緊急事態宣言が発出され、コロナの感染が拡大し続けている現状に鑑み、オリンピックなんかできっこないと誰しもが思っているが、どうして、首相、組織員会会長、都知事等は、あくまで実施する予定を頑として変えようとしないのであろうか?予定通り開催の姿勢を崩さないIOCも同罪である。
日本医師会の会長が、外国人のコロナ患者の受け入れは現状では困難で、ワクチンが劇的に効いたり、特効薬が急にできるなどといった神がかり的なことがなければ難しいと断言しているのに、どうして無視できるのか不思議でならない。すでに医療崩壊は起こっているし、医療的見地からはどうみても無理だと思われるが、意図的に発表を遅らせているとすれば、これはもう人災と言わざるを得ない。医師会のトップが遠回しだが、無理だと言っているのに、それを無視するような政権は早く終わりにしなければ、日本はとんでもないことになる。
オリンピックの中止は当然だが、信用ない現政権のもとでは、ワクチン接種もうまく運用されるとはどうしても思えない。首相のリーダーシップぶりも最悪だが、N自民党幹事長やA財務大臣の老害ぶりも目立つ。ここにきてI元自民党幹事長がコロナに感染し、無症状でもすぐ入院という上級国民優遇という嫌なニュースも飛び込んできた。症状があっても入院できない人が何千人もいるというのにとんでもない話である。
最新の朝日新聞の世論調査(1/23-24)で、内閣支持率は33%、不支持率45%と10P以上もの差が出るほどまで続落しているのは当然である。コロナの収束が見えない上、現政権の対応のひどさに怒りを覚える今日この頃であるが、外出もあまりできず不安に怯える毎日である。
一月万冊のコメント(1/23): https://youtu.be/1Wt2AzVhe-8