルアップレッスン@pump2

2010-07-27 11:17:08 | クライミングレッスン報告
7月9日(金)

今日はいつも来ているちかちゃんがお休みで、コムちゃんとともちゃんの中学生女子コンビだ。
2人はパンプの「キッズタイム」から一緒に来ていた仲良し。中学に上がって、私のレッスンを受けるようになった。

全然違うタイプの2人。
コムちゃんは運動大好き少女で活発。中学ではソフトボール部に所属している。一方のともちゃんは小学校の時から茶道部で、中学でも茶道部で活動。どちらかと言うとあまり運動を好むタイプではないようだ。
しかしクライミングは面白いもので、運動があまり得意でないともちゃんも、なかなか良い動きをする。それに対して運動好きのコムちゃんは力でねじ伏せていることが多い。ともちゃんは非力なために今は登れないことが多いが(あと、上履きであることも不利)、続けて行ければ上手くなりそうだ。

中学になると運動嫌いの女子は拍車がかかる傾向にあるから、何とか運動を楽しく続ける機会を持ってほしいものだね


調布花火大会

2010-07-25 11:45:49 | インポート
昨日は調布の花火大会。

夜までpumpで仕事なので、今年の花火は諦めていた。
レッスンの合間の休憩時間にふと聞こえて来たpumpのアナウンス。「本日午後7時半より3階ベランダにて花火大会観賞会を行います」とのこと。
最終レッスンが終わったのが7時40分。3階のベランダに行くと真正面に花火が上がっていたまさにあつらえたような特等席
しかもビールまで用意されていた

田んぼと畑の上を風が吹き渡って気持ち良い。
クライミング仲間と観る花火もまた格別だった。

なかなか良いサプライズ。席を設けてくれたpumpのスタッフのみなさん、ありがとう 楽しかったよ

<レッスン日誌>レベルアップレッスン@pump2

2010-07-21 10:58:27 | クライミングレッスン報告
7月6日(火)

夕方4:45からpump2「ちびっこクラブ」。トップレベルだけはヒートアップしているものの、全体的にまだまだ競技人口の少ないこのスポーツ、なかなか小さいうちから関わろうというご家庭はまだ少ない。4月にスタートしたこのクラスも、3ヶ月経ってもまだかんちゃん一人なので、かんちゃんはもとよりご両親ともに、いつまでモチベーションが続くかがちょっと心配 クライミングは認知度が低いだけに続けていくとどうなるのかということがイメージしにくい。なので一般のご家庭の理解度は決して高いとは言えないのが現状だ。ご家庭の熱心さはそのままダイレクトに子供たちに影響するから、お家の方々の応援する姿勢はとても大切なのだ。。。

さて、当人のかんちゃんは今のところクライミングへのモチベーションは至って高い。前回のレッスンでキッズプログラムのファイルを卒業し、お兄さん、お姉さんたちと同じ初級ファイルに入ったきちんと学習していくことの出来るかんちゃんは、なんと今日でホールドビギナー編カードのテストをクリアして合格 最初のステップである「ひよこ」レベルの全項目もスタンプをもらえて、初日にして見事「ひよこ」レベルを合格した

6時半からはユイト。いつもは中学生の3人がレッスンを受けにくることが多いが、今日はユイト一人だ。なので思い切りルートにチャレンジしてもらおう。ユイとの良い点はいろいろなことを受け入れられるところ。小学生のころは非力だったのでなかなか上手く出来なかった部分もあったが、えり好みをせずどんなことも淡々と受け入れて努力するので、総体的な力がつき、今ではかなり強くなってきた
さて、今日はJOCに向けて少しトレーニング的な要素も取り入れよう。JOCは、今までは誰でも参加できる大会だったが、今年からシステムが変わり、各都道府県の推薦枠の上位7名までしか出ることが出来なくなった。出られる、というだけでも良い勉強のチャンスなのだから、これを最大限活かして上達して行ってほしい。
ユイトは私の出した課題を全てこなして、最後はヨレヨレになっていたが、それでも楽しそうにチャレンジしていた