風蘭堂

富貴蘭のブログです

建国宝

2024年06月07日 | その他


前回の当りが動き出した建国宝

柄こそまだ冴えていませんが一年が過ぎ少し大きくなりました



そして前に付いた当りも成長をはじめそろそろ当り卒業です

柄も良いですが根もすでに映りが悪く泥に見えますがルビーなんです





ただ今年の親の根はまた完全な泥を交え始めました

これだと建国宝冠になるのでしょうか

とはいえこの良く伸びる泥根が成長を助けているのでそこだけ見れば大歓迎



こちら側から見れば大仔と共に良い色のルビーも出てるのでまぁ問題は無さそう

そして柄も毎年暑くなると冴えてくるので、今年も暑いのは嫌ですが夏が楽しみです

そうそう、この木といえば明日の夜のヤフオクもどうなるのか結果が楽しみですね~
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建国宝冠

2024年04月30日 | その他
去年の夏に前回は更新していました

暑い頃の出芽はそれは綺麗でしたが、動き出したばかりの春の葉はまだ特徴は見られません

それでも根は良い色で伸び始めました

この木はまだ建国宝冠で泥も交えますが

仔の方はほぼルビーを出しこちらの仔達は建国宝で良さそう

半年の成長で仔が葉を増やし根元がモサモサになっています

その葉も幽霊のような葉や紺覆の葉、大覆輪とバリエーション豊富



ここまで芸が進むとその継続性もかなり安定しており

元の青に戻る葉は今のところ無いので

作っていて心から安心して手に取ることができる我が家では珍しい木です









余りに動きが鈍いので潰れるかと思っていた紺覆の当りも少し動き出しましたし

GW中にする予定の植え替えで全部バラバラにして鉢数を増やしてしまいそう

ただここはもう少し根が絡むことも恐れず親のすねを齧らせて大きくしたい

悪魔の声は絶えず耳元で「割れ~割れ~」と囁いています

気を抜くと一本くらいいいかなっと手が滑りそう

毎年この時期のこの声を無視することが今後の課題かも・・・
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建国 乗り斑

2024年04月26日 | その他
中学生のころから花粉症に悩まされてきました

20代30代はそれこそひどい状態で目の痒みやのどの痒みのコンボ

くしゃみと鼻水が止まらずマスクをすればメガネが曇る

薬を飲めば眠たくなる

春はとてもつらい時期でした

なぜ過去形になっているのかというと、なぜかここ数年症状が減ってきたのです

今年に至ってはまったく影響なし

梅雨までは鼻が詰まって寝られない日々が続いていたのになぜかスッキリ良く通る鼻

妊娠をすると体調が変化して花粉症が治ることも有るとか言いますが

アラフィフのオッサンに当然そんなことがあるはずもなく、理由が全く分からない今日この頃

理由が分からなくてもおかげでマスクいらずで外の棚で蘭が見ることができ

春の素晴らしさを満喫させてもらっています



そんな中去年うちに来たこの建国も根が動き出しました





前回書いていた名前の案は全く思いついていません

ただ自分の名付けのセンスが皆無であることをつくづく実感した冬でした、はい

とはいえ名無しでも楽しみが変わるわけでもなく手に取る回数は増えるばかり

その根は相変わらずの総ルビー



金孔雀の弱さを実感しているだけにあまり直火にさらすのも憚られ

暗めの場所に置いている為か多少乗り斑は落ち着いていますが

一応継続はしっかりしており、今後を期待してしまう木になっています



今年の花芽は裏に一つだけでこの初夏にでもプレゼントがあるかもですし

横の仔に出た縞が進めばさらに楽しみが増えるはず

人間も変化して体調が良くなったので蘭の方もさらなる変化を期待してしまいますね~

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建国後冴え

2023年07月14日 | その他




前回はまったく冴えず青い木だった建国後冴え

その時は紺縞を見せてくれていましたが今は雰囲気ががらりと変わりました

その名前の通り後冴えで綺麗な虎が出てくれています





一本はお嫁に出しましたが、下に新たに仔も出てまた新たな子育て開始です

相変わらずルビーは出ませんが、この柄さえ出てくれれば華やかで棚で目立つきになります

後はもう少し仔吹きが良ければ良いのですが
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建国宝

2023年07月10日 | その他










前回から冬を越し良い根を伸ばしている建国宝

今年出た根は8割がルビーでしたが今一つ柄が上手く映りません

実物はもう少しきれいな天葉が出てるのですが

出勤前に携帯でササっと撮ってるだけなのでこれが限界



とは言え根元に付いた当りもそれらしい雰囲気を出していますし

成長速度も中々のもの

今年はまた一回り大きくなってくれそうです

そしてこの木の親がこちら















今年出た根はこちらもほとんどルビーでドンドン芸が進み

仔の方もすこぶる元気で良い葉を出しています

当りも付き思いのほか仔吹きも良いので、思わず前の源平の仔を外してしまいました

それでもまだまだ根元はにぎやかですので今後が楽しみです

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建国 乗り斑

2023年07月06日 | その他
先日蘭友と飲む機会がありました

中々に忙しい方でお会いすることも難しいのですが上手く都合が付き合流

お酒を飲みながらの蘭談義は思いのほか盛り上がりをみせたのですが

その中で出た一本の蘭の話が面白く、現在に至る状況を聞き興味が湧きました

こんな話です

その木はもとは大阪の老舗で買った建国殿(昔の建国羆)の1本立ち

しかし中々良い子が出ずほぼ青ばかりのところ、一本本芸が出たそうです

そうなると残りのいまいちの仔達は全て外し、本芸のみで楽しもうとなるのが人の性

その後邪魔者を外したその木からは良い仔が出始め現在は4本立ちになりました

まぁこれだけなら「まぁそんなことも有るかな~」という事で終わるのですが

その際まとめて外した、いまいちの仔と青の仔を寄せ植えした話になると少し話が変わってきます

いまいちの仔は当初紺覆も出ていたようですが、派手になり幽霊のようになったのでもう枯れるかとその時は思い

他の青の仔と同じ鉢に寄せ植えをしたところ、その木が生き延びここ何年か面白い柄をしていると言うのです

聞けば聞くほどムクムクと興味が湧き写真を見せてもらうことに

上から見れば確かに新月殿のようにも見えますが、総ルビーの根は良く伸び

なにより割って6年以上が経っているのに元気に生きています

これは直に手に取って見てみたいし、当然育ててみたい

無理を言って頼み込みわが家へご招待となりました

そんな長い前置きの長い木がこちら





















芸としては建国の金孔雀芸とでもいうのでしょうか

派手な側を上から見れば確かに新月殿にも見えます

しかし裏側、それも下から見ればその色合いや姿は建国のそれ

その派手な斑も葉の表部分だけで裏側はしっかりとした紺

金孔雀のような乗り斑と言われる柄が最も近く思います

それに木姿も新月殿の立葉の細い雰囲気とは違い

なにより総ルビーの根は新根以外に10cm以上の物が5本も付き

おまけに仔にも継続しその芸が引き継がれている

中々に珍しくあまり見られる木でもないように思います

とりあえずしっかりと育て、割って親をお返しするまでに気の利いた名前でも付けて育ててみようと考えたところ

自分に名付けのセンスが致命的にないことを気付かされることに

結局は建国の〇〇とかになるのでしょうか

どなたか良い名前ございませんか
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建国宝

2022年07月19日 | その他
先日急に釣りがしたくなり早起きして海に行きました

嫁さんや子供はもちろん不参加

別にいいのです、一人でボーっと釣りがしたかったので

とりあえずコンビニでサンドイッチとコーヒーを買い現地に到着

簡単な準備を終え朝ごはんを食べていると後ろにそろりと猫が待機し始めました



パンの端をポンと投げるとすごい勢いで回収し離れたところで食べています

いけないとは思いつつもう一切れ千切り、次は投げずに下に置こうとしたところ

完全に獲物を捕獲する勢いで襲い掛かり、彼女の爪が私の指に深々と突き刺さりました

恩を仇で返すとはこのことです

もうやらんと無視してサンドイッチも全部食べ

ズキズキ痛む手で釣りを始めると反省の色も無くまた猫は後ろに待機

お前今から釣りをするんやろ  釣れたら分かってるよにゃ

と強い目線で語ってきます



そんな軽いプレッシャーを受けながら釣り開始

すると招き猫効果なのか早々に当りあり

しかし釣れたのは小さなママカリ

これは私の技術ではさばけないし食べないので、針から外すと

下に落ちた瞬間に先ほどの猫がが完全に野生のネコ科そのものの勢いで捕獲

勢いあまって海に落ちないかと心配でしたが、あっさり獲物を捕まえ物陰へ消えていきます

猫がいなくなると当りも無くなり、面白くないのでサビキをすることに

何かを始めるとまた彼女は後ろに待機し始めます

そんなサビキは入れたとたんに釣れ一気に4匹かかってましたが全てママカリ

やれやれと針から外すために竿を置いたところまたヤマネコのように襲い掛かり

まだ針の付いたままの魚に食いつき引きちぎって走り去ります

こちらは針が付いたままじゃないかヒヤヒヤしながら確認しちゃんと外れていることがわかり一安心

そんなことを繰り返し計4匹の魚を平らげた猫は後ろで悠々と毛づくろい

結局こちらが食べられる魚は釣ることなく雨が降り出し終了

まぁいいリフレッシュができました

指はズキズキ痛いけど







今回は2か月前から仔が大きくなってきた建国宝

暑さに負けて根を止めてしまいましたが成長は止まらず元気なもの

付いていた仔も葉を伸ばし、新しい葉を出しています

少し柄は沈んでいますが最上柄で出てると思われます





これならルビーも出てくれることでしょう

来年には良い感じの2本立ちになってればいいな

そんなことを思いながら鉢を持つと、持ち上げた指が曲げにくくなるほど腫れてきました

なんかひどく痛痒くてすぐ治るのか不安
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黒豹

2022年07月07日 | その他




前回は子沢山だった黒豹

少し外してお嫁に出しさっぱりとしました

そんな中毟り忘れた花が咲き出しています









仔は元気に育ってはいますが、何やら墨が少なくなってきました

まぁそのうち墨のある葉も出るのでしょうが安定しない

芸の良い木が少ないのも納得できます

もっと日に炙った方が良いのかな・・・

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2022年07月01日 | その他




去年の秋から柄も沈んで青くなっている憧

一番日の当たる場所に置いて炙っているのですが

なかなか限界のポイントを見つけることができず

葉焼けを恐れて年々青い木になっています









10年前の一本立ちの頃は虎も出て憧らしい柄だったのですが

去年はそこそこ炙りましたが中々あそこまで持って行くのは・・・

この暑さで蘭は元気そうでも、こちらの不安が先行して取り込んでしまいます


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建国宝

2022年05月16日 | その他








去年の梅雨ごろに前回は書いてました建国宝

タイトルに冠を付けていませんが、今年は一本泥根を出しました

とはいえほぼ濁りのない黄色い根、もちろんルビー根も出していますし

横に付いた仔の根もルビーが出ていたのでこのブログ内では良しとしておきます





そしてこの仔の柄もなかなかいい感じ



綺麗な紺覆中透

この木の親もごくたまに青の仔も出しますが、柄の仔を出す打率は中々の物

本家の建国殿より殖える速度は速いのかもしれません



そういえば再開時にUPした建国殿ですが

自慢をする相手も身近にいないので、蘭屋さんへ自慢しに行ったところ

恐ろしいプレッシャーで売れと言われ

これ以上ないくらい抵抗したのですが相手もまったく折れず

結果泣く泣く店に置いてくることに

後悔しかない・・・

なんで見せに行ったのだろう

もう一度買い戻しに行こうかな

皆さんもお気に入りの木の取り扱いはお気を付けください

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