久しぶりに新幹線に乗り出張中。
帰りの車内は、満席。
私は、3列の通路側、隣の先客は体格の良い大学生風の男子。
肘掛けを越えて彼の肘が私の腹に当たっている、足も組んでナイキの靴底が左足に微妙に当たりそう。
ヘッドホンをして、うたた寝中の男子。
こいつの生い立ちは、いったいどうなんだろうか?
親は、公共の場でのマナーをどう教えていたのか?
柏屋の饅頭を食いながら、体を通路側に寄せて、茶をすすりながら、口を開けて熟睡する青年の過去と未来を案じる、親の責任だよね。彼に非は無い。
二つ目の饅頭(つぶしあん)の包みを、薄皮がつかないようにはがしていると、後ろ方の座席では、小さな子供が大きな声でわめいているが、親は知らぬふり。
電車の中では、大きな声で騒がないというのが、社会の決まりではなかったか? その親の生い立ちは、どうなのだろうか?外見は、ふつう。
おっと横の2列席のお父さんは、さっき食べてた弁当のおかずが歯にはさまったのかチュッチュッチュと口から音を出す、このおじさんの生い立ち、親、常識って?
最近歩行者信号が赤で車が来ていても、横断歩道を渡り始める人を多く見かける。
娘の小学校の教室では、学校参観日でも、授業中に私語をやめない子供、注意しない先生、後ろでおしゃべりに夢中なお母さんたち、スマホでメイルか何かを打ち込む親。 いったいいつから、この国は人に迷惑を掛けないってことを、教えなくなったんだろうか。
となりの彼は、目を覚まし、窓際女性と話し始めた、夫婦か、恋人同士か、どうでも良い、少なくとも、私が女だったら、こういう男とは付き合わないだろう、でも、これが今の立派な社会人なのかなぁ
まあ、嫌なら、グリーン車に乗れっていうことか?
それでいいのか、この国は!
膝が当たるんだよねー
注意しないおいらも、ダメ?
もう大宮だ。我慢しようっと。