浪漫飛行への誘(いざな)い

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昭和ポップスのカバー曲ベストテン 

2021年01月20日 19時29分12秒 | 音楽

1月19日のTBSの「この差って何ですか?」の番組は、昭和ポップスカバー曲ベストテンというタイトルで、昭和ポップスとそれをカバーした平成世代の曲をランキング形式で紹介していて、ちょっと興味を惹いた。我々昭和世代の者にとっては、よく知った曲ばかりであるが、今の若い人もカバー曲で知っているとは驚きであった。カバーされた曲の回数の順位は以下の通りであった。

10位  花~すべての人の心に花を~  喜納昌吉  60回
9位  卒業写真  松任谷由実  61回
8位  赤いスイートピー  松田聖子  65回
6位  異邦人  久保田早紀  68回
6位  ひこうき雲  松任谷由実  68回
5位  川の流れのように  美空ひばり  77回
4位  やさしさに包まれたなら  松任谷由実  84回
2位  なごり雪  かぐや姫  87回
2位  糸  中島みゆき  87回
1位  見上げてごらん夜の星を  坂本九  176回

順位を見ると1位はダントツで坂本九の「見上げてごらん夜の星を」であったのは予想外であった。多くカバーされるということはそれだけいい曲であることの証明であるともいえる。2位の「なごり雪」のようにイルカの歌ったカバー曲の方が有名になるということもあるのは面白い。また、松任谷由実の曲が3曲もランクインしているのは注目される。どの曲もよく聴いたことのある曲ばかりであったので、楽しく聴かせてもらったが、カバー曲ということでは、個人的に好きなのは、テレサ・テンによるカバー曲である。彼女は、声質が美しいので、オリジナルより彼女の歌声の方がいいと感じることが多い。個人的に特に好きなカバー曲をあげれば下記の通り。

・「問わず語り」 原曲 中野安兵衛
・「ホテル」   原曲 島津ゆたか
・「北の旅人」  原曲 石原裕次郎 
    もちろん裕次郎はいいが、テレサもいい。

彼女は、自分が知っているだけでも日本の歌謡曲を70曲以上も中国語でカバーしており、旋律的な中国語の魅力もあって、どの曲も美しいサウンドになっている。また、中国人歌手の陳佳(チェンジャ、KEI)は、テレサの曲をほとんどカバーしているが、声質が同じことからそっくりの歌声になっており、今は亡きテレサを彷彿させるので中国でも大人気を博している。カバーといっても、そっくり同じに歌うことができることも魅力の一つである。

また、他のカバー曲では、徳永英明の「翼をください」が大好きで、赤い鳥のオリジナル曲よりせつない歌声で魅力を増している。カバー曲は、JALのコマーシャルにも採用されているが、カバー曲を聴いていると歌う歌手によって曲のイメージが随分変わるものだと実感する。

「見上げてごらん夜の星を」坂本九

「問わず語り」テレサテン・陳佳   

原曲 

「北の旅人」テレサテン

原曲

「翼をください」徳永英明 

原曲

コメント
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