久々にCLSでツーリングに行ってきた
行き先は、茨城県那珂湊。懇意にしている、とあるドイツ車の蒐集をしている方(特定の方面ではかなり名前が知れているらしい)と、なんとなく毎年12月になると「鮟鱇鍋」をつつきに那珂湊まで来るのが恒例になり、今年で3回目。
過去は、バイクで走って冷えたカラダで食し、より満足を高めようと、彼の所有しているバイクと2台で来ていた。しかし、今年は彼の愛機の調子が悪く、釣られてFredyのCLSが出動となった。
平日の午前中、普段着のおっさん二人を乗せたなんとも怪しい黒のMercedesが、良く晴れた常磐道を疾走し、昼前に那珂湊漁港近くの市場に到着。車内の話題は、ドイツ車ネタで盛り上がり、まるでカーグラTVの編集長と松任谷さんの試乗インプレッション状態、「うーん、この高速でのフラット感は日本車には真似できない云々。。。。。」。
市場を散策し、いつもの店に行くと定休日。新規を探索しつつ、しばし市場の外まで足を伸ばすと、なにやら人の集る店を発見。誠実そうな店長らしき方に誘われ、店を決定。
前菜に、カキフライとめひかりフライを食し、次はいよいよ鮟鱇鍋の登場。
味噌ベースのスープは、意外とさっぱりしていてこりゃいける。鮟鱇もたっぷり。
湯気で写真がボケているのも気がつかないまま、一気に食べる。
そして、これこそ、メイン鍋のあとの雑炊。
そして、ご飯代わりのうにいくら丼。
一体どれがご飯でどれがおかずかわからないが、狙いは「そこ」である(「そこ」ってどこだ)
食べ終わる頃には、前後のテーブルは既に2回転目のお客様が。
店長様も、「全部お召し上がりになりましたぁ。。。ですよね。」とやさしいお言葉。我々にとってはいつもの量だが。。。。世間ではこれほど食べないのだろうかしかも平日の昼間に。。。
店員様のテーブルサービスも絶妙で、ホスピタリティと味、そしてコストパフォーマンスを兼ね備えた「久楽(きゅうらく)」様、お世話になりました。良き食事どころをまた一つ発見し感謝
店を出る時、同行の彼より一言、「いやぁ、腹いっぱいだしおいしかったですねぇ。ここ来る前に回転寿司食べなくても良かったよねぇ」???
そうだ、とりあえずって言って、到着早々、市場寿司で回転寿司10皿食べたんだっけ
「まあ、今日のところはこれくらいにしておこう」とFredyは言い残し、午後の暖かな日差しの中、Mercedesは一路、温泉に向かったのであった。
(つづく)