風蘭堂

富貴蘭のブログです

羆の青

2008年09月28日 | 
 秋の気配がしはじめましたが、蘭はまだ成長期
おもしろそうな仔を付けた羆の青です
 専門店のヤフオクできたときは3つ当たり の付いた1本立ち
葉には結構ものり、少しですが縞もある、いい雰囲気の木でした
 下の当りは一つは花芽、一つはしけってしまいましたが、
最後の一つが大きくなり始める頃
鉢を手に取る回数が格段に増えました
八千代柄なのか白縞なのか葉のに白いが上がり
これはすごいお買い得と思ったのもつかの間、
すぐに普通の羆の青なりました、
昔の名残の縞は今も確認できますが、
もうすぐその葉も落ちてしまうでしょう。
 もうこんなこともないのかな~と諦めて
鉢を手に取る回数も減ってきた今年の秋の仔はまた何やら良いかんじ。
 ぬか喜びは特技の一つなんで今年の秋も楽しめそうです。
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建国殿縞

2008年09月25日 | 
 昨日の夜は皆さん大いに盛り上がったようで、
私も少し入札祭りに参加しましたが、
とてもついていけませんでした。しかしすごい人気ですね~

 さてこちらは金兜のようにしっかり縞の入ったこれも建国殿です
きた時から残念な青の仔が付いてるのですが、
親木は文句なしの建国殿縞
仔にも縞が継続すればそれこそお祭り騒ぎですが
なかなかそうはいかないようです

青の仔とはいえ、よくみれば縞のような影はありまして、
今の天葉には白い縞も出てきました、今後が楽しみです。
仔の根も泥根は元気に真上に伸びたのに、
ルビー根は角度が悪く株の下に伸び、
どうしても写真には撮れませんでした、
来年はよく見えるところに根を出して欲しいものです。

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弥次郎兵衛

2008年09月22日 | 
 きた時の姿はまさにヤジロベーだった弥次郎兵衛です
一年後にはもうすでに誰も遊べないほどにバランスが悪くなりました。
葉が短くなるのはいつものことなんで諦めてますが・・・
それでもこの木は私に気を使ってくれたのか、
下から仔を出してくれました
うちで一から出た仔ですから
しょうもないミスでもしない限り
バランスが悪くなることはないでしょう。
まぁ親木の葉をどこかに当てて垂れ下がらせてるくらいなので、
この仔も不細工な格好になるのもそう遠い日ではないのかもしれません。

暑い日がまだまだ続きますが、
なにやらヤフオクで心をくすぐる3品種が出品がされており
休み明けは暑い夜になりそうです
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建国殿縞

2008年09月19日 | 
 専門店の方が出品されているヤフオクでうちに来た建国殿縞です。
その葉には縞がけっこう入り、価格もそれなりでしたが、
いまだにルビー根は出ておりません。
これからも出ないのでしょうか、その前に建国殿なのか、
軸の汚れや葉のも有りますし、結構名の通った業者さんなんで
大丈夫かな~とは思っているのですが・・・。
 秋に来て次の年の春にやっぱりあっさり作落ち(ショックでピンボケ)させ、
葉をかなり無くしましたが、
何とか元の姿に戻ってきました。
天葉から3枚目の付けの傷は、この葉の次の葉が出る頃
柄を確かめる為に下の葉を左右に開いた時
開けすぎて切れてしまいました。(よくします)
そんなおバカな仕打ちにもめげず
今年は景気良く2本の仔を付けてくれました。
その上の仔がまた素敵な雰囲気を出していて、
覆輪の様に葉を伸ばしています、
後はルビー根だけ、来年こそは!!




 
そうは問屋がおろさない







でもおろして!!! 


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建国殿

2008年09月14日 | 
 何年か前風蘭三昧さんがオークションで出品された建国殿セットで
うちに来た建国殿達です。
 1鉢に8株程入ってた為切り込みの縞や、
結構しっかりした縞などが入った木がありまして、
成長期には楽しませていただいてます。
その中でもちょっとおもしろそうな建国殿達です。
 この木は仔吹きも良く2本まとめて上下に仔を付けましたが、
その上の仔には紺覆状の柄が出て何やら楽しめそう。
 この木は八千代柄が天葉に現れまして残ればいいんですが、
これは無理ですね~ 
次の木はよく見ると親木の下葉にはっきりと縞があり、
期待していましたら仔にも縞状のカゲが、
これからもっとはっきりと冴えてくると思います。
いや冴えてくるでしょう。っとゆうか冴えてください。
 合計すると割れるような木が10本以上になりましたから、
その年でいくつかは、おっっ!!と思うような柄が出てきます。
 しかし葉っぱに縞が出たと喜んで蘭をみてる私を、
洗濯物を干しに来た嫁が、珍しい動物でも見るよな目で見ております、
せっかくの休みに遊びにも行かず蘭の葉っぱや根を眺めて喜んでいる
やっぱり変わった趣味ですかねぇ~
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東出都

2008年09月11日 | 覆輪
 2年前祖父の家に年始の挨拶に行ったときの話
その時に祖父の家の屋上を見ると数鉢の風蘭がありました、
聞くと一時期風蘭にはまっていたとのこと
 親父は山にオフロードのバイクで出かけるときは
できるだけ道だけでなく木の上も見て
蘭を見つけてくるよう無茶を言われてたそうです。
 そんな祖父ももう九十歳近く、
私が蘭を始めるまでその趣味を続けて欲しかったですが
十年以上前に十鉢程を残して全て手放したそうです
年が年ですし、もう捨て作りになっていたので
強い木だけが生き残りほとんど枯れたようでした。
その挨拶の帰り生き残った数鉢の中から
一鉢もらってきたのがこのおそらく東出都です。
(札も何もなく手に入れたのもかなり前で名前は分かりませんでした)
きたときはすでにかなりの古木で
根元に小さな当りが1つ付いただけの寂しい木でしたが
うちになじんでくれたのか、今まで生き残った強靭さか
一昨去年今年と順調にふえてくれました。
先日この木を見せに行くと祖父はえらく喜んでくれまして
半世紀も年の離れた祖父と同じ趣味を持つとは
夢にも思わなかったな~と和んだ一日でした。
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裏甲龍

2008年09月08日 | 
 先日の建国殿羆のとこで書いていた続きです
それまで蘭は温泉の足湯程度に楽しんでた私を
腰辺りまで沈めた裏甲龍です。
(変換すると裏交流と胡散臭くなりました)
 チャボで立葉で葉裏にはすべて甲龍が入り、
所々に墨を流し、完全な青軸青根
それとうちに来てからは咲いたことが無いのですが、
花も結構な変り花らしく、そうとう多芸な木です。
 さてこの木根下ろしは良いのですが、
葉の成長が相撲協会の対応くらい遅いです。
そのためきた当初は葉を積んだ独特の形でしたが
去年一度に数枚葉を振るったこともあり
今は迫力がすこしなくなりました。
そのときから付いていたは、
いまだにこの大きさ、
今年はやっと自分の根を2本ほど下ろしたので、
来年からはそれなりの成長が見込めるかもしれません。
当りもあるのですが、
この分ですと蘭の形になるまでで
4、5年位はかかるでしょう。
 思えばこの木が私の好みの源かもしれません。
今年は去年の作落ちに懲りて作場も少しいじったので
この当りが立派になる頃までには
なんとかきた時の姿まで戻してみます。

 
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大無双

2008年09月05日 | 
 最近うちに来た大無双です。 
名前がよく似た品種もあり、名前のインパクトが
いまひとつパッとしないのがもったいない気がします。
(付けた方すいませんm(_ _)m)
この木は写真では分かりにくいかもしれませんが
小さい物が多い大無双の中で結構大きいのです。
(一番上の葉で長さが25mmほど)
元親の紅孔雀の面影の羅紗地でV字の葉や
コロッとした姿と
波に決まった付け
葉を積み舞鶴のようにうねった姿が
私の好みをくすぐり、すぐに購入してしました。
まだうちに来て間もないので成長は来年の楽しみです
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銀世界2

2008年09月03日 | 覆輪
 ブランドの好きな方などは、バッグなど何個ももってるのに
新作が出るとまた買ってしまう。
 私には理解できないなどと思っていたのは蘭を始めるまででした。
それ以上に理解できない行為(病気?)が、
「うちに同じ木があるにもかかわらず欲しくなり買ってしまう病」
結果が2本目の銀世界です。
芸もほとんど1本目と同じで2,3年たてば見分けが付かなくなりそうですが 
なんといっても姿がかっこよかった、
最初の木も良かったのに、「こんなしっかりして良い型の木は最近少ない」とか
「お値打ち品だ」とか言われてあっさり買ってしまいました。
 そんな銀世界ですが、ことしの5月にきて
3ヶ月で葉が2枚、まだ成長期は残っていますし
今年の成長が楽しみです。
ただ子芽は付かず、付くのは花芽ばかりですが・・・

銀世界鉢数ふえても仔はふえず
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倭王 三角弁慶

2008年09月01日 | 
 いろいろ名前があるそうです
うちでは一応きた時の名前で倭王にしてるのですが
みなさん三角弁慶とされてる方が多いようです。
せっかく作った札を変えるのは嫌なんでそのままです。
名の由来は三角半島で採れたから三角弁慶だとか、
珍しい理由は
葉っぱの断面が三角だから三角弁慶だとか

じゃあ倭王はなんでやねん・・・
見た感じか・・・
「三角弁慶またの名を倭王」
なんか二つ名みたいでかっこいいですけどね
ちなみにここで調べると
私の二つ名は「地核昇華」らしいです(意味は無いです)

話は戻ります
 分けて頂いた方の棚にあった親木はやはり倭王の札で
それはそれはまさに王の字が付くにふさわしい大きさでした
あれなら倭王で雰囲気と名前がぴったりなんですが
うちのはもう一回りは大きくならないと弁慶丸の親分どまりです。
うちの弁慶丸はやけに小さいですが。
それはそうと、この木やたらと仔吹きがいいようで2個当りつきできたのですが
すぐに反対側に仔を付け3つも仔を付けたものだから
子育てにおわれた親木はますます成長を鈍らせ
迫力の無い天葉を出しています。
ともあれ仔を出しているのですから
贅沢な悩みだとは思いますが
できれば両方欲しいですね~
コメント (4)
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