Journey - Any Way You Want It
私がジャーニーの曲の中で一番好きな曲である。
底抜けに明るいところが、お気に入りだ。希望に溢れているような曲調で、この曲を聴きながら車を運転するとすごく気持ちいい。
ジャーニーの初期は、サンタナにいた若き天才ギタリスト、ニール・ショーンのスペーシイなロックバンドと言われながらも、何となく地味で、今ひとつあか抜けなかったのだが、スティーブ・ペリーが加入しただけで、白黒的なサウンドが色鮮やかなカラフルな印象になったのはすごく衝撃的だった。中でも、この曲のもたらしたインパクトは強烈だった。
イギリスのバンド、ベイビーズのジョナサン・ケインがキーボード兼作曲担当で加入して、さらにビッグになるのだが、その前の、この頃のポップになりたての初々しさがいい。まだ、計算づくって感じがしない。キーボードはまだ、グレッグ・ローリーである。
21世紀になり、新しいボーカルを何とyoutubeで見つけてしまうという驚きのニュースを提供してくれたジャーニーだが、この頃の輝きは永遠である。