早い梅雨の為棚が湿りがち
そうなってくるとあいつが現れます
そうナメクジです
長雨が続いた頃棚に行くと、ナメクジが歩き回ったような白く光る膜が張った鉢がちらほら見られました
ただその時は被害は無く、ナメクジのフンだけがそこら中に有り
根は齧らずに、わざわざその根の上にフンをしていました
鉢に付いた苔をだけは食べまくったような跡が残り
苔の方が根より美味しいのかな、これは薬を撒くより苔を増やす努力をする方が良いかなと思った矢先
その翌日に裏甲龍の根が根元まで齧られました
昔からあるこの木は中々仔も出ず、ずっと一本立ち
それが今年当りが2つ出て、一つは仔芽のよう
さらに少ないと思っていた根が2本も出てきたとこでした
これ以上ないくらいの殺意が芽生えた瞬間です
先日買った農薬と誘因殺虫剤でもって殲滅してくれる
一匹たりとも生きてうちの棚から出られると思うなよ
苔だけ食ってりゃ見逃してやろうと思って無理に殺さないでおいてやったのに(その時はただ散布が面倒くさかったともいいます

)
とはいえ恩を仇で返しやがって
そう思い散布用の器具に濃いめの薬を入れて棚に向かうとなにやら影が
寒冷紗の裏を見るとカナヘビがいてました
爬虫類好きな私は湧きあがった殺意もすっかり忘れ、写真に撮ろうとカメラを取りに走ります
そのくせ齧られた裏甲龍の根は撮影し忘れてます
人間が怖いものと認識していないのか、間近に近づいても逃げずドアップで撮れました
この子は蘭に被害を与えませんし、なによりナメクジも食べてくれそう
可愛い奴です、一時的に棚から追い払い農薬散布
カナヘビはその後も見るので無事だったのでしょう、同一個体かはわかりませんが・・・
間違って農薬のかかったナメクジを食べていないことを祈るばかりです
皆様も奴らの気配を感じたら早めの散布をお勧めします
なぜかお気に入りの根を狙ったように齧ります、スリップスも出ますしね