風蘭堂

富貴蘭のブログです

建国殿 No1

2010年08月31日 | 
 ひょんなことでうちの棚にいらっしゃいました建国殿No1
いきなり関西のとてつもない酷暑にさらされて大丈夫かなと心配しながらも
遮光一切無しの場所で厳しく育てられています

春先にいきなりルビー根を出し、よく見れば軸元に千筋柄の欠片さえうかがえます
これは今後の出世を期待させる大変良いもののようです

ただこのルビー根、伸びだしてひと月程でいったん根の成長も止めてしまいました
慣れない環境で少しでもルビーで伸ばしてくれてよかったと
残念だな~とは思いつつ納得してましたが
それが何を思ったかこの猛暑日の中急に動き出し相変わらず美しい色で伸びています

柄は確認できないながらも早速仔も1つ付きました

姿こそ小さいですが、存在感のある木です

反対側にも当りらしきボコボコが数個ありこれからも楽しませてくれそう
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待ちに待った縞

2010年08月29日 | 
 親の柄こそ最上に近い柄を誇っていますが、付いた仔は真っ青な建国殿の縞
その仔はルビー根こそ出るものの縞がどうも出ない


とりあえずこの秋にでも割って次の仔を促そうと
割ってひとり立ちさせるぞ、スネを齧るのもそろそろだぞと軽く脅しをかけたところ
それが通じたのか天葉にそれらしい影が出てきました

まだ見難い縞ですが、なんとか写って確認できそうです
蛍光灯の下では綺麗に確認できますが写真だとイマイチ・・・

で、縞が出たら出たで秋に割ってひとり立ちさせるんですけどね、フッフッフ

今後その秋を向かえるとだんだん冴えてくるでしょう
願わくば反対側の次の天葉にも縞を頂きたいのですが
どうなることやら


良い色の根さえ出てればいずれは縞も出るだろうと待って良かった
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時間かかったな~

2010年08月23日 | 
 春から今までで葉が一枚、成長は遅く今年は根下ろしも悪くあまり動きが見られません
あまりに変化に乏しいため毎回見ていてもあまりじっくりとは見てませんでした

そしてこないだの盆休み、嫁さんが実家に帰り一週間の独身生活を味わった際
暑さなどものともせずに、少し日焼けもしたいのでパンツ一丁で蘭の観賞をして(何をしてるんだろ
何でこの木は仔が出ないのかな~と考えていました
先日行った店で話していた結果では、
おそらくこの木は葉が硬すぎて、仔が中で潰れて出てこれないんじゃ無かろうかとのことでした
確かにこの木の葉はものすごい肉厚で硬いです、富貴蘭界のトップクラスの硬さでしょう
でも花芽はその硬い葉を突き破って出てくるんですよね・・・
どうゆうことなんでしょう


そうそう前回の当たりは結局花でして、しかもシケって咲かず
それでも少し大きくなってきた時には、付けのようなものが確認でき、これは!!とテンションが上がったのですが
中途半端に期待させたのに花で、おまけに咲かないとは
イラっとして毟り取ってやりました
当りだと思って動き出した所を写していた写真もイラっとしたついでに
咲かなかった花の当りの画像なんかいるかぁっ!!とまとめて消してしまい何の記録もありません

ブログやってる自覚があまり無い様です、以後気をつけます


そしてその盆の日焼けを兼ねた観賞の時に
葉の中に取り残された当りでも捜索してみようと思い立ち
いつも以上に力を入れて袴の隙間を覗き込んで見ました
いや~たまには無茶もやってみるもんです、いきなり当りを見つけてしまいました
見つけたからにはその硬い葉を取り除いてやりたいのですが
あまりに姿が悪くなりそうなんで、グッと力を入れて隙間だけを作ってみました
おそらくはこれで育ってくれると思います、たぶん
それにしても初の当りまでかなりの時間を使ってしまいました


もともと付いてる仔の方は順調なのか解りませんが親と一緒の一枚の葉繰り
こちらも中々大きくはなってくれません
これからもなが~い付き合いになりそうです
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二つ目も白く

2010年08月21日 | 牡丹
前回から一ヶ月が過ぎ当りの結果が発表されました

当りは白牡丹で問題無さそうです
おまけに前回の当りより紺が少ないような気さえします
まだまだこれからがっかりさせられる事も有るでしょうが
今のところは大満足な当りとなりました



前回の当りも順調に育ってます






この酷暑の中蘭達はがんばってくれてます
おそらく株自体にしっかりと力を付けさせさえすれば
人間にとって過酷な気温と湿度が彼らにとっては心地いいのでしょう

生まれ変わっても蘭にはなれそうにないです

それにしても今年の暑さはほんとに厳しい
梅雨が明けてから心地いい夜を過ごした覚えがないのです
クーラーをあまり使わないの為、暑さで記憶が飛んでいるだけでしょうか
それはそれで危険な状態です

そう言えば
「この暑さも蘭の為と思ったら耐えられる」
先日この言葉を嫁と一緒のときにボソッと口にしてしまいました
その時の嫁の言葉が
「そんなんあたし無理!関係ないし
もっともです、最近は言ってる本人ですら気休めにもなりません


せめていつまで暑いのかがはっきりと解れば少しは楽になれるのに
終わりが見えないのが何よりこたえます

とりあえず子育てがんばれ白牡丹
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あっとゆうまに仔沢山

2010年08月19日 | 覆輪
 にうちに来たときは仔が2つ付いており
親木がそこそこ大きいのでこれは成長も早そうだと眺め続けてほぼ4ヶ月が経ちました

うちに来てひと月程で大きい仔の上に当りが付き、こいつはと喜んでいると


更に下葉2枚の軸元に各一つずつ当りを付けてくれました


増えはそんなに良くないと聞いてましたが、これは嬉し過ぎる誤算

この毎日のうだる様な暑さの中大仕事をこなしてくれました

当り2つで元の親木から割られてまだ一年も経ってないのに
いきなり5本の仔育ての始まりです

そしてうちの家でも2人目が年末に産まれる予定
来年からは4人家族になります

お互い子育て頑張らないとね新羅さん
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いつまでたっても窮屈

2010年08月18日 | 
 出る仔出る仔が窮屈な所を選んで出てきてるかのように仔出しの場所の悪い上総の舞
先日動き出した仔は次の天葉をどうやって出すのかと注意して見てますと

心配をよそにうまい具合に葉を出してくれました
これならとりあえず上の仔を外さなくても何とか育ってくれそうです

 もう一本、親木の根の中に取り残された仔も順調に葉を出し育ってます、
しかしどうしても姿は小さいまま
さっと外してしまうにはどうも頼りない大きさで推移しています
こちらはあと2,3年は付けたままの方がいいのかな


そして上の仔ですがまた性懲りも無く育ち難そうな場所に仔を付けてくれました
加えて親木もその仔達のさらに上に当りを2つ
どうもこの仔も育ち難そうな場所ではあります

う~んこちらの気持ちは仔を出して欲しいとゆうこと以外1つも伝わってないようです

いつもありがとう、でももっと空気読め上総の舞
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やった縞がある! でもな~

2010年08月14日 | 
 先日の羆覆輪崩れの親木から出た縞の仔、羆覆輪の縞
その仔も親木となり2本の仔を付けてましたが、そのともに縞が有るとは言え微かなものばかり
もっと親木を見習って立派な縞が仔に欲しいなーと棚に行くたびに見てました

 そんな折去年付いた当りがこの夏の暑さに負けずに大きくなり
付いた場所が白中斑縞が出た葉の所なんで期待がかなり先行してました
前から見ると一見青の様にも見えますが
裏から見るとそれは立派な縞が見て取れます

ただね・・・前からよく見ると反対側にも少し縞らしいものが確認できるんですよね~(分かり難い)
縞が進んで覆輪とかならないだろうな・・・
結局行って戻って羆覆輪やん・・・

普通の羆覆輪に戻ってしまっては縞が出たと喜んだ6月頃の私がかわいそう過ぎます

すごく喜んでたんです彼

がんばり過ぎるのも考え物だぞ羆覆輪の縞

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頼りない天葉

2010年08月12日 | 
 ちょうど去年の今頃にゾウムシに当りをかじられ
跡形も無く枯れてしまった卑弥呼です
去年は天葉が元気よく出て、これは一回り大きくなるかと期待できたのは遠い昔
今年の天葉は今まで見たこと無いくらい貧弱なものでした
ゾウムシに根元の当りをかじられたことがストレスになったのか
それともちょっとした気まぐれか
おそらくは単に今年の作が気に入らなかっただけでしょうが
それほど作を変えた事も無いし、いまひとつ原因が掴めない今日この頃です

2本の仔達もそれぞれに大きくはなっているのでしょうが
如何せん成長速度はゆっくりで、あまり成長を実感できません


最近は割れそうな木ばかり探していたのが蘭に伝わったのか
へそを曲げられたようです

機嫌を直してください卑弥呼さん
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冴えないな~

2010年08月09日 | 紺覆輪
 自慢の藤色の根はもうひと月近く前に止まりました
その美しさで何もしなくてもいい写真が撮れると思ってた豊明殿ですが
大方の予想に反して今年の柄の冴えは最悪です


こないだ書いた専門店でも、売り物の豊明殿が今年は本性より実生の方が冴えがいいと言ってました

なにが悪かったのかな??
日の取り方が足りなかったかな??
春の寒さかな


今さらどうしようもないので来年までほとんど見ない木となりそうな気がします

せめて秋に久しぶりに見たら6本立ちになってたとかないかな~


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良くなってきました

2010年08月07日 | 
 2週間が過ぎ、付いたおもしろそうな仔は次の葉を出しています
これで期待するなと言う方が無理な話
毎日それも3回ずつぐらい見てしまいます

それにしてもこの天葉とってもいい感じです
この親木を大金出して買ったものなら
これから柄が消えないかハラハラするところですが
その昔建国殿セットでお安く分けていただいた木ですから
今回の仔でいい気分を味わえて十二分に元は取れた気がします

とはいえ、もうこの柄が消えてもいいとかそんな気は毛頭無く
進化を続けて、あわよくばルビーなんて出していただければ幸いです

がんばれ、とにかくがんばれ建国殿
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