風蘭堂

富貴蘭のブログです

柄は沈んで葉はふるう

2012年07月28日 | 
 建国殿のNO1なのですが現在ほとんど柄が確認できません
写真を撮ったのは先月のこと、そういえば写真だけとって記事を書いてないことに気づき写真を見ると
この現状では記事にするほどのネタが無く考えても文章が浮かばなかったのでほったらかしにして
画像フォルダの奥底に埋もれてしまってました
今回それを掘り出しネタも少ないので無理やりUP



っと枕はこれくらいにして本文を書こうにも肝心のルビー根は写真が無く
親木にあったはずの縞も現在はほとんど確認不可能
仔に少しだけ紺覆がかかってるようにも見えますが強く押せるほどではありません



秋まで待って柄が冴えた頃に再度載せてみようと思ってさっき棚を見ると
一つ上の写真にもその片鱗が見えますが下葉2枚の色が黄色っぽく変色
これは秋にはガラッと雰囲気が変わりますぜぇ旦那
次回は親木3枚葉での登場をご期待ください
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派手に進行中

2012年07月27日 | 覆輪
 前回は少し紺が乗ってきたようだと喜んでいた富貴殿
その葉が成長するにつれ乗っていたはずの紺が地合に溶けたようになってきました
現在伸びてきた葉も次の葉もどの葉にもはっきりとした紺が見当たりません






3本とも幽霊街道まっしぐら
来て間もなく3本も仔が付いただけでも驚いていたのに
いきなり綺麗な覆輪に決まるほど日頃の行いは良くないはずだと思っていたら不安は的中
やっぱり木が若いうちに付いた仔は物になりそうにありません
おまけに親の天葉まで不安な紺乗り





来た時はとても良い紺乗りだったのに今では徐々に派手に向かっています
とりあえず仔までとは言わないので親の紺地を復活させていただきたい
がんばって紺を乗せてね富貴殿


そしてここからは蘭の要素ゼロの日記

春頃に私の娘の心を捕らえて離さなかった飛行機のおっちゃん
そのおっちゃんのことで新情報 (興味無いですよね・・・

でも書きます
先日嫁さんが娘と息子を連れて公園にお弁当を持って遊びに言ったときのこと
そのおっちゃんと公園に来るお母さん達とを初めに橋渡しをした方々と一緒になったそうです

その方々は今流行のロハスやマクロビといった事を実践してるお母さんの集まりだそうで
持ってこられるお弁当も自然食品だけで作られており
子育てに関してもかなりこだわりを持っておられる模様

自然は好きですがジャンクフードも大好き、あまりいろんな決め事が有るのが嫌いな私には未知の方々
この手の物をどうせ一時的な流行物だろうとバカにしてしまう癖のある私には
仕事の取引先なら「素晴らしいですね~」と愛想良く話せても
プライベートなら娘や息子を連れて公園で会ったところで会釈が限界だと思われます

そんな人達と飛行機のおっちゃんが何故か仲良くなり、それ以降周りのお母さん方にも徐々に受け入れられていったそうです


そのロハスな方々の子供たちが遊んでいるときのこと
おっちゃんはいつものように、
「横の池に鴨がいるで~」とか「桜に小さいさくらんぼができてるよ~」と声をかけてきたそうです
子供の遊び方などにも色々考えがあるそのお母さん方はそれを見て
「今は子供が集中して遊んでいるところです、声を掛けないで下さい!」と注意し
あとおっちゃんは小さい子と女の子は良く遊ぶけど、
ちょっと大きい男の子とはあまり遊ばないので公平性が無いといったことも加えて怒ったようです

嫁さんが最近おっちゃんを見かけないとロハスな方々に聞いたところ
上記のようなことがあって「ちょっとキツイめに怒ったから最近来てないわ~」とのことでした

正直複雑な心境ですね
まだ実際見たことも無いおっさんに娘がかなり懐いているのはちょっと嫌ですが
まったく悪気も無く子供を楽しませようとしたのに怒られ
接し方が不公平だとさらに怒られたおっちゃんは少しお気の毒

そりゃ憎たらしいやんちゃな男の子より、小さい子や女の子は可愛いですしね
鴨やさくらんぼを子供に見せたかったんでしょう
別に子供にいたずらをしたとか、しそうだとかいったことはまったく心配ない人だと嫁さんも言ってました

あまり落ち込みすぎて生きがいを無くしたとしたらかわいそうだと思う反面
生きがいは紙飛行機飛ばすことで見つければ~と思わなくもない私もいます

結果、しばらく公園に来ない間に娘がおっちゃんのことを忘れるのが良いかな

とりあえず富貴殿もおっちゃんもいろいろがんばれ


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やっぱり普通の花

2012年07月25日 | 
 前回アリをうちのベランダに呼び込んでいた海皇丸の付変り
付いていたでっかい蕾は勢い良く成長し満開
こんな大きな花を花芽が動き出してから2週間ほどで咲かせるのなら
葉の方もどんどん動いて欲しいものですがこちらは年に2、3枚
どう見てもエネルギーの無駄遣いに思えてなりません
ただそれほど増やす必要の無い木なら今年から花は出来るだけ咲かすようにしています
ベランダを占領している棚に何も生産性が無いと思われていますので
せめて花くらいは提供しようとの魂胆です





その花も変り花でも咲いてくれればと思ってましたが天咲きの普通の白花
それでもボリューム満点、太い花の軸は毟り取るときに木が折れるかと思うほど強靭に付いていました
花を毟り取ってからはアリの数が目に見えて減ったのでアリの巣コロリは使わなくてよさそう
無駄な殺生はしなくて済みそうです
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八千代?

2012年07月24日 | 
 その昔八千代柄の木を知り合いの棚で見つけわけてもらったものです
まだ蘭を始めてそれほど経っていない頃天葉に出たその柄に一目惚れ
とりあえず解らないなりに譲ってもらい5年以上作っていますが仔が一本付いたっきり
おまけに落ち着いてよく見れば多分これ建国殿じゃないんですよね
「この木からは絶対羆はでない」と何度か言われたのを覚えていますが
あれは「建国じゃないよ」との遠まわしな意味なのかと改めて気付いたのは買ってから半年は過ぎていました
そりゃ出ないでしょうよ
別に法外な値段で買ってないので楽しむ分には楽しめましたが
買った頃より冴えが悪くなった今となっては棚の片隅でほとんど自己主張も無く育っています





それでも一応八千代柄と呼ばれるような白いもやの様な柄は毎年天葉に現れます
芸の継承もちゃんとしており仔にも柄が見られます



天葉で出た柄はすぐに暗んでしまい下葉ではもちろん確認できません

これは何の木でしょうか
司光殿八千代と呼ばれるものか、西出の青なのか
私にははっきりわかりませんが、ラベルを替えるのは面倒臭いのでこのまま「八千代」で育てています
八千代芸には間違い無さそうですし・・・
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また葉が黄色い

2012年07月23日 | 
 去年の夏に葉が変色していた翠扇
大方の予想通りその葉は枯れて無くなり
親はずいぶんさっぱりとした姿になってしまいました
それでも被害にあったのは親だけで仔の方は問題なく育っています
一つ葉が切れているのは何かに引っ掛けたのでしょう
後は親の根元のスカスカの所に仔がまた付いてくれば最高なんですが、どうなることやら
そんな事を思いつつ棚でこの木を見ていたら
写真でも分かる下葉の先の黄色い部分が広がってましたので
近々またさらに貧相な親木になりそうです
今年何とか仕切り直して来年以降がんばって姿を整えます






ただ親の根元に仔が付きこのまま綺麗な株立に育てば良いのですが
そうなればさっさと割ってまた元の一本立ちになった姿が今から目に浮かんでいます
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荒っぽい台切り

2012年07月20日 | 
 この紅孔雀は預け先から帰ってきた後悲劇が起こりました
それが起こったのは植え替えの為汚れた苔を取り去り根の具合を確かめていた時
風があったわけでもなく、アル中で手が震えていたわけでもないですが
ポロッとが手から滑り落ち床に激突
まぁ別に驚く事も無い程のことですので拾い上げてみると、まだ大きな塊が下に残っています
手元の蘭を見ると当然のことながら有るはずの親木が有りません
かなり打ち所が悪かったのでしょう、根元からへし折れてました
ここ最近親の成長がやたらと悪かったのも、もしかすると元々軸が弱っていたのかもしれません
そう言えば上のほうから根を出していました



不幸中の幸いとでも言いますか、その上からの根が有ったのでそのまま寄せ植え
痛々しい切り株がうかがえます



植え替えて半月以上が過ぎましたが今も機嫌よく育っています
とりあえずは一安心
厄介払いが出来たと思っているのか仔の方もすこぶる元気
株としても逆にまとまって見えるので思い切った株分けが成功したことにしておきます
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バラバラ

2012年07月19日 | 覆輪
この春に元の姿からすっかり変わりました
前々から思っていたので、ためらう事無くメスが入り1鉢が4鉢となった西鶴
割ったのが6月の末頃でしたから既に半月以上が過ぎました
現状は大変元気です
芸の強く出た木とそれほどの木と有りますが
とりあえず付けはしっかり波に出ています
後は反り返るような露受けが出れば言うことなし


まずは親
付いた当りは反り返るような良い葉が出ています





来た時から紺地が強く芸も強く出た一番仔





一番仔と反対側に付いていた仔





上の仔の下に付いていた仔
この仔は根元に当りが2つ一気に増えそうです







割ったときはすぐにでも出品しようかと思いましたが
考えているうちに気温も上がりこの時期の発送はもう恐いので辞めました
ひと夏作ってまた秋にでもと考えています
情が移ったり、良い仔が出たら迷ってしまいそうですが・・・
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日向西出

2012年07月18日 | 覆輪
 ちょうど一年前にうちに来てこちらも冬は居候していた木で日向西出
その一年間で仔が一本付き元気に葉を伸ばしています
一見すれば紺地の強い西出のようですが良く見れば違います
何がどう違うのかと問い詰められると横を向いて無視しますが
相手が「やっぱり違うね!」言ってくれるとその言葉に乗っかって
「ねっ!チョット違うでしょ、そうなんですよ違うんです、わかります~!?」と言って楽しめる木です
その楽しみ方が正しいのかは置いといてアップの写真







少し違いますよね、ねっ!
そうは言っても来た当初は明確な違いは有ったのです





付けの上あたり各葉同じような場所に紅を差し、覆輪にも紅が乗っていました
変った芸で面白い木だと思い、この紅が芸なのかを尋ねると
「そうみたいだけどはっきりとは分からない」と主人の答え
とはいえここまではっきり出ていれば芸だろうと思い買ったのですが
秋になるとその紅はどんどん薄くなり
現在に至ってはまったくその痕跡は見られません
作ですかね・・・作ですよね

かなり日を取って育ててそうではあります
この木の上手な作り方および紅の乗せ方が解る方いらっしゃいましたらご一報ください
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もうすぐ満開

2012年07月17日 | 花物





青海とは違いこちらは毎年何本も花を付けてくれる翡翠
右の木が少し遅れていますが、花はもうすぐ満開
アップで撮ると光の関係で黄色っぽく写ってしまいましたが
実際は薄い緑が涼やかで大きく咲いてくれて大変綺麗です
根がルビーで良いとか、葉の柄が素晴らしいとかは一切分からないという嫁さんも
この木に関しては綺麗だと言ってました
やっぱり花は強いです





今年は左右の仔にそれぞれ孫仔が付いてやっと本数が増えそうで
長い間このままの3本立ちでしたから
今後この仔達が大きくなればさらに見ごたえのある花が見れることでしょう
花物が咲かないうちにあって毎年しっかり咲いてくれるこの木は貴重な梅雨時のネタとなっています
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仔が良くなってきたような

2012年07月14日 | 覆輪
 やっと付いた仔に期待していましたが継続失敗で西出になっていた銀世界
親の葉も下葉を少し毟りリフレッシュさせたつもりが
あまりうまくいかず今年も花芽が2つ
仔についていた当りも結局は花だったようで今でも2本立ち
中々うまくいかないものだとあきらめ半分で作っています
そんな木は大体取り出しにくい棚の奥の方に置いてあるもので、気付けば前回は2年前
あまり手にとって見る事も無く夏を迎えやっとの写真撮影



親の欲目でしょうか、仔が少し良くなってきた気がします
これならヤフオクでギリギリ銀世界で通るかも・・・
さすがにこの木をその名で出すほど恥知らずではないのでこのまま育てますが
うまい具合に親のような葉姿になって欲しいものです
細い銀世界の株立はよく見るのですが
この手のごつい銀世界はあまり株立にならないようで見かけません
価格も下がりきってますのでこのまま作ってみます
ただ新たな仔がなかなかでない
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