花浄土鹿児島

鹿児島の花や風景、祭りなどを巡るブログです。
(季節の花、吹上浜、桜島、霧島など)

リモートコード made in japan 2018/03/05 (鹿児島)

2018-03-05 14:24:30 | 日記
3月5日(月)鹿児島は未明から雷雨となりました。
暖気が優勢になり間もなく春本番を迎えます。今日はカメラのシャッターリモートコードの話題です。

ニコンリモートコードMC-30A


使い始めて2年を過ぎ動作が不安定になり、時々次のような症状が出ます。

1 ボタンを押してもシャッターが切れない

2 一度に2回シャッターが切れる

3 シャッター半押しが作動せずオートフォーカスが作動しない

リモートコードでのシャッター回数が10万回を超えているので買換えることにしました。

不安定の原因は?

一般的に故障しやすいコード接合部は異状なし


フェライトコアでコード内配線の接触不具合発生か






フェライトコアの締め付けが強すぎてコード内配線に不具合があるようです。締め付けられた部分を軽く引き伸ばして使うと動作がある程度安定します。そもそも、製品自体に問題があるらしいと今朝になって気付きました。

アマゾンでの評価に心当たりが・・・

同じものを買い換えようとアマゾンで製品カスタマーレビューを念のためチェック。評価の低いものの中に純正品ではないとの書き込みがありました。

10ピンターミナルの取り付け指標が塗装されておらず、小さな矢印が凸モールドされている。純正品には付属しないフェライトコアが付いている。コードの長さが純正品は80センチだがアマゾンから届いたものは90センチであった。同じものが中国のサイトで正規品として販売されていたとのこと。ニコンに当該製品を送り純正品でないことを確認したと書かれていました。

改めて私のリモートコードの長さを測ると90センチ、フェライトコアも付いていましたのでレビューを書き込んだ人と同じ中国製品のようです。
made in japanと刻印されていますが実はそうではなかったのです。

安かろう悪かろう?

他のレビューではうまく作動しなかったとの書き込みもありました。私は2年間使いましたので支払った金額分は元が取れたと思い、特に不満はありません。だましだまし使えば当分は動きそうです。動作不良品をつかまされた人もあるようで気の毒です。

カメラ周辺機器では純正品よりもはるかに安い中国製品が大量に販売されています。趣味の範囲で使う分には作動不安定でも仕方ないですが、商業写真撮影では信用にかかわります。

今回は前回購入額(4,350円)よりも1,500円ほど高めですが、ニコンダイレクトショップから購入することにしました。安物買いの銭失いとはよく言ったものです。中国製品でも日本のカメラ周辺機器との互換性があると表示しています。このリモートコードは日本製を装った偽商品でした。

同じ機能ならば安い方を買いたくなります。仮に半値のものが半分ほどの使用期間で壊れるとすれば、それはある程度仕方ないことでしょう。修理するよりも買換える方が安上がりな時代です。

純粋な国産品 made in japan では輸出は元より国内でも価格競争力が弱いのでしょう。新幹線台車に重大な亀裂が発生した件では製造現場での手抜き作業が発覚しました。金と手間はかかっても安心安全なものを供給する仕組みは社会の基盤です。

世の中が変わってしまった(劣化しつつある)ことを実感させる出来事でした。今後の社会資本維持管理・更新には莫大な経費が予測されます。この際、手抜工事を蔓延させてはなりません。撤去・閉鎖される橋や道路、施設などが増えるのも仕方ないことでしょう。

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