丘陵上に150基以上確認できます 撮影日;2013.10.12
復元古墳が3基(第221・224・225号墳)有ります
第221号墳「14C-330」は径13m、高さ3.5mほどの円墳です
埋葬施設は横穴式石室で、馬具の一部が出土
築造年代は5世紀後半頃と推定されています
横穴式石室の構造が分かるように、墳丘の一部を切り取って復元されています
第224号墳は径18m、高さ6.5mの円墳です
埋葬設備として木棺を直接土の中に埋めてありました
長さ約60cmの鉄刀が出土
築造年代は5世紀中頃と推定されています
墳頂に埋葬位置をレンガで示して有ります
第225号墳「13C-339」は径12m、高さ3.8mの円墳です
埋葬設備として木棺を直接土の中に埋めてあり、剣が出土
築造年代は第224号墳より少し後と推定されています
この古墳も墳頂に埋葬位置をレンガで示して有ります
北群ほど整備されていませんが、遊歩道が巡り、広場も有ります
最も古いとされる500号墳「茶臼山古墳」はさらに1kmほど南の丘陵上に有りました
全長約62mの前方後円墳です
埋葬施設は後円部に粘土槨2基、くびれ部に粘土槨1基と埴輪円筒棺1基、前方部に粘土槨1基ありました
後円部の粘土槨のうち、副葬品埋納用と考えられる副槨は未盗掘で、三角縁神獣鏡や「八ツ手葉形銅製品」と呼ばれる懸垂鏡を含む6面の鏡をはじめ、筒形銅器、銅釧、石製腕飾類、方形板革綴短甲、武器、玉類、農工具など、豊富な副葬品が出土しています
★所在地;橿原市川西町
★交通;近鉄橿原神宮前駅より バスで川西下車 徒歩1分
★駐車場;千塚資料館に無料Pあり
★入場料;見学自由
★問合せ;0744-29-5902(橿原市教育委員会 文化財課)
新沢千塚古墳群北群の主な古墳
新沢千塚第115号墳・新沢千塚第126号墳・新沢千塚第139号墳・新沢千塚第173号墳・新沢千塚第81号墳