2006年度の
「日本沈没」の映画を
以前録画してありまして
やっと観ました
SF映画は大抵
「製作資金不足」のためかどうか
それ相応に作られていました
まともに観れるのが少ないのですが
この作品は40分位まで観て
なかなか
ストーリー展開も撮影も
「ソツなくて良さそうだナァ」と
思いました
そこで
一旦観るのをストップして
ネットで皆さんの感想を見てみました
まぁなんと、ボロクソでした
80%くらいの意見がこき下ろしていました
評価の低い多くの意見は
まず
共通しているのは
○1作目に学べとの指摘でした
他に
○ストーリーが原作と180度違うのがおかしい
最後には
草なぎ氏の命を落とす英雄的行動で
沈没を免れるので
「日本沈没」ではなく
「日本沈没か」であるとの指摘(ほぼ同感)
○草なぎ氏と柴咲コウ氏のロマンスは不必要とか(ほぼ同感)
○外国との折衝、政治的な動きの表現がほとんど希薄(ほぼ同感)
etc
確かに皆当たっています
わたしは
映画の始めの柴咲コウさんの
救助隊員時の声の迫力のなさで
興ざめでした
しかし
全体をみると
それはそれで
小松左京ならぬ
「小松辺京」レベルのまとまりだと
思いました
要するに
「異説日本沈没」と捉えると
それはそれでよく出来た映画で
面白いかナァと思います
但し
わたしが監督なら
シバサキコウは使いません
その前に
監督にもなれませんし
相手も出てくれません
所詮
その程度の人間の感想でした
トホホ
わたしが推薦するSF映画は
○2001年宇宙の旅
○米テレビのトワイライトゾーンから
レンタルビデオで観た
「さまよえる魂」45分程
○日本のテレビ「世にも奇妙な物語」から
「40年目の約束」沢口靖子
○以前(10数年前)テレビで放送された
「地球に落ちてきた男」
タイムスリップして長い期間が過ぎ
老人になって
やっと元の時代の我が家に
(多分)国家的シークレット待遇の
運転手付の豪華な車で戻って来た
妻も子供も
ひとりの見知らぬ老人として
優しく接してはくれたが
老人が夫であるとは解らないまま
ひと時を過ごして別れが来た
しかし
犬だけは解ってくれていて
去ってゆく主人公の
豪華な自動車を追いかけてゆく
○山田太一さんのも良かったです
作れる機会があれば
わたしなりのSF映画を作り
ネットにupしたいものです
そう
ローランドのコンテストに出したら
面白いかも
まぁ
「言うは易く行うは難し」
現実はキビシそうですが
夢は見続けるものでしょう
ちなみに
「日本沈没」のパロディで
「日本以外全部沈没」とか言う
小松左京氏公認の
筒井康隆氏の小説もあるらしい
この二人らしくて
よろしいなぁ~