少し先の悩み

　私は南西向きのベランダでの風蘭栽培をしているのですが、
今後出てくるであろう問題があります

ベランダでの栽培で気を使ったのがやはり日当たりでして、
隣のベランダとの境目に火事のときの避難口があるため
完全に塞ぐわけにはいきません、今でもギリギリ一杯といった状態です
そのため外側の壁か、窓側かに棚をつける訳ですが
外側の壁につけると下のほうの段がまったく日を取れないので却下

結果現在のように窓側に付けて設置しています。
この位置ですと、春や秋はそこそこ全体に日が当たるのですが
日の角度の高い夏場は一番下の段にしか直射日光は当たらず
一番の成長期に日を取るためには下の段に置くことになり
自然と日を取って締めたい、お気に入りの木がくる訳です

　長々と書きましたが問題はというと、もうしばらくすれば娘が歩き出すのです
いくら遅くても来年以降にはどんどん動き出すでしょう
そしてこの子はおそらくベランダの端にある、この奇妙な棚に気づくでしょう
好奇心の大きい子供のことです、
綺麗に整列した鉢に蘭が入ってるこの状態を見てまったく気にならない訳がありません。

いいおもちゃになること疑いなし

ここは嫁とのベランダ領土戦の末なんとか勝ち得た僅かな聖域です
ベランダにあるパレスチナ自治区のようなもの
なんとしても未来永劫守っていかなければならない


すいません興奮して少々大げさになりました

話戻る

　そんな微妙バランスで保たれた領土など娘には理解できる筈も無く
更に問題は嫁はここにそんな高級品種があるとは思ってもいない（教えてない）
その事実を知ったら知ったで新たな問題も発生しそう

そんな状態で手の届く下の段に蘭を置いておくとなると・・・

とても安心して仕事に向えるような環境ではなくなります

日当たりの良い家なんてとても買えません、どうしたものか・・・


この冬の課題です

これは継続かな・・・？

　先日風蘭三昧さんが書いておられました
増えなければ枯れるそうで、不安で見守ってましたが・・・

なんとか増えてくれそうかな

この仔は来たときから付いていた仔で
ほとんど動くことなく、じぃぃっとしてましたが
この夏の終わりからじわじわと動き出しその柄を見せてくれるようになりました
　親の柄はその噂通りどんどん派手になり、葉焼けもどんどん増え、つねづね
「おいおい大丈夫かいな」と思っていただけに、うれしいとゆうより
「助かった～」が実際の感想ですね

ただおまけの様に上には当りが
こちらは純粋にうれしいです

この柄で根がそんなに大量にあるわけでも無かったので兎にも角にも一安心

このまま秋の成長期を元気に過ごしもう一枚葉を出してくれれば
来年はもっと安心して見れるでしょう、継続かどうかもハッキリするしね


今年は冬に作落ちなんかさせないぞ

娘達が・・・

　先日勢いで割ってしまった西鶴ですが、
購入先に２鉢ともお嫁に行ってしまいました
一瞬でも育てようと決めた木が棚を出て行くのは
それに見合うものは戴いているとはいえ、なんとも切ないもんです

比較的よく増え根下ろしも早い西出系の富貴蘭でさえ
こんなに後ろめたく寂しい気持ちになるのに
一人娘ともなると想像もできん


いやいや一緒にするなと嫁に怒られそうですが・・・

とはいえやはりどんな方の元で作られるのか我が子のように心配してしまいます

願わくば

あらあなた、それが退職祝いに買ったっていう蘭？

んっああそうだ、西鶴っていうんだ

へぇ小さくてかわいいわね～、どんな花が咲くんですか？

いやいやこれは花なんか咲かさないよ、姿や柄を楽しむんだ

ふ～んそんなもんですかね、いくら聞いても解らないわ、で、やっぱり高かったの？

えっあっああ、まぁそこそこだ

ほんとですか、いいですけどね、ほどほどにしてくださいよ

わかってるよ、でも唯一の趣味なんだからいいじゃないか

はいはいわかりました、お楽しみください


っとゆうような熟年夫婦の元で育ってくれればいいと　勝手に妄想
間違っても
上から鉢を落として根も無いうちから割ってしまったり（参考画像）

夏場の植え替えで失敗して根を無くしてしまったり（参考画像）
する様な人の棚には行きませんように

いい人にもらわれるんだよ～

これからはまたこの親木一鉢になりましたが
仔や当りも秋の涼しさに誘われて元気に動き出しています


また楽しませてくれることでしょう

がんばる二人

　コンパクトな為狭いスペースに詰め込まれた青同士
１つの鉢でお互い邪魔をせずに成長しています

見習いたいもんです・・・


　瀬戸の剣は付けた花芽を伸びる前に毟り取ったのが効いたのか
あまったエネルギーを仔に使ってくれ
仔も大きく育ちおまけに２つの当り
うんうん感心感心
実生なんか気にしないで大きくなれよ


　舞鶴は去年から仔沢山で更にそこに当りをいくつか付けてます
これまた感心感心

娘もこないだ１歳になったし
うちもそろそろ二人目を・・・



話がそれました


　ただ舞鶴は付きすぎた仔にエネルギーを持っていかれてるのか
親の天葉は縮こまったまま
来年は仔作りを休んでもいいので株の充実をお願いします

　涼しくもなってきて根もまた動き出してきましたし
あと２ヶ月ほどは成長を楽しめそうです

以外に成長が早そう

　いきなり今年仔が付きまくったこの木ですが
４つも仔を付けた上、成長のスローリーな翠扇のことなんで
このままほとんど姿を変えることなく
動いても一つ二つ大きくなるかな～と考えていましたが、
結構見栄えが良くなってきました


　ここまでいいペースで４本ともが育ってくれると

がんばって株立を目指そうと思う反面

割るまであと何年かかるだろうかとか

そうだそろそろヤフオクの文面でも考えておこうとか

皮算用に余念がありません

できることなら皮算用だけで終わりませんように