浪漫飛行への誘(いざな)い

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岩谷時子物語

2018年03月10日 14時22分54秒 | TV番組
最近、テレビ朝日12時半からの帯ドラマ「越路吹雪物語」を毎日欠かさず見ている。見られない時はビデオで録画するほどだが、越路吹雪の熱烈なファンでもない。この連続ドラマに引き込まれる理由は、知っている有名人が実名でいっぱい出てきて、その時代に青春プレイバックできるからである。前作の「トットちゃん」の時も、特に黒柳徹子のファンでもないが、横山道代とか向田邦子とか渥美清とか野際陽子とか森繁久弥とか知っている人が次から次にドラマに出てくるので、引き込まれるようによく見ていた。

今の越路吹雪物語も、どちらかというと脇役の岩谷時子の魅力に引かれて見続けているともいえる。彼女が越路吹雪のマネージャーを生涯務めていたこともこのドラマを見て初めて知ったほどであるが、作詞家、訳詩家としてあれほど有名なのに、その地味で、奥ゆかしい生き様にどんどん引かれていく。このドラマも自分にとっては、「岩谷時子物語」として映っているのである。演じている役者(市毛良枝他)も本物の岩谷さんに雰囲気がそっくりでいっそう親しみがわく。

越路吹雪のヒット曲「愛の賛歌」「サン・トワ・マミー」「ラストダンスは私に」等の訳詞も岩谷時子だし、作詞家としての作品も有名なで親しみのあるものがいっぱいで魅力あふれる才能である。常に控えめで、物静かな雰囲気がドラマを通じてもよくわかるが、作詞家として作品は魅力あふれるものばかりである。有名な作品は多すぎてカバーできないが、いくつかリストしてみると、

・「ふりむかないで」「恋のバカンス」「ウナ・セラ・ディ東京」  ザ・ピーナッツ
・「夜明けのうた」  岸洋子
・「これが青春だ」「貴様と俺」  布施明
・「逢いたくて逢いたくて」  園まり
・「君といつまでも」「お嫁において」「夜空の星」「旅人よ」  加山雄三
・「恋の季節」 ピンキーとキラーズ
・「ほんきかしら」  島倉千代子
・「ベッドで煙草を吸わないで」 沢たまき
・「男の子女の子」  郷ひろみ
・「アテンション・プリーズ」 ザ・バーズ

彼女は、作詞家としての才能を開花させて、超有名な作詞家となったが、出しゃばったり、偉ぶったりすることがないことは、生涯、越路吹雪のマネージャーを本職として名乗っていたことからもよくわかる。ドラマでは、越路吹雪の歌声やその生き様も魅力あるが、個人的には岩谷時子の生き様に感動しながら、毎日テレビを見ている。見ている時は、自然と青春がプレイバックし、元気が出てくるから不思議なものである。

YouTubeは、「ふりむかないで」 ザ・ピ-ナッツ

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