アガパンサス(Agapanthus)のまだ青い実
2023.09.20撮影
今日は、いつもと趣向の異なる記事を。わたしの怪我に絡みますが、音楽の話しです。
掲載画像は、記事の内容に関係ありません。昨今わたしの庭に成っている実と、その前に咲いていた花、ビフォー・アフター(画像掲載順で言うと、アフター・ビフォーですけど)をお見せします。
8月20日に脚立から落っこちて足の裏に着地し、かかとを強打して痛くて歩けなかった最初の3〜4週間、わたしは、ご飯を上げ膳据え膳してもらうのはもちろんのこと、ソファの上でだらだらしたり、椅子に座って(さらに、足を別の椅子の上に置いて)コンピュータで遊んだり、それにも飽きると窓から外を恨めしげに眺めたり、痛いよ〜〜と半泣きしたり、しました。
移動は主に、絨毯(カーペット)の上ではハイハイ。硬い床の上では、キャスター(コロコロ)付き椅子に乗っかって、杖と手を動力にしました。す〜〜〜、と走るので、いい気分〜〜。これやってると、上半身の筋肉、発達するわ! と思いました。が、そちらが発達するよりも先に、脚の筋肉が弱ってくるのが感じられ、慌てて、筋肉を伸ばしたり緩めたりする運動を始めました。
アガパンサス(Agapanthus)の花(しぼみかけも見える)
2023.07.29撮影
療養中に「した」ことの中のハイライトは、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の、シェーンブルン宮殿で行われる恒例の野外サマーコンサートを、ビデオで見たことです。
わたしは学生のとき、ヨーロッパを少し旅行したことがあります。その旅行では、ぜひ、オーストリアの首都ウィーンとモーツアルトの生地ザルツブルクを訪れようと思っていました。(この話しは、機会があれば、またいつか。)
ウィーン・フィルの野外サマーコンサートが行われるシェーンブルン宮殿へも行きました。広大な敷地に立つバロック〜ロココ様式の宮殿です。
デルフィニアム(Delphinium)の茶色くなったタネのサヤ
2023.09.20撮影
ウィーンフィル2023年サマーコンサートをテレビから録画してあったのですが、このビデオを、絨毯を敷いた床の上に、さらに座布団を2枚敷いて座り、足を投げ出して硬めのクッションの上にひざの裏とふくらはぎを置いて支え、ぷらぷらと足首を動かしながら、ふくれっつらをして、ご機嫌ななめで見ました。
でも、最後から2曲目のモーリス・ラヴェル作曲「ボレロ」が始まると、元気がちょっと出てきたわあ〜〜。
わたしは、子どものとき、この曲を初めて聞いて、オーケストラのパーカッショニストになりたいと思ったぐらいなのよ。後には、ビートルズのリンゴ・スターのドラムスにしびれました。うん、サイコー。
それでは、そのウィーンフィルのビデオをYouTubeでどうぞ。
デルフィニアム(Delphinium)の満開の花(やや盛りを過ぎている)
2021.06.22撮影
今回のこのコンサートの指揮者は、ヤニック・ネゼ=セガン(Yannick Nézet-Séguin)という、フランス系カナダ人です。まだ50歳になりません。わたしは、この人の子どもの時からをたどったドキュメンタリーを見たことがありますが、すごい才能の人です。惚れました。
ユリのOTハイブリッド(Lilium OT-hybrid)の花の終わったあと
(タネができているかどうかわからない)
2023.09.20撮影
コンサートのプログラの全体をご覧ください。Musical program という見出しの下に書いてあります。
ユリのOTハイブリッド(Lilium OT-hybrid)の花とツボミ
2023.07.17撮影
プログラムの最後にあるのは、ヨハン・シュトラウス2世作曲のウィンナ・ワルツ「ウィーン気質(かたぎ)」。
次のYouTubeでお楽しみください。
わたしは、踊れなかったけれど、音楽に合わせて、ふんふんふん、とウィンナワルツ独特の3拍子に合わせて上半身を動かしました。そうしていると、そのうち足を使って踊れるまで回復するさ、と気分が晴れてきました。