goo blog サービス終了のお知らせ 

風蘭堂

富貴蘭のブログです

瀬戸の剣

2020年07月10日 | 
 数年前に専門店で紫玉を買いました

数か月作りましたが動きなし、よく見て見ると芯痛

別にクレームを言うつもりもなかったのですが、お店に言うと返金してくれるとのこと

なんかそう言ってもらっても悪いので、何か手ごろな木と交換してもらうことに

その時目についたのがこの木、瀬戸の剣でした

とは言え、紫玉と瀬戸の剣では値段が違うと言われ、結局その差額分を返金してもらいました

やっぱりちゃんとプライドもって仕事をされてる方は違いますね

ヤフオクでパチモンを売る輩や

違う品種を気付いてるのか気付いてないのかそのまま売る方

寄せ植えだけは異常に上手く、見事な株立を作る方などと比べるのも問題ですが

後で悔しい思いをしても蘭に当たれないし、変な物を買ってしまうと嫌なものです





それはさておき その時交換してもらった瀬戸の剣

来た時は3本立ち位でしたが、来てから順調に増えてます





ちょっとまとまりは悪いですが元気なので良しとします

花も伸び出してそういえばまだ見たことがないので咲かせてみましたが

予想通りの普通花

そうと分かれば咲いたら即切り取ってテーブルにでも飾ります

花の時期の貢ぎ物、これくらいしかこの趣味は家族には喜ばれないのです
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

羆の青

2020年06月09日 | 
去年の秋家族で小豆島に行きました

とりあえずは小豆島と言えばオリーブ、ということでオリーブ園に行くことに
着くと常設のイベントなのかハートの形のオリーブの葉を探そう!との看板
園には数百本ものオリーブの木、もちろんその木には葉も山ほどついてます
速攻で見つけてやるぜと、家族四人で一人一枚を目標に捜索開始
しかしながら3時間ほど過ぎても一枚も発見できず

要は通常葉の中心にある葉脈が突然変異のように2本になり
その為葉の形状がハート型になるわけですが、一本の葉脈でハートのように変形した葉は有っても
葉脈が2本になった本当のハートの葉は全く見つからず
小豆島ですからそこら中、それこそホテルの庭からフェリー乗り場まで、ありとあらゆる所にオリーブの木は有ります
悔しいので最後まで意地になって探しましたが、結局一枚も見つけることができず帰宅となりました

そして家に帰りそういえばうちの玄関先にあるオリーブにはの木にはハートはいないのかと、また懲りずに捜索開始

するとまさかの大量発見   たった10分程で9枚
小豆島の木がすべて取り尽くされていたのか、それともうちの木がハートが出やすい木なのか
灯台下暗しの見本みたいなことを実行してしまいました



同じように一枚はハートの葉の要に形状が変わった鎌葉を出した羆の青







その葉の他にも堅状線なのか甲龍なのかがゴリゴリ出た物や、葉幅が異常に広いものなど
今出てる天葉は露受けのようにもなっています
一本の木に葉の品評会のよう、一歩間違えれば凝って芯痛になりそうではありますが・・・
ここまでいろんな葉が出てくれれば、縞がなくても手に取ってしまいます
とはいえ縞が出なくてもいいという訳ではありません
この葉の形状で紺覆になると一体どうなるのかも見て見たい
まぁ10年以上この趣味をしてれば、こんな青の羆が先祖返りしないことくらい理解しています
それでももしかしたら、こんな葉を出すんだし「もう一声!」と言いたくなるもんです
下の方に隠れた当りが有って、ひょっこり羆出現とはならないものか
最悪この鉢でなくても良いのです、青い建国や羆は棚に何本もございます
灯台下暗しの下はうちの棚ならどこでもOK!
お待ち申し上げておりますので、羆さん近いうちにお越しください
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

萩宝扇

2020年06月06日 | 
今日は萩宝扇、うちに来てからほぼほぼ同じ姿を維持しています

維持といえば聞こえがいいですが、要は変化なし

私といえば40代半ばとなり、それなりにウエストも豊かになり

それに伴い体重も増加し

先日行った人間ドックでは少し身長が低くなっていたり

とうとう近くのものが見にくくなり、小さい当たりを見つけにくくなったり

徐々に変化しているというのに、この木は全く変わらず



枯れないだけいいだろといわれてしまえばそこまでですが

こんなに葉があるのに全く仔が出ない

出るとこではどんどん仔が出てるのに、気難しい木です





それでも遅ればせながら根は出して、少ない自己アピールもしてくれてはいます

いつか仔が出るまで、末永く付き合っていこうかと

小さくて植え替えもらくちんですしね
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

弥次郎兵衛

2020年05月23日 | 
うまい具合にその名の示す通りヤジロベーのように育っている弥次郎兵衛

しかし上手に名前って考えますよね

文献や名称から名前を探したり、いろんな語呂を考えたりしてるのでしょう

去年の令和天皇への即位の際にも、豊明殿や紫宸殿などの名称がテレビから流れてくると

あ~なるほどここから取ったのね

見て見て、これが豊明殿!っと家族に言っても何の反応もなさそうなので

自分一人で静かに納得しているだけでしたが・・・

それにしても昔の人が付けた、青海はその姿をうまく表していますし

御城覆輪などは出生記録を名前に盛り込んでいたり今から考えてもいい名前に思います

私には到底無理、名前を考えるセンスは皆無

スマホのゲームをするときのIDを考えるだけでも悩むくらいです

話はそれましたが弥次郎兵衛

今年の植え替え時にカイガラムシが数匹付いてたので駆除後薬剤散布をして現在隔離中





根もよく伸びて仔も順調に成長して、葉の色も問題なし

撮影時によく見てもカイガラムシは見当たらなかったので、これを機に合流することにしましょう

そして暇を持て余した子供たちの為に自分が学生時代ににしていたゲーム機を出してこないと

苦手な主人公の名前決めが待っています
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

裏甲龍

2020年05月21日 | 
こちらは一昨年に新しくうちに来た裏甲龍

うちに来てから出た仔が何とか育ちはじめています

うちのナメクジはなぜかルビーと青根を狙ったかのように食す習性があり

もう一つの裏甲龍は昨年出た2本の根を両方とも齧られ根が心もとなくなり

それに伴い少ない根と下手な作とで、葉をふるい小さくなってしまいました

そんなこともあり今年は早めにナメクジ除けの薬と、農薬散布をこまめに散布

何とか立派な根が出て、仔にも初根が出てくれました







なんとも好きな木なので増えてほしいのですが

その恐ろしく硬い葉の為かせっかく当たりが出ても、よほど勢いがないと葉の下で育たずに潰れてそう

日を取らずに緩く作って葉も伸ばした方が増えるのかな

でもぎゅうぎゅうに締まった木が好きなんですよね~

両立させる術を私はまだ持ち合わせておりません
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年ももう少し

2017年12月26日 | 
 年の瀬も迫った今日この頃、いかがお過ごしでしょうか
さすがに今さら更新しない言い訳はもう置いといて
しれっと再開

今年は、というか今年も温室の建設が達成できなかったので
一応の冬対策として、プチプチと寒冷紗で棚を覆ってみました
これで直接風は当りませんし、基本的に隙間風は入るのでムレることもないでしょう
その問題の温室ですが、建設予定地はいまだ畑
この畑に作物を植えるとさらに温室作成の交渉が難しくなることを例年の経験から学び
今年は畑にチューリップを植えるという荒技にもでました(下の写真の背景です)
来年からの夏野菜はプランターかなと検討中
まず建設予定地の完全な更地化から始めます

今年はこれでしのいで来年こそは・・・

そんな中先週末少し気温も上がったので水遣りをしました
久しぶりの水で蘭も気持ちよさそうです
早くも春が待ち遠しいですが、あと3カ月ほどは見る機会も減りそう
自然とネタも少なくなり、更新も滞りがちに
すでに滞ってるとかは言いっこなしです







木は先日立ちよったセミプロのような方から分けていただいた龍王の剣
家が近いので、たまに寄せてもらっては棚見学がてらめぼしい木を物色しています

この木も青の宿命かご多分にもれず格安の価格になっていたので
自分の棚にスペースも無くなってるのに買ってしまいました
もう少し締めて葉が詰まってくればもっとカッコよくなるかなと

その為にも置き場所の確保は大事な課題です
隙を見て話を切り出そうとしていると、嫁さんが「これ見て」と手を出してきました
見ると手のひらにはボールペンを使って息子が書いた落書きが
「なにこれ?」と聞いてみると
子供自作の双六で遊んだ際に、止まったマスの罰ゲームで「手に落書き」とあったらしく
息子は嫁さんの手に力強くボールペンで書いたそうです



「だめ女」ですよ、小一のくせになんちゅう事を書いてくれてるんだと
ちなみに下の絵は娘の作品です
たぶんその意味もはっきりとは分からず書いたのでしょうが
その言葉のチョイス、書く相手、筆記用具と何もかも間違ってます
ただ爆笑はしてしまいました
う~ん知らないうちにいろんな方向へ子供は成長しますね
とはいえとりあえず温室交渉が終わるまでは
少しでも嫁さんの機嫌が良くなる行為を積み重ねてほしいもんです


コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋季大会

2017年11月18日 | 
明日11月19日は秋季大会です
皆さんは参加されますか?
ただ秋は大会とはいえ展示が有るわけではなく
交換会だけなのでほとんどの趣味家の参加は無い物と思われます
当然私も例年だと参加せず
あ~そういえば秋季大会の時期やな~と思うだけで終わるのですが

今年は大阪開催ということでギリギリですが場所は
「ホテルマイステイズ新大阪(旧チサンホテル)」で
12時半スタートのようです
今回は少しお手伝いも兼ねて参加してみます
とはいってもたいしてすることも無いだろうと思いますが・・・


何度も行ってはいますがあの交換会の雰囲気の中では中々声が掛け難く
品物の確認もほとんどできない為
たぶん今回も何も買うこと無く帰ることになりそう

いつも

へ~あんなに安く落ちるのか・・・声掛けたら良かったとか
一年でこんなに安くなるのか・・・とか
うちの木はもう元も取れないな・・・などなど

後ろの方で相場確認程度に見てるだけですから
ここ最近の底の見えない値下がりを実感してまた落ち込みそう


そんながっかりがよく起こるのが青の木
その中でも最近はほとんど良い値が付かない毘沙門天







もういくらで買ったのかと思いだすのも嫌なので記憶の奥にしまいこみ
二度と開封しないことにしました

でも好きなんですよこんな木
葉も姿も変わっていますし、根も軸も綺麗な青根青軸
ただそのくせ花が咲いても並花なのが残念ではあります
まったく写真が無いのがその証拠、ふつ~の白花です



早めにここまで書きあげて、写真待ちでしたが
撮る時間も無く伸び伸びになってました
ギリギリ秋季大会までに間に合わせで撮ってUPできて良かったです
写真が撮れなければば危うくボツになるところでした
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

萩宝扇

2017年11月04日 | 
先日うちの会社の駐車場に防犯カメラを付けました
最近不審者がうろついていることと、不法投棄などが有りその対策です

最新の防犯カメラの性能は中々の物で
夜でもはっきりと映りますし、制御も全てマウスで行い
画面分割を変えたり過去の記録を見るのも
映像が映っているディスプレイでパソコンのように使えます

逆にパソコンを使った事が無い年代の方には分かりにくいようで
取り付けをした翌日、社長(73歳)が駐車場の画面を見ながら
「この止めてあるトラックの前に矢印のプレート落ちてるぞ、なんやこれ?」
と聞いてきましたが、手を離せない用事が有ったので「すいませんちょっと待ってください」と言ってると
ちょっと見てくるわと駐車場へ向かって行きました
5分ほどで仕事が終わり画面を見ましたがトラックの周りには何も映ってません
社長がトラックの周りを探しているのが映っているだけ

プレートが風で飛ばされたのかと5分前に巻き戻す為マウスを手にとったところ矢印出現

マウスポインターです・・・

なるほど言われてみれば白い矢印がアスファルトの上に落ちてるようにも見えます

社長は現実世界の駐車場で有るはずの無いマウスポインターを探し続けていたのです
これはいつまでたっても見つからないので半笑いで迎えに行くと
ちょうど社長が帰ってきたのでその場で報告

「そりゃなんぼ探しても見つからんわ」と社長

少し恥ずかしかったのかスッといなくなりました






今回は写真が簡単に撮れる萩宝扇

姿は来た時から一回り小さくなり
葉を積むことなく下の葉は黄色くなっています
葉は順調に出しているもののまったく仔を生む気配が無く
毎度手に取るたびに葉の間を覗いたり
太陽に透かして葉の中に潜む当りを探しているのですが
いっこうにその姿を見せようとしません


この木は育てる人と環境を選ぶのでしょうか
三昧さんの所のように株立ちが見たいのですが
うちでは全くスイッチが入ってくれません
そういえば私が気付く前に三昧さんが荒治療を行ってくれて助かりました
もし私が先に思いついていたら、大事なこの木はすでに昇天したことでしょう
しかし贅沢な実験ですよね・・・

現実世界で有るはずの無いマウスポインターを探すように
毎度この小さい木の葉の隙間を探し続ける日々も気が滅入るので
すぐに割って売ったりしません
一本だけでも仔を出して下さい萩宝扇さん
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

翠扇

2017年10月27日 | 
気を抜くとすぐに休んでしまいます
また休んでは再開させるためのお土産をねだる
新手の「再開詐欺」と思われても困るので
なんとか重い重い腰を上げて再開





おおむね順調に育っている翠扇です





確か前回の東京大会で2本立ちで買ったような気がします
昔はなにやら一本500万円の値が付いたとか付かないとか
そこから考えれば驚くほどお手軽な品種になりました
姿も綺麗で順調に増え、安心して育てることのできる木です
台風やら寒気やらで結構寒くなった今でも根が動いています
ってその画像が無いのですが・・・
当たりでも隠れていないかと葉をこじ開けたい衝動に駆られましたが
あまりごちゃごちゃいじらず値段も下がったのでそっとしておきます

話は全く変わりますが先日長い間会っていない富貴蘭の友人から急にメールが有りました
何事かと開けてみると間違いメール
なにやら見たことも無い資料が添付されていました
それをきっかけに久しぶりに電話をしてみると元気に蘭を続けているとのこと
このブログも再開したことを喜んでくれていました
こんなブログでも喜んでくれる人がいてるのかと少しやる気が出ました

とりあえず時間を作って撮影をして
また忘れられない頃に再開します
コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

千載

2017年09月24日 | 
今朝更新画面を見てそのアクセス数にビックリ
文字通り桁違いの数になっており、何があったのかと調べてみると
蘭国さんのとこから大量のアクセスが

改めましてみなさん初めまして、そしてお久しぶりですm(__)m
三年寝太郎富蘭堂です

これからも適度に休み休み頑張ります(・ω・)ノ

そんな寝太郎ブログは長女が生まれるタイミングで始めたもので
すでに始まりから9年が過ぎていることになります(途中結構休んでいますが・・・
今では下の男の子も6歳で小学校に入り
現在まさにおバカ男子小学生真っ盛り

先日も足を打って靴をヒヤヒヤしながら履こうとしたところ足に変な感触が
何か柔らかい物を踏みつぶした・・・でもチクチクするような
何だこれはと恐る恐る靴の中をみると中にはバラバラになった蝉の抜け殻
ヤツの仕業ですが、私が履く瞬間に本人は先に家を出て現場におらず
私が一人でいや~な気分になるだけ
仕事が終わり家に帰ってから本人に聞いてみると
すでにそんなイタズラをした事も忘れている始末
詰めの甘いイタズラしやがって

そうかと思うと、嫁さんの実家へ帰省した3人を私が迎えに行ったときも
大きな庭の隅に義父が植えたのか勝手に生えているのか
テッポウユリのような背の高いユリがあり
その咲き誇ったユリをマイクスタンドとマイクに見立て
何か聞いたこともないような歌を娘と二人で熱唱
その後私が黙って見ていることに気付き、ダッシュで逃げる


たぶんこの子達は私の趣味を引き継いではくれないでしょうね・・・
しかし元気におバカに育っています、けっこうけっこう

その上記帰省時にたまのプチ独身生活を過ごしている最中
ここぞとばかり店に入り浸り買ったのがこの千載





まず見た瞬間は何じゃこれです
締りに締った無数の千載がタワシのように詰まっており
一目見た瞬間に気に入ってしまいました

まず店主に質問「これ売り物ですか?」

「うんそうやで」と店主

欲しいな〜

しかしちょっと待てよ・・・

こんな株維持できるんかいな

今まで2、3本立ちはあっても、これ程の株立は買ったこともなくしばらく自問自答

しかし値段を聞いてあっさり即決

実生による価格下落がここまで来ているとは
縞の出現など実生のメリットも有りますが
ここまでの株に仕上げてこの値段というのは
じっくり作ってる方に申し訳なく思ってしまいます
まぁその恩恵を受けてこのような素晴らしい株を手に入れることができる訳ですが・・・

とりあえずこの木の目標はただ一つ、現状維持です
これ以外ありません

もし今後ブログに出てこないときは
あぁあいつ持ち崩したなとお思いください
そして他のブログと違い蘭以外の事ばかり書いてる気もしますが
今後ともよろしくお願いしますm(__)m
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする