浪漫飛行への誘(いざな)い

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ベラルーシ旅行の殺伐とした思い出~二度と行きたくない国

2022年03月01日 08時28分23秒 | 旅行

 

ロシアのウクライナ侵攻でにわかに注目を浴びるようになった国がベラルーシである。旧ソ連の一つであるが、周辺国がどんどん西欧化しているのに、今やロシア側に残っているのは、ベラルーシとウクライナだけのようである。そのウクライナがNATOに加盟する動きを見せるのに焦ってロシアはウクライナに侵攻したようである。

ロシア側とウクライナ側の交渉会談もベラルーシで行われているとのことである。ベラルーシ旅行といっても、トランジットビザで首都のミンスクに1泊しただけであるが、街の異様な重苦しい雰囲気に押しつぶされそうになっていた。リトアニアのヴィリニュスから列車で国境を越え、ミンスクに入ったが、ミンスク駅は、その建物はモダンなのに英語表記もまったくないのに驚くとともに駅のトイレを探すのにも大変苦労した。当時の日記は下記のように書かれていた。

「17日(2010年9月17日)は、まず日本大使館に立ち寄り、現地情報を得たり、もし万一トランジットビザで出国トラブルがあった場合の対処の方法を相談。書記官(女性)によると、日本からのツアーは全くなく、個人旅行で時々来られる人がいる程度で、ベラルーシはほとんど観光資源もないので、回りの旧ソ連諸国の中では完全に取り残されている感があるとのこと。観光客を想定していないので、もちろん観光パンフレットも地図もなく、英語の案内表示もほとんどない状況にある。地球の歩き方を片手に、市内の名所(教会や広場等)を歩き回ったが、街の看板、案内はほとんど役にたたず。お昼は、街中の目立ったところにあるマクドナルドでビッグマックセットを食べた。マクドナルドは、どんな街に行っても大体はお店があり、旅行者にとっては頼れる友といった存在。味もわかっているし、注文も簡単、それにトイレが無料で使えるので、旅に出ると必ず何回かはお世話になっている。」

観光客が来ることを想定していない街を歩くのは大変であることを実感した。ベラルーシは旧ソ連国で唯一ロシア側に残っているだけに、自分にとっては二度と行きたくない国の筆頭である。行ったことがある日本人は少ないと思うが、見るべきものは何もないので、行く価値は全くないといえる。ロシアの手先で動いているのだから、ベラルーシにも厳しい制裁を加えるべきである。隣国リトアニアは、観光資源も豊富で、首都ヴィリニュスの他にも杉原千畝がユダヤ人に命のビザを発給したカウナスという古都も有名でベラルーシとは天と地ほどの違いがある。旧ソ連国でもこんなにも違うのかと驚くばかりであるが、ウクライナも早くロシアから逃げ切ることが発展への唯一の道であると感じる。ゼレンスキー大統領に頑張ってもらいたいところである。

 

画像はミンスク駅

 

リトアニア・ベラルーシ旅行(6分以降): https://youtu.be/Bsqv2j0UBNk


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