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ミュウのCLASSIC ROCK LOVE

70年代、80年代のロックとその周辺の音楽について気の向くままつぶやきます♪最近のロックも取り上げます。

やっぱり神だ!!マイケル・シェンカー特集①Scorpions - In Search Of The Peace Of Mind

2020-12-13 17:19:47 | ギタリスト

Scorpions - In Search Of The Peace Of Mind

Scorpions 1972 w/ Michael Schenker

エリック・カズの特集を続けていますが、並行して、こっちもやります。

勝手でごめんなさい。

マイケル・シェンカーの特集です!

フライングVで有名なスーパー・ギタリスト、マイケル・シェンカーは1971年に兄のルドルフ・シェンカーのバンドであるスコーピオンズに参加してシーンの表舞台に登場してから、来年で何と50周年です。これは特集しないわけにいかないのです!

年齢はもうすぐ66才(1月10日が誕生日)ですが、まだまだ元気。1月にはニューアルバムが出るんです。惜しくも亡くなったエドワード・ヴァン・ヘイレンとは同い年。マイケルと誕生日は16日しか違わなかったんですね。ぜひ、エディの分まで頑張ってほしいものです。

彼は16才でスコーピオンズに参加してたということで、70年代から活躍していながら、まだ65才です。一時はアルコールやドラッグでおかしくなった時期もありますが、今は心身が安定、活躍しています。新作を毎年のように出してるし、ライブも多数やっています。今はコロナでできないでしょうけど・・・そのうち再開するでしょう。

マイケル・シェンカーはドイツ人。本名はミヒャエル・シェンカー。彼は日本のハード・ロック・ファンにとって、唯一無二のギタリストで、中毒的に好きな人が相当数いると思います。たぶん、一般の洋楽ファンにとっては、エディ・ヴァン・ヘイレンのほうが有名だし、重要なんでしょうが、ハード・ロックを愛する日本人にとっては、エディより、心が震える存在で、そのフレーズに感動してしまう人がいっぱいいるのです。

マイケル・シェンカーのギターの魅力とは?

それは、歌心のあるフレーズです!心の琴線に触れるメロディをギターで奏でるのです。

前述のエディを含め、テクニック的にはマイケルよりうまいギタリストは山のようにいますけど、マイケルのギターのフレーズにはすごく印象的で、感動できる旋律がちりばめられているのです。泣きのギターもあるし、扇情的なプレイがものすごくあるのです。我々日本人の心にグッとくるギターの音の流れは、彼独自のもので、誰にも真似ができません。まさに、スーパー・ギタリスト!そして、ギターのカッティングやリフにも彼特有のかっこいい切れのあるプレイがあり、夢中になってしまう人が続出!

彼の全盛期は1974年ごろから1980年代前半でしょうか?そのころを中心に名曲をたどっていきたいと思いますが、

まずは、スコーピオンズでデビューした時の曲をご紹介します。1971年~1972年ごろです。若さ溢れる才能開花前夜と言ったところでしょうか?

上の曲は1月に出る新作ではリメイクしているらしいんです。だから、オリジナルの音源をアップしました。

下の曲はPVですね。どうも、マイケルはレスポールを弾いて、お兄さんのルドルフがフライングV のようです。

次回は才能が開花したUFO時代を大特集します。日本のハード・ロック・ファンを虜にした名曲をお楽しみに。

 

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快感のギター・サウンド!痛快!爽快! John Petrucci - Terminal Velocity (Official Video)

2020-09-05 05:33:00 | ギタリスト

John Petrucci - Terminal Velocity (Official Video)

泣く子も黙るスーパーギタリスト、ドリーム・シアターのジョン・ペトルーシのソロ作品が出た。

このインスト、実にかっこいい!

かっこいいギターの音のすべてが詰まっていると言っても過言ではないと思う。

流れるように出るフレーズ、胸をすくような音色、うねるような、脈打つような、ダイナミックなサウンド。

これが名人のつくる最高の音楽だ。

子供の気分になれる。ワクワクする気持ちになる。ロックを聴き始めた当時のドキドキ感が蘇ってくる!

ロック・ギターというのはこうじゃなくっちゃ。

映像でスーパーテクニックを拝めるのもいい。まあ、よく、こんなに淀みなく弾けるものだ。

メロディの速弾きだけでなく、昔ながらのロック・フィーリングのあるブルース由来のフレーズも爆発しており、彼の音楽的土壌が多岐にわたっていることがわかる。

まあ、ゲーム音楽、アニメのBGMにも使えそうだけど(笑)。

そう言う意味では、日本人向き。

この人、エレクトリック・ギターのツボというのをよくわかってらっしゃる。

この作品には、元ドリーム・シアターで今でもジョンと交友のあるマイク・ポートノイ(ドラムス)も参加しており、それも話題だ。

全盛期のドリーム・シアターを支えた二人の共演はファンとしては感慨がある。

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いぶし銀の職人ギタリスト!彼の評価は高い! Clem Clempson / Can't We Try Again

2020-08-26 21:14:52 | ギタリスト

Clem Clempson Can't We Try Again

クレム・クレムソンをご存知だろうか?

かつてはデイブ・クレムソンとかデヴィッド・クレムソンと呼んでいたような気がするが、現在はクレム・クレムソンが正式名のようだ。オジー・オズボーンのような感じか?

ブルースから、ロックンロール、ジャズ、フュージョンまで何でもござれのスーパーギタリストである。

コロシアム、ハンブル・パイでの活躍が有名であるが、私にとっては、やはりコージー・パウエルの初ソロ・アルバムの中の曲「ローナー」での名演が印象深い。

キーボーディストのマックス・ミドルトンがジェフ・ベックに演奏してもらおうと作った曲であるが、ジェフ・ベックに採用してもらえず、クレムソンが弾くことになったといういきさつがある。でも、これが素晴らしかった。実に味わい深い演奏となった。ジェフ・ベックに捧ぐなんてクレジットされていたので、より印象的な曲となる。

ちなみに、この曲をゲイリー・ムーアが気に入って、自分のアルバムで感情込めて弾きまくっている。こっちも素晴らしい。

そのクレム・クレムソンが64才を過ぎて初めて作ったアルバムは2013年にリリースされた。その中の1曲がこの曲。

独特のギターの音色に酔ってしまう。

名曲、「ローナー」も一緒に聴いてください。

The Loner - COZY POWELL

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トレヴァー・ラビンはやはりすごい! Me And My Boy

2020-07-11 14:01:32 | ギタリスト

Me And My Boy

The Branch Office

Trevor Rabin - Anerley Road

トレヴァー・ラビンはすごいミュージシャンである。

でも、ロンリー・ハートしか聴いていない人はイマイチ、ピンと来ないかもしれない。

イエスのポップな曲を作る人でしょ?みたいな感覚であろう。

そこで、この2012年にリリースされたソロ作品を聴いてみよう。2012年に23年ぶりに発売されたソロ・アルバム『Jacaranda』がすごいのだ。

まさに変幻自在のギターで、これが、70年代~80年代に発売されていたら、スーパーギタリスト好きの日本人は、みんな飛びついたんじゃないかな?クラシックっぽくも、ジャズっぽくも、プログレっぽくもあるが、メロディは親しみやすい。

クラシック的なプレイを得意とするイングヴェイより、はるかに楽しめる。まさに才能の塊のようなギタリストだ。

すごいテクニックだと、あのスティーブ・ヴァイとかを思い出すし、人間シーケンサーと化した「ディシプリン」時代のロバート・フィリップを思い出すが、こっちの方がすごい。超人的プレイだ。正確無比なピッキングはまるで精密機械だ。ため息が出る。

ちょっとアル・ディメオラあたりも思い出す。

前回、彼は単独だとおもしろくない、イエスと一緒になって輝くということをコメントしましたが、この作品は輝いています。スーパーギタリスト的な企画で作られており、その狙いが当たった感じです。妙にポップなヴォーカル・アルバムを作るより、こういうインストの方がいいですね。驚きがあります。

このアルバム、そんなに売れなかったかもしれませんけど・・・もうちょっと有名になってもいい作品だと思います。

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「情念」!ギターが歌っている! Dave Mason / All Along The Watchtower (Certified Live)

2020-05-12 21:48:56 | ギタリスト

Dave Mason / All Along The Watchtower (Certified Live)

1976年に発表されたライブ・アルバム 「情念」の収録曲です。

1970年代は、日本語タイトルのアルバムって多かったんですけど、「情念」とは、なかなか印象的なタイトルでした。

そして、この曲。

ご存知、ボブ・ディラン作で、ジミ・ヘンドリックスのアレンジが評判になった名曲です。

私のブログでも何回か取り上げています。デイブ・メイスンの最近のライブの動画も取り上げたことがあります。

歌詞の内容については、以前取り上げたので今回は省略しますね。

この曲はいろいろな人がやっていて、一通り聴きましたが、やっぱりデイブ・メイスンのギターが一番しっくりするような気がします。

ギターが歌っている!そんな気分になるんです。

それにしても、単調な曲なんですが、何か盛り上がるんですよねー。

ローリング・ストーンズの「悪魔を憐れむ歌」に共通する盛り上がり方かなー。

うん、名曲です。

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