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風蘭堂

富貴蘭のブログです

自由だ~

2012年08月07日 | 
 先週末に嫁さんと子供達を実家に送っていきました
子供の世話を実家の義父さん義母さんに手伝ってもらい、2週間向こうで少しゆっくりと過ごせると喜んでいました
日曜の晩に一人で自宅に帰りこれから2週間の独身生活の始まりです
嫁さんの実家から帰る際に義母さんから
「2週間不自由をかけると思いますがよろしくお願いします」と言われたのを横で聞いてた嫁さんが
「不自由違うな~自由やんな~、不いらんで」と言ってました
まさにその通り、自由です
この2週間で羽を伸ばしまくり、ハチドリのような羽をイヌワシくらいまで伸ばそうと予定しています

思えば上の子が生まれた時も嫁さんが実家に帰り、その時はじめたのがこのブログ
上の子がもうすぐ4歳になるのでブログも丸四年
休みがちとは言え結構続いています
今では毎日100人以上の方にこんなブログを見に来てもらえるまでになりました
感謝感謝です

微熱のような気温が続いて写真を撮るのも億劫ですが見放されないようにUP



 今回は金牡丹
葉の長さが短くなったこともありましたが、その後復活し今は順調そのもの
一度は潰れるかと思っていた小さい子も新しい天葉を出してくれています



上についた仔もすこぶる元気、ドンドン葉を伸ばしています



周りの仔達も順調ですが、嬉しい事に今年は無いかと思っていた当りを親の根元に発見
まだ小さいですが綺麗な真っ赤な当りも関西の灼熱の夏がちょうど良いのかちゃんと育っています





蘭にとっては心地良いこの暑さも人間にはこたえます
手に入れた貴重な2週間の自由時間
暑さを忘れるくらい充実させてみます
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黒い奴

2012年08月04日 | 
 先月はがんばったので今月はボチボチ行こうかと昨夜棚で写真を撮る蘭を物色していた時のこと
何かが視界の隅を横切りました
その存在は一瞬で理解しましたが、まさかそんなものがいる訳がないと自分に言い聞かせつつもチラリと確認
目が合っちまった、思った通りの奴だ
体長5cm近い黒く油ぎったその姿
ゆったりと大事な蘭のコケの上を練り歩く漆黒の悪魔 ゴキブリ
別に虫が嫌いなわけでは無いのですがこいつは別物

しばらく見つめたまま硬直する私
「どうしようどうしよう」と必死で考えますが良い案などまったく浮かびません
殺虫剤など大事な蘭の上にいてる奴に仕えるはずも無く
素手で掴むなど私には到底不可能
そうだ、バーベキューの炭を掴むトングで捕まえようと思ってもそれがすぐに見つからず
もし見つかってもあんなものですばやい奴を捕まえることなどおそらく不可能だったでしょう
そんななか目に付いたのが「スミチオン
これだ!こいつをぶっかけてやろうとすぐさま1000倍に薄めてポンプを構えても時すでに遅し
とっくにその姿は消えていました
悔し紛れに闇雲に棚中に2Lの溶液を散布しましたが手ごたえまったく無し
その間もビニール袋がふくらはぎに当ったり、肘に洗濯物が触れただけでビクビクしながらの情けない独り相撲は幕を閉じました
奴がどうなったのかは一切わかりません
また出てくるでしょうか・・・
できるだけ湿度を保つために棚の裏に人工芝を付けているのでそこに卵でも産んでやしないか気が気ではありません
盆の間に一度大掃除することになりそうです



そんな戦いが有り、せっかくなので漆黒の悪魔推薦(上に乗っていた)白牡丹です
うまい具合に白黒ですねなんてその時は思いもしませんでした

新しい天葉は覗いていますがしっかり紺も覗いています
それでも裏側はまだ真っ白なんで一安心





仔の方は大きいほうが柄が安定して次の葉も白く出ています
こちらも一安心





そして下にあった仔を踏み台にして生まれた上の仔は表側はほとんど紺で少し白縞
しかし裏側は真っ白でこれもまあまあこんなもんでしょう






そしてそして今回は新しい当りがようやく動き出しました
暑い8月にはいってから徐々に動き出した当りは
色合いも赤っぽくて期待を膨らませてくれています



期待は膨らんでいいのですが、奴の大繁殖を考えると余計な不安も膨らみます
くそ暑い中ゴキのお陰で夜中にしなくてもいい農薬散布をして嫁さんに臭いと文句も言われたし・・・
はぁ~疲れた
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柄は沈んで葉はふるう

2012年07月28日 | 
 建国殿のNO1なのですが現在ほとんど柄が確認できません
写真を撮ったのは先月のこと、そういえば写真だけとって記事を書いてないことに気づき写真を見ると
この現状では記事にするほどのネタが無く考えても文章が浮かばなかったのでほったらかしにして
画像フォルダの奥底に埋もれてしまってました
今回それを掘り出しネタも少ないので無理やりUP



っと枕はこれくらいにして本文を書こうにも肝心のルビー根は写真が無く
親木にあったはずの縞も現在はほとんど確認不可能
仔に少しだけ紺覆がかかってるようにも見えますが強く押せるほどではありません



秋まで待って柄が冴えた頃に再度載せてみようと思ってさっき棚を見ると
一つ上の写真にもその片鱗が見えますが下葉2枚の色が黄色っぽく変色
これは秋にはガラッと雰囲気が変わりますぜぇ旦那
次回は親木3枚葉での登場をご期待ください
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八千代?

2012年07月24日 | 
 その昔八千代柄の木を知り合いの棚で見つけわけてもらったものです
まだ蘭を始めてそれほど経っていない頃天葉に出たその柄に一目惚れ
とりあえず解らないなりに譲ってもらい5年以上作っていますが仔が一本付いたっきり
おまけに落ち着いてよく見れば多分これ建国殿じゃないんですよね
「この木からは絶対羆はでない」と何度か言われたのを覚えていますが
あれは「建国じゃないよ」との遠まわしな意味なのかと改めて気付いたのは買ってから半年は過ぎていました
そりゃ出ないでしょうよ
別に法外な値段で買ってないので楽しむ分には楽しめましたが
買った頃より冴えが悪くなった今となっては棚の片隅でほとんど自己主張も無く育っています





それでも一応八千代柄と呼ばれるような白いもやの様な柄は毎年天葉に現れます
芸の継承もちゃんとしており仔にも柄が見られます



天葉で出た柄はすぐに暗んでしまい下葉ではもちろん確認できません

これは何の木でしょうか
司光殿八千代と呼ばれるものか、西出の青なのか
私にははっきりわかりませんが、ラベルを替えるのは面倒臭いのでこのまま「八千代」で育てています
八千代芸には間違い無さそうですし・・・
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白い当り

2012年07月09日 | 
 この木もうちにきて姿を崩してました、羆覆輪から出た縞です
元の棚が日を弱く作っておりスラッとした綺麗な木でしたが
うちに来て無駄に炙られたので葉は短くなるわ軸は焼けるわで大騒ぎ
それでも預けた先でリラックスしたのか根はしっかり出てくれたので、枯れる事は無さそうです
もう一度ゆっくり作り直してみます



元々あった縞の葉は残り一枚となり柄があったことは既に忘れ
うちに来てからの葉は全て青くなってますが
前回から仔の方はそこそこ面白い柄が続いています
ただ写真にはっきりと写らない位の柄なので、あまりこの仔に期待してはいけないと過去の経験がささやいています









そうは言いながら帰ってきた木をよく見れば、春に付いた当りが良い感じで出ていました
なにやらこちらは期待をしてしまいそうな真っ白な葉
親の葉も白縞でしたからその血を引いてくれたのでしょうか
そのままの勢いでこちらはルビー色の根を出してくれることを祈りまっくています

全てうまくいけば問題無いのですが、白い当りの報告も兼ねてもう一度購入先に行ってこの木の親を見てきます
これで蓋を開ければ親が羆覆輪じゃなかったなんて嫌ですからね・・・
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捨てられない

2012年07月01日 | 
 前回から1ヶ月が過ぎ前から見るぶんにはとてもいい感じです
そろそろ新しい仔でも付いてるかと眺めていましたが今年の仔はお預け
今年の花芽は無かったのでまた来年以降に楽しませてくれることでしょう








そして後ろの仔はもう幽霊になることを決めたもよう
まったく親に付けて置く気持ちの沸かない葉の色ですから、根が降りる前に毟ってしまおうかと
根が有ればそんな木でもそのまま捨ててしまうのがかわいそうで、鉢の端っこに植えてしまうのです
植えたところでどうせすぐに枯れるのですが何故か捨てれません
そうやって植えた柄落ちの木などが大きくなり、ラベルを付け忘れていれば何の木か分からないこともしばしば
思い切ってポイッと捨てれないので狭い棚がさらに狭くなってしまいます
解決策として紺の少し有る下葉に賭け
天葉のみ毟り取ることにします
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アマミ実生 白縞

2012年06月10日 | 
 一月程前、車の納車で出かけた帰りに農産物の直売場が有り、少し覗いてみると富貴蘭が置いてありました
その他にもサボテンや山野草も並んでましたが富貴蘭だけでも40鉢位置いてあり
思わず手にとってじっくり観察
そしてその中からついつい買ってしまったのがこの木
最近ヤフオクなどでも見かけましたが、チョコチョコと縞も入っており面白そうと衝動買い
専門店ならこんなフラスコから出てすぐの実生の木を買う事は無いのですが
思いがけず入った店に富貴蘭が置いていた為かテンションが上がってしまい購入

「レジの店員さんにこれって楽しいんですか?」と聞かれました
そりゃ聞きますよね・・・
ミョウガより小さい木なのに考えられない金額を出してるわけですから
自分がつくづく人に理解されにくい趣味をしてるかを再確認し
一応「すごく楽しいです!」と笑顔で返答
しかし相手は苦笑い







おまけに帰って植え替えてみれば仔は寄せ植えでした
う~ん失敗したかなと思いながらも新根も伸びてますし、仔も元気そう
まだまだ大きくなるとは思いますが、どうなることやら
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楽しみな葉

2012年05月27日 | 
前回はほとんど見える縞は無いと書いていた玉金剛の縞
この成長期を迎え天葉が伸びていくにつれ、少し良い雰囲気の葉が出てきました



これなら一応縞といっても問題なさそう
このまま次の葉も次の次の葉もその次の次の・・・
期待だけは膨らみます



ただ周りに付いている仔は真っ青、有ったような気もしますがすでに縞の欠片も見当たりません
早々おいしい話は転がってません

とはいえお安く譲ってもらってるので、それほどあせらなくても大丈夫
今はこの棚ぼたな縞を楽しむことにします
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いい仔になってきた

2012年05月21日 | 
 綺麗な3本立ちに育って欲しいと願っていた大江丸
前に付いた仔は文句無しの最上柄で上がってきていました
こんな柄の木が欲しいと思っても手が出なかったので嬉しい限りではありますが
裏に付いた仔がいけません、全ての運を使い果たしド派手に上がってしまいました
このまま派手に進むようなら適当なとこでお別れすることになりそう
2本とも上柄なんて望むのはあまりに欲張りすぎなのでこのへんで我慢しときます





そろそろ居残り組みの蘭達も活発な生長を始めていますが
これまた実家に有るので近いとはいえ、なかなか写真に撮りに行けないのが現状です
ベランダには荷物が置けるようにはなったので、棚だけでも先に組み上げて受け入れ準備は完了
後は外に張られた幕と足場が無くなり、日当たりと風通しが確保され次第の大移動
自宅での蘭栽培ももうしばらくの我慢です
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いい根っていいね

2012年04月24日 | 
ダジャレですすいません
建国殿No1前回が去年の夏の更新でした
その時はルビー根を撮り忘れたとか書いてましたのが今回はしっかり記録できました
軸もとの柄がまだ沈んでいるこの時期では前回同様普通の青の木のよう
確か裏側には柄が残ってたはずですがこの写真しか無いんですよね
いつものことです
その為今のところ根以外はあまりネタが無い木ではあります
ただ親が親ですし、この根も綺麗にルビーで出ているので期待だけは膨らみます
付いていた当りも大きくなりもう潰れる事もないでしょう

良いもんですね順調な冬越しと綺麗な根
こんな晴れ晴れとした気持ちで桜を見れたのは久しぶりです
来年以降も気分良く花見ができるようがんばろ~
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