新年早々の一月万冊で、ジャーナリストの佐藤章氏は、岸田首相は、国会での議論を経ず、防衛費の大幅増を政権内だけで勝手に決定して、日本を混乱に招いているが、どうも安倍氏の亡霊に取り憑かれて、アメリカ軍産複合体に踊らされた安倍氏の敷いた路線を突っ走っているだけと警告を発している。岸田首相は長らく外務大臣をやっていたが、在任中何もやってこなかったとバッサリ。
トランプにしっぽを振っていた安倍氏の勝手な約束で、アメリカから欠陥兵器とも言われる性能の低いトマホークを大量に購入させられる羽目になっているが、岸田首相はそのとんでもない路線を推進するという愚挙に出たものである。反撃能力や敵基地攻撃能力を持つべきという物騒な発想を全面的に展開し、安倍氏の強行路線をさらに推進しようとしているので、支持率も下がりっぱなしで危険水域に来ているが当然である。マスコミも防衛費倍増ありきで、その財源の議論ばかりで、防衛費を倍増すべきかどうかの議論を全くやっていないので、情けない話である。
安倍政権の売国もひどかったが、岸田首相も、輪をかけて、売国奴と化している。アメリカからの圧力に対抗できないほど無力な政権ともいえる。一連の防衛費倍増はじめ岸田政権の危うさについて、佐藤氏は厳しい警告を発している。このままだと日本は軍事大国と化して、国益をそこね、とんでもない方向に進んでしまう恐れがある。この一月万冊を外交オンチの岸田首相に聞かせたいところである。早く交代してもらわないと怖くてオチオチ寝ていられない。
一月万冊による警告(1/1): https://youtu.be/7MJbxwqZjm8