奈良の名所・古跡

行ってみたい所があるといいのですが・・・古墳とか建物とか巨樹とかいろいろ・・・

きこく地蔵尊

2011年10月11日 | 石造物
 行基菩薩が道しるべとして祀ったお地蔵様です 撮影日;2011.10.02

 奈良時代に、矢田寺参りの分岐点の道しるべとして創設されたそうです
 周囲に、外部からの災いを防ぐために枳殻(からたち)が植えられたことから、枳殻(きこく)地蔵と呼ばれ親しまれるようになりました
 戦時中には「きこく」と「帰国」をかけてお参りに来る人がいたということです

 昭和9年、佐保川の大改修工事が行われた際、竹薮から多数のお地蔵さんが出土しました
 そのお地蔵さんをまとめて祀り、地蔵堂が建立されたそうです
 最近の河川敷改良により新しくなっています

きこく地蔵 きこく地蔵由来記
 大和川の流れを羅城門付近で佐保川につないで、人や物資を利用してた時の船着場があったところです
 近くには中街道も通っていて交通の要所だったといわれています

★所在地;大和郡山市高田町
★交通;JR郡山駅下車 徒歩*分
★駐車場;なし
★入場料;参拝自由
★問合せ;

 羅城門橋から南2本目の郡界橋の西のたもとに有ります



最新の画像もっと見る