Buffalo Springfield - Rock and Roll Woman
バッファロー・スプリングフィールドは、あのスティーブン・スティルスとニール・ヤングがいたバンドで、1966年から1968年までの短期間
活躍したバンドだ。
その後、登場する、CSN、CSN&Y(スティルス、ヤング参加)と同様、フォークロックとでも言うような、フォーク・サウンドにロックの革新的な
技術が導入されている感じで、当時は先進的なバンドであったのだろうと思われる。サイケも意識していたのか?
今、聴いても、ゾクゾクするのは、コーラス。CSN、CSN&Yにも通じる普通のポップスでは使われないような独特のクールなコーラスサウンド。
いわば人工的と言ってもいいような不思議な肉声の重なりが癖になる。
例え話としていいのかわからないが、イエスの「危機」のコーラスに通じる不思議な感覚を与えてくれる。
何となく、プログレっぽい感じもする。
ヒットチャートを駆け上るようなポップスではなく、硬派のロックバンドだった。