今日はこの3月と4月で入手した真空管を紹介します。
まずは、50です。

SylvaniaのST16のボトルサイズのものです。50は300Bと同じST19のサイズのものが良く知られていますが、写真のような2A3と同じサイズのものもあります。
当方ではSylvaniaとTung-SolとPhilcoのST16サイズのものを1本ずつ持っているのですが、それぞれ1本しかないので使い道がなく、同じサイズのこれらのメーカのものが出品され、適価であれば入札しようと思っていました。
そして見事落札できたのです。
がベースの刻印が手持ちのものと異なっていて、きれいに2本揃わないようです。まあ、それも仕方なし。次の機会に期待です。
次にRCA 3C33です。

3C33は、2A3クラスの3極管が2つ、同一グラス内に入った双三極管で傍熱管、しかもカソードが共通化されています。なので、シングルでは使いにくいですが、プッシュプルは1個でできるのでコンパクトなアンプが出来そうです。かの浅野勇氏もプッシュプルでアンプに仕上げていました。ヒータが12.6Vなのですが、使用する分には特に問題ないかと思います。音は、3極管らしくきれいな音がします。
次にRCA 6CA7/EL34になります。

RCAの6CA7というと、ビーム管のものがなじみがあるかもしれませんが、この球はヨーロッパからの輸入品のようで5極管です。
この球は1本だけの入手になりますが、実は未使用品を3本持っていて、もう1本欲しいと思っていたところに1本だけ出品されていたので、ここぞとばかり入札し見事落札出来ました。

この6CA7はもう少し秘密があり、XF2の記載があるものなのです。

例のブラック何とか工場で生産されたもののようで、RCA向けに出荷されたものなのでしょう。結構レアなものになると思います。
ということで、2か月の間に入手した球をご紹介しました。
ネタに困ったときにまたご紹介したいと思います。
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