浪漫飛行への誘(いざな)い

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コソヴォの世界遺産の修道院をはしご

2017年05月07日 23時46分37秒 | 旅行
コソヴォの世界遺産は一つだけだが、4つの修道院が登録されている。それぞれ首都プリシュティナ郊外(タクシーで15分位)、ペヤ、デチャニ、プリズレンという街に点在している。ペヤとプリズレンはプリシュテイナからバスで2時間弱のところ、デチャニはペヤからさらにバスで30分行ったところにある。

昨日(5月5日)には、プリズレンまで2時間バスに乗って出かけたが、世界遺産の修道院は修復中のためか、中に入ることができなかった。6日は、リベンジと思い、点在する3つの世界遺産を一日で駆け巡る計画を立てた。シャワールーム騒動で出発が当初より遅れて朝9時すぎになってしまったので、まさに時間との勝負であった。

ホテルからバスターミナルまでタクシーで15分位、そこからペヤまで路線バスで約2時間弱。バスの時刻表はネットで少し調べていたが、実際は本数が少なく、出たとこ勝負の感があった。11時20分頃ペヤに着いたが、観光案内所に立ち寄ろうと街を歩き始めたものの、土曜のためオフィスはクローズ。バスターミナルからタクシーで行けば15分位のところにその修道院はあるが、乗りそびれたため、約1時間歩き続け、12時20分頃やっと辿り着いた。

修道院はNATOの平和維持軍が警備しており、入口でパスポートを預けるシテムであった。修道院は13世紀のものであるが、中は撮影禁止。帰りも歩くとなったら、時間のロスで大変と思っていたが、運よくタクシーをつかまえることができた。ターミナルに戻り、そこからデチャニ行のバスに乗り換えた。たまたま着いてすぐに出発するバスがあり、13時10分頃にはデチャニに到着していた。降りてすぐタクシーをつかまえ、片道15分はかかるが、向こうでの待ち時間料金も含め、8ユーロで交渉成立。

デチャニの修道院もパスポ-トを入口で預け、タクシーを待たせて10分ほど見学したが、残念ながらやはり内部は撮影禁止。見学後、タクシーに乗ったところまで戻って、そこでペヤに戻るバスを待った。本数が少ないので、すぐには無理かなと思ったが、3分も待ったら運よくバスが来た。そんなわけで14時50分にはペヤのバスターミナルに戻ることができた。これまたラッキーにも、5分も待たずにプリシュティナ行のバスに滑り込むことができた。 時刻表によると1時間45分位かかることになっていたが、これまたラッキーにも1時間ちょっとで、16時すぎにはプリシュティナに戻ることができた。

郊外の修道院のオープンの時間が17時までとなっていたので今回の強行スケジュールではとても無理かなとも思ったが、何と16時20分頃には最後の修道院に辿り着いていた。バスの乗継時間がスムースにいったおかげであり、本当にラッキーであったといえる。

これでコソヴォの世界遺産の4つの修道院すべて見学することができた。たった2泊であったことを考えるとよく見で回れたものと自分ながら感心する。どの修道院も内部のフレスコ画は保存状態もよく、まさに眼を見張るほどの素晴らしさであった。NATO軍が厳重に警備しているのもうなずけるが、写真撮影ができないのが残念であった。コソヴォに行ったことのある日本人はまだ極めて少ないと思うが、是非一度コソヴォにも足を運ばれることをお奨めする。

写真は、3つの世界遺産の一つであるペヤ総主教修道院
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最新のシャワールームに困惑

2017年05月07日 06時12分20秒 | 旅行
コソヴォの首都プリシュティナで1泊朝食付きで44ユーロという中級クラスのホテルに泊まったが、最近リノベーションしたようで、外装から客室まですべてが新しくて綺麗であった。部屋には最新鋭のシャワールームが付いていて、使い方が分からず悪戦苦闘する羽目になった.。

シャワールームといっても、足元にはちょっとしたバスタブが付いていて、狭いけど十分浸かることもできる。正面には液晶パネルが付いていて、コンピュータシステムでいろいろな機能があるようである。シャワーはもちろん、マッサージのお湯も背中にあたるように出てくる。座ってシャワーを浴びることもできるし、サウナとしても使えるようで、温風やスチームも出てくる。

また、操作説明書がないため、液晶パネルのボタンをいろいろいじって実験してみたが、他にも機能があると思われる。今まで単なるシャワールームしか使ったことがないため、ごく普通に使っていたら、お湯がバスタブから溢れ出たのか、ドアの間から隙間から漏れたのかわからないが、いつのまにか外の床が水浸しになっていた。慌ててホテルのスタッフを呼ぶ始末になったが、最新鋭すぎて凡人には、「豚に真珠」というか、あまり役に立たない結果となった。

少し調べてみたら、どうもスチームシャワーといって、最近はホテルや家庭でも取り付けているところが増えているようである。初めての経験で床を水浸しにしてしまったが、クレームをつけたわけではないのに、翌朝ホテルスタッフからスイートルームに無料でアップグレードする旨申し出があった。まさに、「瓢箪から駒」というか、たった44ユーロで申し訳ないと思いながら、ソファセットも置いてある広いスイートの部屋に移ることになった。そこにももっと大きなマッサージ付のスチームシャワールームが装備されてあった。スタッフの話では、このホテルでは、全室にスチームシャワーがセットされているとのことであった。使ったことがある人はいますか?

写真は、シングルの部屋にあったシャワールーム
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ヨーロッパ最後の聖地、コソヴォに足を踏み入れる

2017年05月07日 05時07分55秒 | 旅行
ヨーロッパで一番新しい国、コソヴォについに足を踏み入れ、ヨーロッパ53ヶ国(国と地域)の完全制覇を達成した。あくまでオリンピックや国際陸連に加盟している国と地域を自分の基準としているものであるが、それなりに感慨深いものがある。世界中では、コソヴォが101ヶ国目となったが、我々が想像するよりはるかに街中は平和で治安も悪くない印象で、コソヴォ紛争なる言葉だけで我々が勝手に危ないと誤解しているようである。

イスタンブール経由で首都のプリシュティーナに早朝に着いたが、今回はホテルに空港での出迎えを依頼していたので、極めて楽でスムーズなホテル入りであった。個人旅行をしていると最初の難関が見知らぬ空港に降り立ち、現地の通貨を用意し、いかにスムーズにタクシーまたは公共交通機関を利用するかである、重たい荷物を持っているので、タクシーが楽であるが、見知らぬ土地のため、ぼられる可能性も大きい。特に夜間は治安上の不安もある。バス等の公共交通機関はその正確な情報(乗り場、降り場所、経路、切符の買い方等)を事前に得るのがむずかしい。今回のようにホテルに出迎えが頼めたら、タクシーほど高くなく、ぼられることもなく安心してホテルに行けるので、今後は利用したい。

早朝に着いたこともあって、ホテルスタッフの薦めで、予定になかったが、オスマン朝時代の建物が数多く残るプリズレンという南の街に行くことにした。バスで約2時間かかった(4ユーロ)が、ゆっくりと街の見学ができた。街中を散策したり、城塞にも上ったりしたが、世界遺産に登録された教会はクローズされていて入ることができなかった。明日は予定通り、ペヤ総主教修道院とヴィソキ・デチャニ修道院(ともにバスで約2時間のところにある)とグラチャニツァ修道院(タクシーで20分位)という3つの世界遺産の修道院を見学予定。


写真はプリズレンの旧市街

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