風蘭堂

富貴蘭のブログです

月光羆

2022年05月31日 | 覆輪





今回は前回からほぼ一年経った月光羆

うちに来た建国殿のお返しにお渡しする予定の仔を根元に付けています

この仔が去年双子の孫仔を付け早々と大きくなり、あっという間に3本になりました

ただ去年の秋に親の葉が一枚枯れてヒヤヒヤしましたがその後順調に生育中










その孫仔からも根が出て今年の成長が楽しみ

さすがに根があるからと言って今年割るのも早すぎるので

来年あたりに割ってやっとお返しが完了できるでしょう

でもこの仔が離れると寂しくなるな~と思っていたところ

新たな当りを根元に発見

寂しい一本立ちにならなくて済みそう



お渡しする相手が忙しい方で、おまけにこのコロナですから

中々お会いすることもできず蘭談義もできない今日この頃

郵送で送るのもなんですし、会ってただ渡すだけってのも寂しいもんで

早くこの騒動も治まってお酒を飲みながらゆっくり話して盛り上がりたいものです
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建国ルビー根

2022年05月29日 | 
去年の梅雨の頃、ボーっとヤフオクを見ていたところ目についた木が

品名は総ルビー根の建国

確かに柄こそ有りませんが写真では綺麗なルビー根を出しており墨も有る

ギリギリまで悩み、「買わないと後悔するよ」との悪魔のささやきに負けて落札













これが来た時の写真

こちらが今の写真





その後去年の夏を超え秋に早速当りを付け

花だろうと思っていた当りの一つが秋に動き出したのでこいつはラッキーと観察していましたが

秋の成長は短くすぐに成長を止めてしまいました

そして待ちに待ったこの春に最初の葉を出すと縞と興味のある柄が





最初の稚葉には縞が有り、次の天葉には白餅を流して良い雰囲気

この春の根はまだ色づいていませんが泥根には見えないのでこれから良い色になるのでしょう

この木はお買い得の木でこの仔はさらに良くなるはず


と思う…

たぶん


お願い


ささやいたのは悪魔じゃなくて天使だったと思わせてください

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建国宝冠

2022年05月23日 | 


この春に良い色の根を出している建国宝冠

すでに建国宝じゃないのかとも思いますが、まだ泥根もそれなりに交えますので建国宝冠で

とはいえ今年の根は一味違います

この辺り



仔から出る根も含めルビー根が3本も

そしてその根の上から春に当たりまで動き始めました

この部分を見てるだけで笑みがこぼれてしまいます

幸い寒冷紗で棚の周りを隠していますので

おっさんが蘭を見てほくそ笑んでいても誰にも見られません

ただ寒冷紗の下から足だけは見えていますから、隣の家の子は変わった大人がいてると思っていることでしょう

事実こないだも大きな声で何してるの~と聞かれました

ご近所さんも有るので「蘭を見てるの~」とは大きな声で言い返すのに抵抗が有り

「水やりしてる~」とホースも持たずに言っておきました

棚の位置を変えてから外からの目線が少し気になる今日この頃です

まぁ隣の家の子の目は置いておいて、この木に付いた仔ですがこちらが目を引く柄





この春に出た葉も綺麗な中透けで出ています

根の色も良くこの柄、こちらはぬか喜びとはならないでしょう

源平柄の前の仔は春先に少し日に当たりすぎてアントシアンが出ていますが痛みもなく

横の派手な仔も順調に葉を重ねています







ただ一番初めに出たのに、大きくなるきっかけを逃したのか小さいままのこの仔

これだけ周りは賑やかなのに、こちらはどう見ても青

そろそろ親離れの時期かなと考えております
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金牡丹

2022年05月19日 | 牡丹
先日植え替えをした鉢を棚に戻そうとしたところ

植えた時は普通に持てていたのに、棚に置いた途端に鉢が砕け落下

その鉢に入っていた円窓さんはなんともなかったのですが

真下に居て被害にあったのは金牡丹

とりあえず円窓は地面に置き、被害にあった金牡丹に付いた仔の無事を確認し

その上に付いた新しい当りも無事と分かり、ミズゴケに当ったのかなとホッとしたところ

よく見れば天葉付近の新芽の色が少し変色していました

これは傷が残るな~と思っていたところ傷どころではなく

かわいそうに5mmほど出ていた天葉が枯れてしまいました





傷が深くこのまま芯痛とかならないよな・・・と観察していましたが





2週間ほどが過ぎなんとか葉を伸ばしてくれました








下に付いた2つの仔が根もないまま取れてしまったり

新たに出た真っ赤な当りが飛んでしまったりすることに比べれば

30cm上から鉢が直撃したのにこの程度で済んだなら喜ぶべきなのかもしれません

よく考えてみればこの木去年のオークションで出そうか迷っていた木

うちにいたばっかりにひどい目に合わせて申し訳ない限り

でもこれで当分はうちの棚に居座ることになりそう

ちゃんと今後は丁寧に扱って嫁に出したりしないので

これでへそを曲げず、無事だった横の仔に分かりやすい縞でも出して欲しいものです
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建国宝

2022年05月16日 | その他








去年の梅雨ごろに前回は書いてました建国宝

タイトルに冠を付けていませんが、今年は一本泥根を出しました

とはいえほぼ濁りのない黄色い根、もちろんルビー根も出していますし

横に付いた仔の根もルビーが出ていたのでこのブログ内では良しとしておきます





そしてこの仔の柄もなかなかいい感じ



綺麗な紺覆中透

この木の親もごくたまに青の仔も出しますが、柄の仔を出す打率は中々の物

本家の建国殿より殖える速度は速いのかもしれません



そういえば再開時にUPした建国殿ですが

自慢をする相手も身近にいないので、蘭屋さんへ自慢しに行ったところ

恐ろしいプレッシャーで売れと言われ

これ以上ないくらい抵抗したのですが相手もまったく折れず

結果泣く泣く店に置いてくることに

後悔しかない・・・

なんで見せに行ったのだろう

もう一度買い戻しに行こうかな

皆さんもお気に入りの木の取り扱いはお気を付けください

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円窓

2022年05月13日 | 覆輪




去年の秋に仔が動き出した派手な円窓

この春に親が新たな天葉を出し始めました

仔のついた側の葉は比較的紺が乗っているのか、今回の天葉も早々に紺地が見えます



仔の新たな天葉にもほんの少しですが紺が



こちらも時間はかかりそうですが、少しずつ良くなってきてくれることでしょう
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建国殿

2022年05月10日 | 紺覆輪
休みの間にボチボチ植え替えをしたり、棚を夏使用へ変更したりと雑用も終わり

そろそろこちらも再開したいと思います





植え替えをしたと言いながら、こちらは今年植え替えなしの建国殿

木が元気なのと根の調子も良いので今年はこのままで

去年に両側に付いていた柄の仔を外し、2本の仔を出していましたがこちらは全くの青





ただ昨年3つの当りを付けましたが場所からして花芽だろうと諦めていたところ

一番下の当りがこの春に早々と動き出しました







ここまでくれば仔で間違いないでしょう



そしてこの次に出てきそうな葉が期待を持たせてくれます

前に割った木も合わせて青が3本続いての当り、いい加減こちらも結果を期待していたところです

この角度から見ると中透けに見えなくもない

今年最初のぬか喜びにならないことを祈るばかりです
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