風蘭堂

富貴蘭のブログです

力和

2020年06月30日 | 花物
花物ということですが花は見たことない力和

成長も極めて遅く、うちに来て5年近くなりますが一年に葉が一枚ペース

花が咲かない代わりに仔はしっかり出てきて現在3本の仔







その仔達もゆっくりな成長スピード

そんな中伸び出した恐ろしく太い根

なんでこんなアンバランスなことになるのでしょう

止まるまでもう少し伸びてくれないと植え替えの時に根が飛び出てしまいそう

確認できない花より根を楽しむしかないのかな

しかし根を楽しむ富貴蘭でも色ではなく太さを楽しむってのはちょっとハードルが高いな・・・

ただでさえ人にその魅力を伝えるのが難しい趣味なのに

正当な楽しみ方ができるよう来年あたり綺麗な花をよろしくお願いします
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

円窓

2020年06月27日 | 覆輪
衝動買いした円窓です

先日お店に行くと、ちょうど店主が植え替えをしていました

化粧ゴケを整えて仕上げに入った大きな木は円窓

その際横の机に無造作に置かれていたのがこの木

少々派手だった為に外されたのでしょう、寂しそうに転がっていた木と目が合った気がしました

多分気のせいです

ですが口から出た言葉は「これは売り物ですか?」

当然専門店の机の上に置かれている蘭が売り物でないはずがありません

その価格は派手なことも手伝って十分手の出る額

見ると店主からも安くするから買ってオーラが立ち昇っています

結果我が家に来ることになりました







まぁ・・・派手ですよね・・・

いくらだんだん紺がのってきてる(店主談)とは言え大丈夫かなと不安にはなります

姿はだいぶ前の横浜大会で見た姿とは幾分違いますしね

それにしてもあの大会の木は何だったんでしょう

ものすごく締まって凄まじく湾曲した葉に葉幅を引いた姿

円という字が入っているのはそういう意味なのかと勝手に納得してました

今見る円窓は総じてあの時の木より二回りは大きくなったよう

ただその分迫力はたっぷり、うちで大きくなった日には置き場所に困りそうです

まぁ困るくらい大きくなっても、この後紺が乗ってくれれば何の問題もないのですが

あなたの専用の置き場所くらいはいくらでも都合しますので
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

建国殿

2020年06月25日 | 紺覆輪
先日蘭友と会う機会がありました

中々に大変なお仕事をされている方ですが、忙しい中の来阪でした

前回会った際に約束をしていた木を先に郵送していただき

その木についての話や、現在の蘭の話、その他もろもろ

コロナの時期なのに焼き鳥を食べながら話しまくりの夜でした

そしてその送られてきた蘭がこちら



文句なしの建国殿







柄は完璧、根は撮影し忘れて植えこみましたが大量にあり伸びてる根は全てルビー



根元にある当りは今のところ花のように見えますが、これは万が一が有るので毟るの保留

それよりもお返しの蘭を用意するのが中々大変です

その日は荷物もあって持ち帰れなかったので、また改めて郵送となりましたが悩むところ

なにはともあれその節は遠いところありがとうございました



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

黒耀

2020年06月23日 | 花物
もううちの棚に来て10年近くなります黒耀です

見出しの画像だけ撮り直したので花の状態が変わってます

その間見事に花を付けず私としては我が家の黒耀は花が咲かないものと思っていました

花芽を付けないだけで仔吹きはすこぶる良く、一本で来て今では裏こそ絶壁ですが立派になりました



そんな中とうとう準備が整ったのか待望の花芽が

先日行った店では「青海に比べたらたいしたことないよ」とも言われましたが

うちでは待ちに待った花芽です









もうすぐ始まる花の時期写真を撮る機会が増えそうです

ただ蚊の数も恐ろしく増えるので、棚での滞在時間は逆に短くなりそう
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

銀世界

2020年06月22日 | 覆輪
今日は銀世界

来たときはかなり前でしたが、一本立ちできて何とかここまで増えました







とはいえそれほど狂いもなく、すべて出る子は綺麗な立葉

多少隙間は開いていますが、とりあえず5本立ちとなりました

ただ去年下に付いている派手な仔の葉が焼け落ち

その後も紺は乗りそうにないので、外そうかとも思ったのですが

親に付いてるうちは元気ですし

この派手な仔に付いた仔は意外と紺乗りも良いので株が華やかになるので付けてます



とりあえず上に当たりが付きましたがこちらも派手な予感

まぁここまで来たら焦ることも無いのでボチボチ増えるのを待つことにします
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

黒龍

2020年06月18日 | 花物
これも結構立派な株立だったんです



今は一本仔付きの寂しい姿

とはいえ花芽も付いていますし



根も元気に伸びて今後また大きく増えてくれることでしょう

その花は青海のような変わり花で去年は綺麗に咲いてくれました

割る前の立派な姿ももう見れませんが

今年は今付いてる当りが綺麗に咲いてくれることでしょう

そして元の株立へ戻れるように今後は割らずにじっくり育ててみます
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

古朝鮮

2020年06月15日 | 
芯痛でうちに来た古朝鮮

探してみれば数年前に書いてあった木のその後です



芯痛で来て数年は仔を出し元気なように見えましたが、その変化はいきなりでした

気が付けばこの状態



芯痛になった後最後の力を振り絞って5本も仔を出し

その仔が根を出し独り立ちをするのを待っていたかのように倒れました

よく頑張ってくれました

そしてその仔もバラバラにして昨年の秋にお店に旅立ちました

その時残ったのがこの木





横の小さい方の仔が葉を痛めて全く愛嬌がなかった為敬遠された結果です

まぁ自分で作る分にはこれで十分です、元の親のようになるまではかなりかかりそうですが

ぼちぼち頑張っていきます
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2020年06月12日 | その他
この春に出た根をすべて齧り取られた憧

実生が出まくった今ではもう見わけもつかないかもしれませんが

一応本性です

しかしながら日の取り方が甘い為、それほどはぜることなく青いまま







さらに綺麗な赤根もナメクジの奴らの胃袋行きでその姿を見れず

新しく出た根も何やら普通の泥根に見えます

特徴のほとんどを奪い去られてしまいました

それでも一番日当たりのいい場所に置き炙っているのでしばらくすればその見た目も変わるかも

辞典に載っているような赤と黄色の入り混じった可愛らしい見た目に憧れる憧です
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

羆の青

2020年06月09日 | 
去年の秋家族で小豆島に行きました

とりあえずは小豆島と言えばオリーブ、ということでオリーブ園に行くことに
着くと常設のイベントなのかハートの形のオリーブの葉を探そう!との看板
園には数百本ものオリーブの木、もちろんその木には葉も山ほどついてます
速攻で見つけてやるぜと、家族四人で一人一枚を目標に捜索開始
しかしながら3時間ほど過ぎても一枚も発見できず

要は通常葉の中心にある葉脈が突然変異のように2本になり
その為葉の形状がハート型になるわけですが、一本の葉脈でハートのように変形した葉は有っても
葉脈が2本になった本当のハートの葉は全く見つからず
小豆島ですからそこら中、それこそホテルの庭からフェリー乗り場まで、ありとあらゆる所にオリーブの木は有ります
悔しいので最後まで意地になって探しましたが、結局一枚も見つけることができず帰宅となりました

そして家に帰りそういえばうちの玄関先にあるオリーブにはの木にはハートはいないのかと、また懲りずに捜索開始

するとまさかの大量発見   たった10分程で9枚
小豆島の木がすべて取り尽くされていたのか、それともうちの木がハートが出やすい木なのか
灯台下暗しの見本みたいなことを実行してしまいました



同じように一枚はハートの葉の要に形状が変わった鎌葉を出した羆の青







その葉の他にも堅状線なのか甲龍なのかがゴリゴリ出た物や、葉幅が異常に広いものなど
今出てる天葉は露受けのようにもなっています
一本の木に葉の品評会のよう、一歩間違えれば凝って芯痛になりそうではありますが・・・
ここまでいろんな葉が出てくれれば、縞がなくても手に取ってしまいます
とはいえ縞が出なくてもいいという訳ではありません
この葉の形状で紺覆になると一体どうなるのかも見て見たい
まぁ10年以上この趣味をしてれば、こんな青の羆が先祖返りしないことくらい理解しています
それでももしかしたら、こんな葉を出すんだし「もう一声!」と言いたくなるもんです
下の方に隠れた当りが有って、ひょっこり羆出現とはならないものか
最悪この鉢でなくても良いのです、青い建国や羆は棚に何本もございます
灯台下暗しの下はうちの棚ならどこでもOK!
お待ち申し上げておりますので、羆さん近いうちにお越しください
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

萩宝扇

2020年06月06日 | 
今日は萩宝扇、うちに来てからほぼほぼ同じ姿を維持しています

維持といえば聞こえがいいですが、要は変化なし

私といえば40代半ばとなり、それなりにウエストも豊かになり

それに伴い体重も増加し

先日行った人間ドックでは少し身長が低くなっていたり

とうとう近くのものが見にくくなり、小さい当たりを見つけにくくなったり

徐々に変化しているというのに、この木は全く変わらず



枯れないだけいいだろといわれてしまえばそこまでですが

こんなに葉があるのに全く仔が出ない

出るとこではどんどん仔が出てるのに、気難しい木です





それでも遅ればせながら根は出して、少ない自己アピールもしてくれてはいます

いつか仔が出るまで、末永く付き合っていこうかと

小さくて植え替えもらくちんですしね
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする