浪漫飛行への誘(いざな)い

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鉄道でブハラからサマルカンドへ

2014年04月10日 12時51分44秒 | 旅行
ウズベキスタンに来て初めて鉄道を利用したが、予想外のことがいろいろあった。まず、切符は前日までに買わなければならないみたいで、ホテルの人に予約購入した切符を当日のに変更しようとしたら、本当かどうかわからないが、当日はできないと言われた。

鉄道の駅にも簡単に入れるものと思っていたが、切符を持っていないと駄目なようで、入口で厳重な手荷物検査も行われていた。予約の変更に駅に行くなんてとてもできそうな雰囲気ではなかった。そういえば、タシュケント駅でも駅には入れず、切符は隣の建物で購入したので、基本的に駅は、切符を持った乗客しか入れないようである。日本では、改札の中には切符がないとは入れないが、駅舎には誰でも入れるので、えらい違いである。

駅の写真を撮ろうと思って、OKか訊いたが、撮影不可と断られた。列車の撮影も禁止。2等席であったが、車内は十分綺麗で、一つの客車に4つのフラットモニターが付いていて、DVDらしきドラマが放映されていた。英語の案内表示も一切ないので、どうなるかと思ったが、3時間の列車の旅は無事終了した。

どこでも英語の表記はほとんどないが、そんな時に唯一頼れるのがアラビア数字である。数字を見つけては、それが一体何を意味しているか、想像力をふくらませる。数字の解読ができると少しは明かりが見えてくる。乗るまで列車の座席番号もよくわからなかったが、数字が切符に表示されていて、それが座席番号であった。

サマルカンド駅に到着すると予想通り、タクシーの客引きがいっぱいいたが、逃げるようにして振り払い、何とかバス乗場に行くことができた。日本語で話かけてくる人もいるので、何となく怖い感じである。

初めての空港や駅に降り立った時、最大の難所がタクシー利用である。相手はこちらが不案内であることを見透かしているので、まずぼられる可能性が強い。ぼられるだけならまだいいけど、車という個室の中に運転手と二人きりになるので、夜間などは治安上の不安がつきまとう。やむを得ずタクシーを利用する時は、人間ウォッチングじゃないが、運転手の人相から親切で人がよさそうか、悪質タクシーでぼったくりしたり、危なそうかを咄嗟に判断する必要に迫られる。性悪説が前提とならざるを得ないのは悲しいことである。

タクシー利用は、いつも緊張感を持っていないと危ない目にあう恐れがあるので、初めての空港や駅ではなるべく利用しないようにしている。しかし、タクシー以外の公共交通機関を利用するのも至難の業である。市内ヘのシャトルバス見たいなものがあればいいが、路線バスを乗りこなすのは、これまた大変なことである。今回は、路線バスが市内のどこを通るかの情報を全く持たないで、ガイドブックに載っていたバスの番号を頼りに市内方面に行くと思われるバスに飛び乗ったが、ホテルから少し離れたところしか行かず、バス停から15分ほど歩くことになった。
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世界遺産の街、ブハラで中世にタイムスリップ

2014年04月10日 01時06分39秒 | 旅行
4月5日は午前中に旅行会社に行ってブハラ行の航空券を買い、その足でタシュケント駅に行って、2枚の鉄道切符を買ったが、航空券は安く買えたものの、出発の空港ターミナルを間違えて案内され、翌日早朝に大変な思いをした。ターミナル2を案内されたが、実際は2-3㎞離れたターミナル3で早朝早めに行ったから何とかなったが、タクシーを2回使う羽目になった。

6日は、早朝にブハラに着き、前日に急遽予約を入れたホテルにチェックインしたが、そこは、200年前のサライの建物をホテルに改装した歴史感あふれるホテルで、値段も1泊朝食付きで35ドルであった。ドイツにいた時、お城をホテルに改装したシュロスホテルに何回が泊まった経験があるが、まさにそんな感じで、雰囲気は抜群である。

ホテルは安いところを選んだので仕方がないが、歴史情緒とは別に、いろいろ問題点も多い。Booking.comの予約でカード利用可とあったのが選んだポイントの一つであったが、実際は現金しか使えず、また、インターネットも利用可と案内されていたが、実際はトラブルだと釈明があり、1日待って、今、やっと使えるようになった。今時は、インターネット利用不可では使い物にならず致命的といえる。12室あるが、2日間とも宿泊客は自分一人のみのであった。。

チェックイン後、すぐに旧市街の観光に出かけたが、ブハラの旧市街は世界遺産に登録されているだけあって、見どころがいっぱいで、ガイドブック片手に全部で15か所位の名所旧跡を見て回った。すべて歩きなので、本日の万歩計の歩数は35000歩にもなった。

ブハラのシンボルであるカラーン・ミナレットをはじめ、古いものがそのまま残っている建造物も多く、中世の雰囲気を色濃く残す町並みの中の散策は感慨深いものがある。
急遽旅程を変更して、この町を訪れたのは大正解であったともいえる。

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