
28日、ミニバンを利用して、トビリシから陸路で国境を越え、アルメニアの首都エレヴァンに入った。これでアルメニアが92番目の訪問国となった。アルメニアは世界で初めてキリスト教を国教にした(301年)国だそうである。
トビリシからのバスは、オルタヂャラというバスターミナル(街の中心からタクシーで10分)1時間おきに出ているという情報で、そこまでタクシーでいくつもりだったが、ホテルスタッフからホテルの近くからも出ているという新情報を得て、それに切り替えた。35ラリ(約2100円)でオルタヂャラより5ラリ高いが、タクシー移動を考えるとこちらの方が便利と考えた。すぐ近くだったので、何とホテルにまで迎えに来てくれたが、自分一人と思いきや8人乗りのミニバンで、6人もの乗客がいたのにビックリ。旅行者には全く知られていないためか、皆、現地の人達のようであった。約5時間の乗車は、道があまりよくないのに、スピードを出すものだから、何となく疲れた。
国境の通過も時間もそんなにかからず、極めてスムーズ。グルジアの国境を出た後は、歩いてアルメニアの国境まで行き、そこで入国審査。e-visaといって、インターネットでビザ申請したものなので、パスポート上は何もない。アゼルバイジャンについても、通常の申請とは別に、e-visa の申請も必要であったが、どうも最近はこういうのがはやっているようである。
国境のところに両替所があったので、少しアルメニアの通貨(ドラム)両替した。もちろん日本円は駄目なので、グルジアのお金から両替した。今回の反省の一つに円は使い物にならず、米ドルかユーロをたくさん持ってくるべきであった。ATMを探して新生銀行のカードを使って何とか現地通貨を調達しているが、これまた、なかなか見つからないので苦労する。
エレヴァンは、今までの都市より寒く、街もあまり綺麗とはいえず、雨模様でもあったので第一印象はあまりよくない。エレヴァンのバスターミナルからホテルまでタクシーを利用したが、どうもぼられた感じで(15分位で約1000円だが。。。)、その影響もある。地下鉄も1回当り、100ドラム(25円)と安く、タクシーもいろいろ聞くともっと安いようである。地下鉄にしても、全く英語の表記がないので、わけが分からない状態。駅についてはトビリシでは英語の表記も車内アナウンスもあったが、こちらでは全くなし。残念ながら、英語もほとんど通用しない。旅行者用のツーリストオフィスもなさそうである。また、ATMを探したが、今のところは見つかっていない。
明日は、英語のツアーに入って、世界遺産であるゲハルト修道院とガルニ神殿を見に行く予定。
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