隙間を埋めよう

　親と仔の間にかなりの隙間を空けてしまった天玉宝
見栄えの悪さは仔を外す以外方法が無いかと思ってましたが
この夏にその隙間を埋めるように仔が当りました


下の二本の仔は自分の根をしっかり下ろしほぼ独立できそうですが
まだまだ姿も小さいのでしばらくは親のスネを齧らせておきます
しかし見事なまでに一定の方向に仔が付いてしまいました

盆の間の出来事

そういえば実家に帰っていた嫁さんと子供達が家に帰ってきました
２週間の独身生活は久しぶりに楽しめましたが、これ以上はもう限界
毎日家に帰っていたのに、あまり入ることの無い和室に干からびたゴキブリが死んでいたり
防虫剤が入っているのにお米に見た事も無い小さい虫が数匹発生していたり
帰ってリビングで本を読んでたまにパソコンを見て寝るだけではいけません
一応洗濯や自分の動いてる場所だけは掃除していたのですが・・・
あと１週間この生活が続いていれば家がとんでもないことになっていたかも
改めて嫁さんのありがたみを噛み締めた今週の月曜日

「それでも蘭の世話はちゃんとしてたんやね」っとチクリと刺されました
まったくもってその通りです申し訳ありませんでした

ちゃんと世話をしていた蘭の話で今日は羆覆輪
うちにある羆覆輪の中で仔に新月殿以外を出した木はこの５年間で一本だけ
打率で言うと１割をかなり下回るの酷い状態で
相当くじ運が悪いことは自覚していました
悪いながらも仔出しだけは結構良かったので、やっとまともな仔が付いてくれました

反対側は少々派手ですがしっかりと覆輪で出てきています
先の大きい仔は完全に新月殿に移行してしまったのでこれを期にそろそろ外してやろうかと考え中
ただこの大きい仔も元は羆覆輪の派手柄だったことを思い出しまだまだ安心できないような気もします
今は兄弟揃って同じ道を辿らないことを祈るばかりです

季節の変わり目

朝晩が涼しくなった今日この頃皆さんいかがお過ごしでしょうか
夜が少し涼しいので水遣りを控えようと思ってそのまま朝も水を遣らず
昼を迎えると３０度以上の真夏日となり会社で蘭の心配をしたりしてませんか
そうです今の私がその状態です

とはいえそんな状態でも後で考えてみると以外に元気で
あまり水をあげないほうが根の調子が良かったりしますし
正解が何処にあるのかなかなか見つかりません

どちらにしても季節の変わり目は人間も蘭も色々注意しないといけませんね

こちらは一度死線を彷徨った白牡丹
今年は春先から順調に葉を出し安心して見てることができました

向かって右の仔の葉は真鶴で出て少し出世しています
しかし左の仔と当りは微動だにしていません

写真では見えませんが上に有る当りはもうそれが当りだったのかわからないほどに幹の一部となり
仔はまるで石化したかのように次の白っぽい葉を少し覗かせたままピタッと動きを止めています

死にそうになってそれでもここまで復活し、仔まで出したただけでも大金星
付いた仔が動かないことくらいは受け入れないといけないでしょう

でももし可能ならこれからの秋の成長で帳尻を合わせていただければ幸いです

仔が出た

うちに来てからまだ２ヶ月ですが富貴殿が以外に頑張っています
この大きさで１本立ちですからそう遅くないうちに仔を見せてくれるだろうとは思ってましたが
梅雨が明けた頃からムクムクと動き出した当りが２つ

まだもちろん真っ白ですが親のような紺乗りで育ってほしいものです

そういえば仔で頑張り過ぎたのか親の天葉が少々派手になりかかってるような気もします
こちらは考えすぎでしょうか・・・


週末には実家に帰った嫁さんも帰ってきます
しばしの独身生活ももう少しで終わり
家に帰ってきてから蘭と本を見て眠くなったら寝るという夢の生活も終わります
明日以降は関西でも空気が入れ替わり少し暑さがましになるとのこと
去年ほどの暑さは無いとはいえ夏の終わりが少し見えてくるのか
なにやら切ないですね

趣味を続けるコツ

前回からほぼ一年ぶりの登場の翠扇です
付いた４本の仔達は左右に２本ずつ付いてほとんど同じ様に成長しています
そのスピードは相変わらずゆっくりですが１年も経てばさすがに大きくはなっています

そしてこの暑さの中さらに成長してほしいと願っていた矢先
まだ枯れるはずのない葉が変色してきました
嫌なシミがどんどん広がり今ではこの葉はもうだめだと諦めています

肥料のやり過ぎか水のあげるタイミングが悪かったのか
いろいろ考えてその後は仔の成長が順調なので枯れていく葉は見ないようにしています

趣味で車のレストアをしている方が言ってました
どうしようもない失敗をしたときや、後になって失敗に気付いた場合
その場所を見ないようにする技術が趣味を続ける上で大切だと
見習いたいと思います

羆覆輪の縞

暑いです
何もやるきになりません
それでも嫁さんを実家に送り届け１週間の独身生活を満喫しております
やっとブログにまで手が回りました
サボっていたのを暑さのせいにしてブログ再開します

知り合いの棚の羆覆輪崩れの親に付いてました
その時は持ち合わせも無く根も降りてなかったので保留にしてました
それを忘れず翌年の春に再度訪れ「もう忘れてたと思ってた」と言う元持ち主の弁など聞こえないふりをし
拝み倒して奪い取ってきました
柄は親に似ても似つかない物ですが、根の色は同じ、これだけ柄が有っても泥根
そんなところだけは親に似たようです
うちに来たときは一本立ちで、柄は白縞に紺縞が混在しなんとも面白い柄でしたが

その後うちの棚に来てから出した葉が見事なまでに青一色

緑一色なら役満ですが青ではね・・・
うちに来るなりその葉は無いだろうと
鉢を手に取る度チクチク愚痴を聞かせていたら、親の軸元が変色したついでに変った仔を付けました


どうやら紺覆の様になっています
これでルビーでも出ればまさに役満なのですがそこまではちょっと無理を言い過ぎかと
それでもこの夏は少し楽しませてくれそうな気がします

まだ暑さは続きそうです熱中症にはお気を付けてください