

個人的には、②の東京五輪1年前イベントについて、テレビを見ていて強く違和感を感じていたので、今回の提言に同じ思いで、見ることができた。白血病を克服しつつある池江璃花子選手の姿を見ていて痛々しかった。来年のオリンピックとは直接関係ない彼女を引っ張りだして、まさに政治利用している感は否めず、彼女が可哀そうと感じたのは自分だけであったであろうか? 郷原氏は、この政治利用は、桜を見る会のデタラメと同じ構図であると解説しており、100%同感である。なぜ、安倍官邸の暴走を誰も止められないのか嫌になる。
来年のオリンピックは、個人的にはまず99%開催は無理と思うが、安倍政権と組織委員会は自分達の実績を作るためだけに、来年の開催にこだわっているとしか見えない。引き延ばしての中止となったら、関連企業にとっても大きな損失を招くものであり、安倍さんは早期に中止の決断をすべきであるが、無能なリーダーにその決断を求めるのは残念ながら無理かもしれない。コロナ問題で迷走し、自分の任期中のオリンピックにこだわるトップは早く退場してほしいものである。
郷原信郎の「日本の権力を斬る!」#26: https://youtu.be/g4f5n0BsyYg
今年の桜の開花は例年に比べて、10日以上早まっており、東京の開花は今のところ15日頃とすぐそこである。それまでに、新型コロナ問題が収まっているとは到底思えない。この非常事態の最中に、宴会のドンチャン騒ぎなどやめさせるべきである。
体育館自体はまだ閉鎖にはなっていないが、区やスポーツ協会主催のイベントはすべて中止になっている。体育館での卓球練習も今のところ予定通りとしているが、新潟で卓球スクールから感染が広がったというニュースもあり、しばらく中止すべきかどうか迷いどころである。いっそ、体育館の全面閉鎖とか北海道のように外出自粛要請とかのほうが諦めというか対処しやすいが。。。皆どうしているのであろうか?
3月に入っても拡大一方の状況からすると、世界中から何十万人、何百万人もの人が一堂に会するというオリンピックの開催は、ほぼ無理ではないかと思えてくる。強行して、問題が発生したら、責任問題は必至であり、安倍首相の首など吹っ飛ぶことになろう。天罰が下されなければいいが。。。
今年の目玉は、最先端技術とアイヌ伝統文化が体感できる雪像やポーランドのワジェンキ宮殿を実際の半分の大きさで再現した雪像や北海道のサラブレッドをテーマにした高さ12mの大雪像だそうである。
雪まつりの時期の札幌行の飛行機は大変混み合うし、ホテルの値段も跳ね上がり、とても個人旅行では行く気がしないのが本音である。今年は、新型コロナウィルスによる肺炎トラブルが真っ最中なので、客足が鈍る恐れもある。
個人的には、雪まつりを実際に見に行ったことがあるのは、千歳に住んでいた時の4回だけである。あれからもう45年も経っているので、大分雰囲気は変わっているとは思うが、やはり一度は、この目で見たいビッグイベントである。世相を反映したいろいろな雪像が見られ、見応えは十分であるが、諸制約を考えると一回行けばいいかも知れない。雪まつりのような雪や氷のイベントは、北海道各地で行われているので、いろいろな雪まつりを見るのもアイデアである。
写真は、札幌オリンピック時(1972年)の雪まつり会場と今年の話題の雪像


今年の出演者は、ポップス・歌謡界からは、五木ひろし、大黒摩季、クミコ、さだまさし、氷川きよし、森山良子、ゴダイゴ、シンガーソングライターの川島ケイジ等、クラシックからは、アコーディオニストのcoba、ピアニストの横山幸雄、チェリストの宮田大、メゾソプラノ歌手の桜井万祐子、オペラ歌手の小川里美とジョン・健・ヌッツォ、テノール歌手の樋口達哉、カウンターテナーの村松稔之、コーラスのLE VELVETSや合唱団。オーケストラはチャリティコンサート有志オーケストラで、指揮者は、大友直人・渡辺俊幸、司会は、露木茂・永井美奈子という面々である。
クラシックにあまり強くないので、クラシック界からの出演者はあまりよく知らないが、知る人からすればすごいメンバーといえる。ポップス・歌謡界のメンバーは、よく知った歌手ばかりなので、ワクワクする。まさに、ジャンルを越えたミュージシャンが一堂に会する機会なんてこの音楽会の他にはないと思われるので、楽しみである。ポップス・歌謡界の歌手が、クラシックの殿堂のサントリーホールで歌うというのも滅多にないことである。東日本大震災の後遺症はいまだに続いているが、自分にできることは、こんなことくらいしかないので、チャリティに参加することにした。
東京メガイルミとは、「品川のウォーターフロントを彩る光のオアシス」と銘打って、「馬」「人」「文化」の融合により発展してきた大井競馬場を舞台に、江戸からTOKYOの原風景と光の絶景の数々が体験できるという大規模なイルミネーションイベントで、今年が2回目だという。こんなイベントがあることを知らなかったが、1月17~19日の3日間だけ、区民デーとして、入場料が1000円の半額となる旨を区報で知り、出かけたものである。競馬場は、家から自転車で10分弱のところにあるが、競馬はやったことがないので、初めて入場した。
場内では、桜花に煌めく100mの光のトンネルや夜の遊園地のような華やかなフォトスポットが随所にあるが、目玉は、光の樹木と天空のオーロラショーと競馬場のトラック内で繰り広げられる噴水ショーである。オーロラショーは、フルカラーレーザーと美しいイルミネーションで幻想的な森を演出し、輝く光の森と光の天空の神秘が楽しめる。噴水ショーは、圧倒的な迫力で繰り広げられる水と光のエンターテインメントで虹色に輝く光の大噴水が躍動感溢れる音楽とともに華麗にそしてダイナミックに演出されている。
16時半から入場可能(21時半まで)であるが、場内の観客席の中にはフードコートやレストランもあるので、場内で夕食をとることもできるが、我々は、競馬場近くにある100円寿司チェーン店で夕食を済ませてから入場した。このイルミネーションイベントは、昨年の10月5日から今年の3月29日まで行われるとのことである。入場料の1000円(前売券は800円)はちょっと高い気もするが、物珍しいものがお好きな方は出かけてみては?
光の噴水ショー: https://youtu.be/BEalj0xu2Ps



NHK大河ドラマ「いだてん」がついに最終回を迎えた。12月15日の放送であったが、用事があって、1週間後にビデオ録画で見ることになった。最終回は、坂井義則さんの最終聖火ランナーがらみと開会式当日の模様が中心であった。実際の映像も随所に出てくるので、懐かしさがこみ上げてくる。開会式の入場行進、最終聖火ランナーの坂井さんによる聖火の点火、ブルーインパルスによる五輪のマークの描画の模様等感動フィードバックというところである。
「いだてん」の視聴率は、当初からいまいちで、大分叩かれていたが、後半になって、面白くなってきたような気がするので、視聴率も上がってきたのではないかと感じる。国立競技場も完成し、聖火を運ぶ飛行機や聖火ランナーとなる有名人も紹介され、オリンピックもだいぶ身近になってきた感があり、テレビでの露出も増えてきたような気がする。最終聖火ランナーは当日までの秘密であるが、個人的には、池江璃花子さんの体調が許すなら、やってほしい気がする。イチローさんという話もあるが、国民栄誉賞も断るくらいなので、話が来たら断ると思う。前回が広島原爆がらみの坂井義則さんになったので、今回は、東日本大震災がらみの人物の可能性もある。当日のお楽しみにしておこう。
1964年当時のオリンピックも映像を見ていると一気に当時にプレイバックし、感動がよみがえる。田畑政治さんはじめオリンピックの誘致に深く関わった人々の感動はひとしおであったと想像する。スケールははるかに小さいが、自分自身、国際大会を誘致し、オーガナイズした経験があり、ささやかな感動を覚えたことがある。今から、36年前の1983年のことであるが、世界の航空会社間の第4回友好卓球大会を東京に誘致し、世界の16か国17社から約250人の選手と役員が一堂に会したのである。中国からの初参加も誘致し、たとえ規模が小さくても、エントリー、スポンサー探し、プログラムの作成、開会式・閉会式の企画、ウェルカム・フェアウェルパーティの企画、実際の大会競技の運営、名札・プラカードの作成、参加賞・賞品・トロフィーの手配、会議の運営、宿泊ホテル・三食の手配、観光の手配等々一通りすべてのことを数十人のクラブ員だけで、仕事の合間に時間を作ってやっていたのである。若かったこともあるが、よくトラブルもなく成功裏にできたものと回想する。
また、同じ大会の19回大会を人数規模は、100人弱になったが、1998年に再度東京で実施した。今となっては、感動がよみがえる懐かしい思い出となっている。大会運営がいかに大変かを実感しているので、今回のオリンピック組織委員会の大変さも容易に理解できる。陸上競技と卓球の観戦チケットが当たっているので、今から楽しみである。
写真は、1983年の卓球大会の開会式の模様
大会のスライドショー: https://youtu.be/293dzn0DEUU
12月14日は赤穂浪士の討ち入りの日で、泉岳寺では、義士祭が行われた。泉岳寺は、まさに忠臣蔵の舞台で、浅野内匠頭と大石内蔵助他赤穂浪士四十七士のお墓があるので、この日は特に全国から多くの参拝者が訪れる。義士祭には、義士の衣装を身につけた赤穂浪士の面々が町を練り歩き、泉岳寺に到着する頃にお祭りのピークを迎え、身動きができないほどの参拝者でお寺は埋め尽くされる。
この泉岳寺と目と鼻の先に、今話題の新駅「高輪ゲートウェイ」がある。11月16日には、駅舎も完成して、山手線と京浜東北線の線路も駅構内に移動され、今は、無人の駅を通過する状態になっている。この場所は、駅名の由来ともなっている「高輪大木戸」という江戸の入口となるゲートというか簡易な関所があったところで、高輪大木戸跡の標柱も建っている。1710年に建てられたのが起源で、1724年にこの地に移されたが、このゲートは浮世絵にも描かれており、まさに由緒ある土地である。今は、石垣の一部が残されている。新駅の開業は3月14日と発表されたが、一番切符には未練がある。
写真は、高輪ゲートウェイ駅外観、高輪大木戸跡(石垣)
映像は、義士行列: https://youtu.be/KC-KcpuBwPI
高輪ゲートウェイ駅(山手線通過): https://youtu.be/iBxtTqcismE

早いもので、今年の紅白歌合戦の出場歌手が発表された。アレっと思ったら、毎年やっていた紅白の観覧応募をするのを忘れていた。調べたら、10月18日にとっくに締め切られていた。敗因は、従来は、NHKが各種応募について、会員にメールでの案内があったが、そのサービスが夏に打ち切られていたのを忘れていた。すでに抽選も行われていて、今年の応募総数は、1,230,944通で、当選者は、1,227名であったという。倍率は、1003倍で、1000人に一人という狭き門である。なんと123万通近くが落選の憂き目にあっているのである。
紅白観覧の応募は、ここ10数年、毎年約50通出していたが、1000人に一人では当たる可能性はほとんどない。コストとして5000円以上かかっていたので、今年は値上げもあり、出し忘れのおかげで6000円以上節約できたものとプラス思考している。過去に1999年と2011年に2回当選した経験があるので、ついつい期待して応募してしまうが、最近の紅白は、知っている歌手が少なくなっており、魅力が減っているので、宝くじの運試しの感覚で、少ない数にとどめるべきであろう。紅白も今年は70回目ということであるが、1999年は50回の節目、かつニューミレニアムという最高の舞台であったので、それを味わうことができただけでも十分すぎるともいえる。
応募は往復はがきで行う必要があり、計算してみると、123万通として、1枚126円なので、はがき代だけで1億5510万円という驚く金額である。紅白の応募だけで、日本郵便にそれだけ儲けさせていると思うと癪になる。NHKと日本郵便がグルになっているのではないかと勘繰りたくなるほどである。オリンピックの観戦応募でさえ、ネットでやっている時代なのだから、紅白の観覧応募もネットを活用してもらいたいものである。日本郵便には申し訳ないが、各種応募なんかにはがきを使う時代はとっくに終わってほしい。はがき利用の最たるものが年賀状であるが、これもどんどん縮小してほしいものである。
1999年の第50回紅白の思い出: http://romanflight.web.fc2.com/kohaku.html