カラスといちごとクロッカスと

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また、落っこちた

2023年09月01日 09時00分00秒 | わたし
2023.07.04撮影

コロナの「明けた」去年の10月から、日本とバンクーバーを行ったり来たりしていて、日本の実家では、せっせと、食料品の買い出し、炊事、掃除、片付け、庭仕事、をし(長女としての務めであ〜〜る)、バンクーバーでは、ぼ〜〜〜としています。最低限のことはしようとしているのですが、元気があまり出ません。

庭も、道から見える北側は、どうしても見苦しものは切り取りましたが、塀に囲まれた南側は、ジャングル状態。特に、キウイが、上に、下に、とツルを豪快に伸ばしています。

冒頭画像では、キウイのツルが、車庫の屋根よりも上まで出ているのが、白っぽい空を背景に見えます。空がこんな色なのは、この日は、内陸の山火事の煙がバンクーバーまで来ていたのかな? 山火事は数ヶ月続いています。


うちでは、キウイを、車庫の一方の面にそって棚を作り、そこからさらに、車庫の2面に反時計回りにツルを這わせています。画像に見えているのは、その棚のある北面です。

車庫の南面は、路地に面していて、少ないながらも人も車も通るし、また、ゴミやリサイクルの回収はこちらに大きなトラックが来ます。ですから、キウイのツルを自由にさせておくわけにはいきません。

キウイのツルの剪定は、ですから、南面を年に何度もします。ところが、南面をすると気分的に疲れて(ナマケ者の気性がよく現れている)、西面も北面もおろそかにしがち・・・

2022.10.19撮影

こんなキウイが、年によりますが、数百(200〜400)も取れるんですよ。剪定はしなくても実は美味しく実るんだとは思うんです。

でも、とにかく、庭中がキウイのツルだらけになる。ツルは何にでもからんでいき、からまれた植物が弱る。よって、キウイは、剪定するしかない。それに、キウイはいくら剪定しても元気なんです。それが、キウイが「雑草」呼ばわりされる所以です。

それで、気分的には渋々ながら、先々週もキウイを数日間続けて剪定しました。地面からは切りたいところが届かないので、次のような、愛用の脚立を使いました。

南面はできているので、西面を南からそろそろと北へ向けて。そして、西面から北面への角を曲がったところで、巨大なツル(複数)にスピードを阻まれました。そこで、作業のリズムがガクッと崩れた。


2022.10.19撮影

わたしは、子どものときから、あわて者、おっちょこちょい、注意散漫、で普通に歩いていても、ぼてっ、とこけるんですよ。学校でバスケットボールなぞもやりましたが、転んだ回数は何回? リレーのアンカーで、クラスの期待を一身に受けて、どてっ、とやったこともある。当然、うちのクラスの負けね。

まあ、そういう人間が、上の画像に見える脚立に登っていたわけです。本当は、2段目までしか登っちゃいけないんですよね、「安全のしおり」によると。そんなら、なぜ3段目を作ってあるのか??(開きを固定するためですよね〜〜)

もうひとつ言うが、わたしは、怖いものなし。よく言えば、楽観的、悪く言えば、判断力に欠ける。

あはは、やっぱりね、3段目に上がっていたんですよ。

2023.07.04撮影

その格闘していた巨大なツル(複数)ですが、ほぼ全部切り取り、あと数本、というところで、特に太いツルをつかみました。根本を切りたいのですが、そこが他のツルにかぶさって見えなかったので、ツルを少しずつ切りました。そして、最後に残った部分を引っ張りました。

なぜそういうやり方に出たか、というと、このように巨大なツル(=茎)は、大抵、自身の重みで、幹についた根本のところでほぼ折れているからです。それを当てにして、引っ張りました。

でも、落っこちてはいけないので、少しずつ引く力を増しながら、引いたり緩めたりしていました。そして、まだまだ何回も引っ張らなくてはならないであろうと思ったのに、急に軽くなった。

その時の引っ張る勢いが強すぎたんでしょう、ツルの幹にまだくっついていたらしいところが、引っ張った力で弾け、その反動が思わず大きく、わたしは、あっという間に、バランスを崩し、落下。

それが、10日ほど前の日曜日でした。

つづく


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