MSG-Into The Arena
マイケル・シェンカーの名演をもう一曲。
ゾクゾクするようなギターリフを繰り返し、ひたすら頂点に向かっていく時間のあと、
閉ざされた空間から明るい空間に飛び出したような爽快感がやってくる。
この音色はまさにマイケルならでは。
ミスターフライングVとはやっぱり彼だ。
MSG-Into The Arena
マイケル・シェンカーの名演をもう一曲。
ゾクゾクするようなギターリフを繰り返し、ひたすら頂点に向かっていく時間のあと、
閉ざされた空間から明るい空間に飛び出したような爽快感がやってくる。
この音色はまさにマイケルならでは。
ミスターフライングVとはやっぱり彼だ。
UFO - Phenomenon - 05 - Rock Bottom (1974)
先日、28才の若者のTwitterを見てたら、
UFOのロック・ボトムのギターソロの展開が好きだ!と書いてあった。
おおっ!、今時の若者が44年前のこの名曲を聴いてくれるのか!!
とちょっと感動した。
そこで、若者にも有名なこの曲をとりあげたくなった。
この曲は「神」とも呼ばれる天才ギタリスト、マイケル・シェンカーが何と18才の時に弾いている!!
(ドイツ人で英語が喋れないので苦労したそうだ。UFOはイギリスのバンドだ。)
驚くべきことだ。非凡としかいいようがない。確かに天才だ。
曲が始まって2分40秒目くらいから始まるドラマティックなギターソロ(何と2分以上の長いソロ!)
は、彼の生涯最高のギターソロである。
(UFOや、マイケル・シェンカー、ハードロックに興味ないと言う人は、2分40秒目から聴いてください。)
というか、ハードロック史上、こんなかっこいいギターソロはない。まさに頂点を極めている。
展開がドラマティックで、見事な起承転結となっている。静かにはじまって、少しずつ盛り上がり、
頂上に上り詰めていくこの構成の見事さには恐れ入る。
18才にして、最高の瞬間を作ってしまった彼は早熟というべきか、運命というべきか。
たぶん、打算ではなく、感性だけで、このソロを弾いているのだろう。恐ろしいほどの才能だ。
テクニックどうこうではない。メロディのセンスが尋常でなく研ぎ澄まされている。
この曲は多くのハードロックファンのハートをわしづかみし、現在に至る。
現在63才の彼は、今でも、ライブにおいて、この曲で会場を一つにしてしまうのだ。
私も、時々はこのソロを聴かずにいられない。
至福の時間(とき)をくれる名演だ。