カラスといちごとクロッカスと

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怪我してわかったこと(+雑草)

2023年09月29日 08時00分00秒 | わたし

ジャコウアオイの近縁種Malva alcea
2023.08.11撮影

今日の画像は、記事の内容には関係がありません。わたしが怪我をする10日ほど前に撮った8月の庭の雑草をお送りします。2番目の「セイヨウフジバカマ」以外は、自然発生しました。

8月20日に怪我をして(また、落っこちた - カラスといちごとクロッカスと)から、今日で40日が過ぎました。長い長い時間をかけて、やっと、かかとにも少し体重を移動させながら歩くことができるようになりました。

「また、落っこちた」にコメントをつけてくださった方がいて、その方が、
> 1メートルは、一命取る
つまり、「いちメートルは、いちめーとる」という戒めを教えてくださいました。

本当にそうだと思います。わたしは、怪我で済みましたけど。

低いところだと、つい、気を緩めますね。それと、低いところから落ちると、落下距離が短く、体勢を立て直すだけの時間がない。

実際、わたしは、落っこちつつある時、うわ〜〜、これは体勢を変える時間ないわ〜〜〜 と思いながら、落ちていきました。脳内神経細胞はそういう情報を素早く処理して判断できるのに、体は重力に引っ張られるのみ。


セイヨウフジバカマと呼んでいい?(Eutrochium fistulosum
マルハナバチ(Bombus)でしょうか?
2023.08.11撮影

実は、もうひとつ、考えました。徒然草の「心して降りよ」(徒然草第109段)です。木を切っている人が軒ぐらいの高さに降りてきてから、「気をつけて降りなさいね」と言った木登りの名人のことです。

こんなことを落っこちながら考えるんですから、頭の中はすごい速さで動いている、ということですね。


ヒメフウロ(Geranium robertianum
2023.08.11撮影

怪我した翌朝、救急に行った(救急病院へ行く - カラスといちごとクロッカスと)んですが、検査をしてくれただけで、何も治療はしてくれませんでした。それで、自宅療養をしたのですが、40日経ってしみじみと感じるのは、人間の体って自然治癒するものだな、ということです。

でも、わたしは若くありませんから、回復するのに時間がかかっているのだと思います。そして、治癒力が衰えてしまった時が死のときか、とも思いました。

子どもを産む年齢にある女性は、エストロゲンが大量に分泌されていて、それが体の治癒力を高めているんですって。

医学部に行きながら、カミナリ親父のパパさん経営のカフェを手伝っているお兄さんから聞きました(このお兄さんが、弁護士志望の弟とも合わせ、どえらくハンサムで、、、いやいや、それはまたの機会に)。

それに、足の裏のクッションも薄くなっているから打撃のインパクトを吸収しきれなかった、のだそうです。

そうはっきり「歳よね」と言わなくてもいいか、とも思いましたが、事実ですし、お兄さんは親身で言ってくれているのですから、感謝しました。


タチカタバミ(Oxalis corniculata form. erecta)のようです
2023.08.11撮影

今後は、ハシゴも脚立も、ひとりで使うのはやめようと思います・・・と言っても、必ずだれかがいる、というのはなかなかできないことですよね、現実的には。でも、また落ちるわけにはいかないし・・・この怪我で1ヶ月以上、人生、したいだけの活動できなかった。反省してます。

つれあいには、いろいろ助けてもらい、感謝しています。(ここで、「迷惑をかけた」という発想をしないのが、わたしがもう半分日本人ではない証でしょうか。)

そして、10月に帰国の予定だったのを、キャンセルしました。お父さん、お母さん、帰省は12月になるけど、ごめんね。その代わり、いっしょにお正月をすごそうよ。

ヒメジョオン(Erigeron annuus
2023.08.11撮影

ははは、それにしても、毎日、雨だ。雨、雨、雨のバンクーバー。

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