10月2日のジャニーズ事務所の2回目の記者会見で 東山社長に事務所幹部の児童福祉法の共犯の可能性について 質問が及ぶと 木目田裕顧問弁護士は「児童福祉法違反は違う。 そもそも、気付いていなかったが行為はないので共犯、 ほう助は一切、成立しない」と質問を否定。 この時の対応や発言は大問題だと元検事の若狭勝氏はニュース塾の中で解説している。特に、ジャニー氏を最も知る人物である元副社長の白波瀬傑氏は、副社長を退任したが、記者会見にも一切姿を見せず、真相を全く語っていない。長い間、側近であったわけであるから、性加害を知らないわけはなく、問題を放置、隠ぺいに協力していた疑いが強い。若狭氏によれば、人類史上最悪の性加害事件を引き起こした事務所幹部が刑事責任を問われる可能性があると断言する。
9月7日の第1回記者会見では報道陣から「なぜ、白波瀬氏はここにいないのか」と問われたが、東山氏は「退任したので」と釈明した。一方で、今月2日の第2回会見では終了間際に「白波瀬さんにはやはり、説明責任があると思う」と言った。それに、現在も嘱託として勤務を続けていることも判明したため、今後の白波瀬氏の対応が注目される。人類史上最悪の事件が発生しているのに、今の時点で、日本の警察や検察が捜査に動いていないのも不思議な話である。過去に最高裁で犯罪性が認定されたのに、大手メディアが取り上げず、見て見ぬふりをして被害を拡大させたのだから、ジャニー本人だけでなく、事務所幹部や大手メディアも犯罪幇助として共犯者であるといっても過言ではない気がする。
東山氏も井ノ原氏も、犯罪事務所の責任者を引き受けたのだから、現在の責任者として罪が問われてもおかしくない。二人は、新会社を設立して、そこの責任者として、居座ろうとしているが、もってのほかである。1回目の会見で東山氏が素性がばれて沈没し、2回目の会見で、井ノ原氏が裏の顔が暴露され沈没した感がある。タレントを前面に出して難局を乗り切ろうとした事務所の画策は失敗に終わりそうな気がする。二人とも役員を引き受けたなら、病気持ちのジュリー氏とともに被害者救済に専念すべきであり、新会社の役員は降りるべきである。「二兎を追う者は一兎をも得ず」という格言があるが、二人にピタリである。新会社を作って、そこの役員におさまり、不正に得たジャニーズ事務所の資産やタレントを引き継ごうという魂胆は絶対認められない。犯罪の重大性を棚にあげ、名前さえ変えればいいというような安易な考えが見え隠れしてならない。
若狭勝のニュース塾: https://youtu.be/3Rj8GPkXusU?si=DP7aDQUjyIMlXAxd
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