BMW S1000XR と Mercedes

バイクでキャンプ、星空と美味いものと、そして仲間との出会い。

慣らし走行、3回目 480km

2015-09-21 | F800GS Adventure

連休初日の土曜日、慣らし走行3回目、「した道ツー」で、朝5時出発、帰宅18時、480kmのツーリングに行ってまいりました。

今回のルートはこちら↓ 都心を出て、青梅街道を西に進み、青梅~秩父~299号線~ぶどう峠~小海~麦草峠~原村周辺~清里~信州峠~甲府フルーツライン~柳沢峠~青梅街道経由で都心に戻るルート。

ほとんどの区間が標高1000mを超える山岳ルートで、ぶどう峠、麦草峠、信州峠、そして柳沢峠を超える走りごたえのある道でした。

 

まずは、秩父を目指します。

大名栗を過ぎるあたりから霧が濃くなり、秩父の手前では、霧雨の状態でした。

秩父駅を通過し、299号線を西に走り始めると間もなく霧雨も止んで、晴れ間が出てきました。

その晴れ間から出てきたのがこちらの恐竜さんたち↓

 

草むらに一匹隠れています↓

 

結構リアルな恐竜君たちで、危うくかじられそうになりました、先週見た映画のジュラシックワールドの恐怖が甦ります(怖)↓

 

国道299号線を走るわけですが、初めて走りましたが、なかなか良い道です、こんなルートに都心から一時間くらいで行かれるとは知りませんでした。

 

 

本日のウエアーは、上着がメッシュで、下が革パン、朝の寒さは、革パンが凌いでくれましたが、午後から気温が上がったために、渋滞で汗かき状態でした↓

服装に迷うシーズンです。

 

そして、この変化に富んだ299号線は、上野村を経由して、本日ひとつめの「峠」、ぶとう峠に導いてくれます↓

 

そして、峠に到着↓ 時間は、8時45分、都心からほぼノンストップ、約3時間45分でした。

 

この間、対向車も、後続車もなし、マイペースで進む、最高のツーリングシチュエーション。

 

このまま、峠を下り、小海へと向かいます。

小海で299号線を別れ、瞬間141号線を経由して、松原湖入り口から、麦草峠に向かいます。

八ヶ岳横断道路のヘアピンの混じるタイトなコーナーを登ると、そこは、麦草峠。本日2番目の「峠」です。↓時刻は、9時30分でした。東京でてから、4時間30分、折り返し地点です。

タイヤも端から端まできれいに削ることができました。

 

ここまで来ると、すでに紅葉が一部で始まってます↓

 

それと、沿道のコスモスが最盛期できれいでした↓

 

麦草峠から茅野方面に山を下りて行くのですが、このころになると(10時ころ)両方向からのクルマやバイクが増えてくる時間ですので、ちょっと注意して走行。

お腹もすいたので、道端のベンチで、お弁当を食べました。

 

後半のルートは、八ヶ岳の南側の「八ヶ岳高原ライン」を東に走り、清里から再度141号をに戻り、野辺山を右折して、一路信州峠を目指しました。

 

途中、収穫期を迎えた金色の畑の中のフラットなダートを走ってみました。

GSには、こういう道が似合います、まるで北海道のようです↓

 

 

信州峠までの道は高原野菜の畑の中を一直線に突っ切る道路を進み、本日三つ目の信州峠を目指して登っていく非常に気持ちの良い道です。

振り返ると八ヶ岳が見えるのかと思い、バックミラーを除きますが、あいにく雲が掛かっていて、今日は山が望めません。

 

信州峠前後の道は、視界が開けず、林道の雰囲気、とはいっても全線舗装してありました。

まあ、この時間になってくると気温が上昇してきたので、日陰の道はありがたかったのですが、ところどころ、前日の雨に濡れた落ち葉の吹き溜まりがあり、ちょっと注意して走行です。

 

みずがき山荘を経由して、クリスタルラインの入口に来たところで、甲州市方面路盤陥落で通行止めの看板があり↓、当初の計画を変更し、増富ラジウム温泉、明野を経由して、甲州市に向かいます。

 

甲州市の手前から、フルーツラインに入り、山の斜面の交通量少ない快適なワインディングを走ります。

 

この先目指すは、塩山経由で、本日最後の「峠」、柳沢峠です。

峠に着いたのは14時45分頃、富士山は拝めませんでしたが、久しぶりの柳沢峠の甲府側からの登りは、結構楽しく走れました↓

 

ここで小休止、甲府市街が結構暑くて参りました。さすがにここまで登ってくると爽快です。

 

この後、青梅街道を東京方面に戻りましたが、青梅から先、久米川あたりで渋滞にはまり、気温も30度近く参りました。

特に水冷のファンが回ると、暑いのなんのって、特に今日は革パンです。この熱風は、この車の欠点のようです。

まあ、走っていれば気にならないので、渋滞は今まで以上に避けて通らねばいけないようです、パニアで幅も広いので、すり抜けも一般道では難しいです。

 

そののち、オドメーターは、めでたく1000km、久留米のガススタで、給油して写真もパチリ↓

 

ついでに、今日の燃費は、23km@Lです。↓ この時点で満タンからの走行距離が460kmでしたので、リザーブを半分使うとしても、480kmほどは無休油で走行できると覚えておくことにします。

 

このメーターのコンピューターを操作して、一番不満なのは、走行可能距離が出てこないことでしょうか。

燃料が少なくなって、警告灯が点くと、その時点からの走行距離が表示されます。↓

すなわち、このメーター中の20という数字は、警告灯が点いてから20km走ったということを教えてくれていますが、「あと何キロ走れるかの情報」は表示されないのです。

 

ちなみに、燃料タンクは、24Lですので、計算上は、23km/L x 24L = 552kmが走行可能距離となります、この時点での給油量は、以下の通り20.62Lでした↓

 

そんな、「満タン走行可能距離」の計測も今日の慣らしツーの目的でしたので、一応備忘録として以上記録しておきます。

 

ということで、出発から13時間、下道ばかりで峠を4つ超えて約480kmの走行を無事終えました。

これで、慣らしも終わりです。

 

今週末に予定している、オイル交換と点検の後は、徐々に回転数を上げて行き、ポテンシャルを試していきたいと思います。

 

次回は、ステッカーからフォグまで、カスタマイズをお見せする予定です、こうご期待! 

 


慣らしの2回目、早朝朝練、そして少しだけインプレッション

2015-09-13 | F800GS Adventure

昨日は、慣らしを兼ねて早朝朝練です。

 

コースはコチラ↓左回りに、約400km弱の下道ばかりのコースです。

出発は、朝の5時少し前、地震の時は、気づきませんでしたが、青梅を過ぎたあたりで、町の放送が流れているのが聞こえました。

 

天気も良く、路面も、トンネル内などWetなところもありましたが、良い状態でした。

山間部でも、大雨のあとのせいか、路面の泥や枯葉など何もなく安心して走れました。

 

これは、奥多摩湖から塩山に向かう途中の橋の上から、雲が流れていて気持ち良い朝の風景でした↓

 

ソロ走行でしたので、途中景色が良さそうなところで、適当に止まって写真を撮ったり、パーツ類の写真を空いている駐車場で撮影したり、はたまた、柳沢峠の頂上では、BMWの大先輩にコーヒーをごちそうになったりと、気ままな慣らしツーでした。

 

一応、慣らし走行ということで、マニュアルに従い回転数を押え、滑らかな操作を心掛けたのと、できるだけ多様な操作ができるように、帰路、八王子から高井戸までの高速を除き、全て下道でのツーでした。

一応マニュアルの64ページには「慣らし走行」という項目があり以下のように記載されています。

・負荷範囲とエンジンの回転数息を頻繁に変化させてください。一定の回転数での長時間の走行は避けてください。

・カーブが多く、なだらかな坂のある道を選び、十分に慎重な走行をするようにしてください。

・慣らし走行中のエンジン回転数(※5000回転以下と記載あり)を順守してください。

・慣らし運転までの走行距離(500-1200km)

F800GS Advは、5000回転だと、約120km位まで出すことができるので、高速道路で普通に流れに乗って走行できます。

 

一般道では、登りの追い越しで、ギヤを落とす場合、5000回転を超えそうになるので、少し注意が必要でした。

エンジンの性格か、高回転まで回る感じがしましたが、5000回転で我慢でした。まあ、通常の状態では、全く問題なく山道を流せるのですが。。。

 

帰着後のオドは、約560kmでしたので、とりあえず、最初の関門は通過というところでしょうけど、あと一、二回は、ちょっとの我慢が続きそうです。

 

後半に立ち寄った、道の駅↓

 

名物、豚串でチャージしました↓

 

 

念のため、昨日の慣らし運転でのインプレッションとしては以下の通りです、参考まで。

〇乗り心地はESAのComfortでも少し硬めだが、疲れるほどではないしっかりした硬さです。Normal、Sportsと固くなっいきますが、Sportsでもサスストロークはちゃんとある硬さ。

△ボクサーDOHCと比較しても仕方がないが、比べれば、トルクは少なく、登りの追い越しは少しもたつく感じ、チェーン駆動とシャフトドライブの違いもあるが、一瞬、アクセルオンと加速に瞬間的な間がある。しかし、一段ギヤを落として、高回転まで回せれば、そんな不足感も吹き飛ぶと思った(今回は5000回転までなので、慣らしの後に期待する)

〇シート、ライディングポジションに今のところ問題なし、お尻も痛くならないし、腰も大丈夫、ハンドルが遠い感じもなし。

〇慣らしとはいえタイヤも端まできれいに皮を剥かなければと思い、高めのギヤでそれなりの速度で山間部を流したが、結果としてR1200GSRallyより早く安心にコーナーを抜けられた気がする。理由の一つにリアブレーキの強さがあります。通常R1200GSでは、シャフトのトルクの影響か、それともそういうものなのか、総じてリアブレーキは弱い、というかほとんど期待できない。なので、前後同時にかかるハンドブレーキを使う場面があり、当然、アクセルの手も緩めなければいけない、しかし、リアブレーキがしっかり効くためか、アクセルは常に安心してオンの状態、コーナーでも、直前のブレーキングを気にせず、早め早めに開けられる、その結果、早く感じたのではないかと考えます。

×ウインカーが左だけのシングルスイッチ、1200GS(空冷)の両手スイッチに慣れていたので、右折の時、右手の親指が何度も空振り、慣れの問題と思うが、交差点曲がってスイッチをオフにするまでの時間は、スイッチ分割式の従来の方法に軍配が上がる。

×左側ステップ近くに排気管がある↓途中までは良かったが、どこかで、パンツの裾が接触したようで、生地が溶解し、排気管に黒い痕が残り、当然パンツの裾が1センチほど溶けた。今度から裾を絞って乗るべきのようだ。一応ツラーテックでカーボンの大型の対策パーツなどないか見てみたが、無いようである。

 

 次は、来週か、晴れるといいです。

 

 

 

 


F800GS Adventureがやってきました。

2015-09-06 | F800GS Adventure

しがらみなく、感性の赴くままに手に入れたのでうれしさ倍増!

あー、うれしー、爽快!

 

その気持ちを表したポーズがこちら↓ (photo by Lisaさま)

 

信号待ちの車からの視線が眩しいぜ!

 

このあと、早速、慣らし運転開始、といっても、「ウイリーとかせず、普通に走ってくれれば大丈夫です」という宇宙一番の月末追込み営業チャンピオンの市川店長のお言葉を受け、出発。

関越を軽く流して、五日市~上野原~相模湖IC・中央高速で、180km位でとりあえず終了。

 

(ファーストインプレッション)

結論:BMW Motorrad Fシリーズは絶対に「買い」である!

・総合的に自分にとってバランスが良い ※身長体重心身すべて鑑みてジャストフィット

・ハード的にも、相互的なバランスが良い 発売して数年経ってるせいでしょうね、ちゃんと改良してるのがわかるバランスの良さ

・総合的な品質 正直、Fは日本では「エントリーグレード」とか言われてますが(この判断基準もわからないけど)、品質的に良くできていました。ある意味裏切られた。各部品の取り付け、塗装、組み付けそれぞれの機能と品質共に今まで乗ってきたBMWと変わらず、CPは高い印象があります。もしかしたら、「お買い得」なのかもとも思います。日本国内における「BMWバイク=こうあるべし」っていう「しがらみ」をどこまで自分が尊重するかどうかですけどね、ちなみに今回、自分は全部捨てました(爆)、詳細はコチラのページをご参照ください。

・軽い、※正確には、操縦性、操作性すべてにしっかりした鋼性感があるのに「しなやかで軽い」

・静か、 ※R1200GSRally はうるさかった、その気にはさせるけど、ちょっと背徳心があった

・ちゃんと高速走れる※低回転からでも加速する、パニア付でもすり抜けできる(まっすがならOKだけど、後ろの人はひやひやだったとか)

・加速OK ※慣らしが終わらなくても十分いけてる

・連続コーナーの切替しが「よっこいしょ」ではなく「すいすい」 ※R1200GSRallyと比べて

・F800Gsが出たての頃試乗した悪い印象は改良されていた=エンジンの荒さ、低回転でのエンジンコントロールのシビアさ、スタンディングの時の脚のフレームへのあたり

・シートクッション性良し、お尻痛くならず

・サスストロークたっぷり、乗り心地良し=Adventureと名乗るだけのことはある

・ナビが目の前で視認移動少なくて楽

・×なのは、ラジエーターファンが回った時の熱風=まあ、冬はあったかいかも、停車時アイドリング止めれば対処できるけど

・△としては、ウインドプロテクション性で、鼻から下、足先までばっちり守ってくれます、でも鼻から上どうしようかなぁ、スクリーン先端に何か付けるかどうか要検討

・△、クラッチレバーがちょっと遠いかも、調整して近づけたけど、、、まあ、慣れの問題ともいえる、走っちゃえばいいけど、停車して走りだしにつなぐ時、ちょっと指に頑張ってもらわないとだめ。

 

正直、そんなにFシリーズの機能面に期待してなかったんで(すいません、全国のF乗りの皆さん、今は猛省しております)、オプションてんこ盛りにした詳細は、また次回。