浪漫飛行への誘(いざな)い

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憧れのザルツブルク入り

2017年05月09日 06時33分19秒 | 旅行
5月8日にイスタンブール経由でついにオーストリアのザルツブルクに足を踏み入れた。30年振りであるが、前回は両親を連れていたので、あまり細かいところまで鮮明に覚えていない。サウンド・オブ・ミュージックへの思い入れが強く、ロケ地を巡るツアーに入って感動したことが印象的で、いつかはもう一度と思っていたことを今回実現させたものである。

しっかりともう一度見て回りたいと思い、今回は3泊し、9日はサウンド・オブ・ミュージックの舞台を訪ねる日本語ツアーに入り、10日は市内の見どころ巡りとツアーでカバーできなかったロケ地を補足したいと考えている。市内観光は「ザルツブルク・カード」を購入し、博物館や観光スポットをできるだけ多く見て回ろうと意気込んでいる。

到着した8日は、あいにく雨模様で寒々としていたが、街の雰囲気をつかもうとして、街の散策に出かけた。ホテルからミラベル庭園まで10分程度ゆっくり歩いて行ったが、街の新緑が新鮮でみずみずしく、空気も綺麗な気がする。1年で一番いい季節である。庭園に入ると、それはもうサウンド・オブ・ミュージックの世界に一気に引き込まれる。子供達とドレミの歌を歌いながら、ペガサス噴水の回りを歩き、 バラのトンネルを走り、公園の入口の石像のところで踊り、最後に「ドレミの階段」と呼ばれる階段をステップして踊るシーンが鮮明によみがえる。今日の庭園も花壇が美しく、映画のシーンそのままで、まさに感動的である。

庭園の後、旧市街の方まで足を運び、モーツアルトの生家や映画のシーンにも出てくるモーツアルト小橋、レジデンツ広場の噴水あたりを散策し、10日の観光の下準備というかオリエンテーションを兼ねた。街を散策していて気になったことは、もちろん欧米人らしき観光客は多いが、アジア系の観光客としては、ほとんどが中国人と韓国人であったことに愕然とする思いであった。日本人もほんの少し見かけたが、自分の印象としては、中国人45% 韓国人45% 日本人5% その他5%。ザルツブルクといえば、モーツアルトとサウンド・オブ・ミュージックの世界だから、アジアでは日本人が圧倒的だと思い込んでいたので、大変ショックであった。日本人の海外留学も減っていると聞くし、今や日本人の海外志向は間違いなく減退している印象である。

夕食は、モーツアルトの生家の近くにあった”Café Mozart“という洒落たお店があったので、定番のウィーナー・シュニッツェル(豚のカツレツ)を食した。このメニューは、今回の旅行で一度は食べようと計画していたので、日本からトンカツソースを持参してきて、美味しく食べさせてもらった。日本のトンカツにそっくりなので、トンカツソースがあったら、日本人にとっては最高に美味なメニューとなる。また、旬の白アスパラガス料理のメニューを掲げているレストランが何軒かあったので、ドイツに行く前にフライングして、白アスパラガスを口にしようかと思っている。ドイツではこの時期にしか食べられないので、フランクフルトでアスパラガス三昧を計画しているが、オーストリアも同じ状況にあるようで、この時期だけのアスパラガス専用メニューに誘惑されそうである。

ザルツブルクの街並みの美しさに引き込まれていたので、散策しても全く疲れは感じていなかったが、万歩計の数字が24,000 歩を超えていたのにビックリした。明日は、サウンド・オブ・ミュージックの舞台を訪ねるツアーに入るので、この日記も映画を見ながら書いている。映画のシーンを焼き付けていると感動の度合いも増すと思い込んでいるので、ツアーにはDVDを持参し、その場で映画のシーンも同時に見ようかと考えているが、どうなるか。。。30年前は英語ツアーでアメリカ人が大勢いてあまりいい印象がなかったので、今回は日本人だけで、説明もしっかり聞くことにしたい。

写真はミラベル庭園にあるバラのトンネル
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